最近特に増加し、深刻な被害をもたらしている「オレオレ詐欺」の、現状と対策をお話します。
「オレオレ詐欺」とは、電話で「オレだけど大変なことになった。どうしてもお金がいるんだ」などといって、息子や孫などになりすました犯人が、うそ八百を並び立て、銀行などからお金を振り込ませる手口の詐欺犯罪を言います。
このような「オレオレ詐欺」は、昨年当署管内で5件発生し、被害総額は約1800万円でした。今年は5月末現在すでに12件、約5300万円にも上っています。また市内だけでなく、市の周辺でも増加しており、非常に憂慮される状態です。
複雑巧妙な手口
「オレオレ詐欺」の手口は最近、とても複雑で巧妙になっています。いきなりお金を要求するのではなく、最初に「お母さん、オレだけど、携帯電話の番号が090***に変わったよ」と告げておき、「じつは大変なことになったんだ…」などと話し、お金が必要なので振り込んでほしいと要求する手口が多くみられます。
劇場型といって、被害者や弁護士、警察官などを装った複数の人物が電話口に現れるという手の込んだものもあります。このように、犯人らはあの手この手を使って、皆さんからお金をだまし取ろうとします。
そこで、被害に遭わないために、必ず次のことを実行してください。
@電話や手紙などで現金の振込みの依頼があった場合は、一呼吸置いて、冷静に確認してください。振込みをすぐに決めないことです。
A電話でお金を要求された場合は、相手が誰であっても、一度は詐欺ではないかと疑ってみてください。それぐらいがちょうど良いのです。
B相手から「急いでいる。内緒にしてほしい」などと言われたら、たとえ時間がかかっても、必ず親族や警察に相談してください。
家族で話し合い
この3点を守ってもらえば、被害はほとんど防げます。被害に遭ってしまったら、後で犯人が捕まってもお金はほとんど返りません。不審な電話がかかってきた時にどうするかを、事前に家族で話し合っておくことも、大きな予防策になります。
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