| 交通事故のない街に |
| 新年の準備などで慌ただしくなる「師走」ですが、新しい門出を健やかに迎えるために、警察も「年末の特別警戒」や「交通安全県民運動」を展開しています。地域の皆さんと一緒に事件事故をなくし、安全で安心して暮らせるまちづくりを目指しています。中でも皆さんの日常生活に密接にかかわる「交通事故」を、一件でも減らそうと日夜努力しています。 交通事故の発生状況 管内の今年10月末現在の人身事故は1197件発生し、十一人が亡くなり、千五百十七人が負傷しました。前年と比べて件数は減少しているとはいえ、まだまだ多くの交通事故被害者がいます。 十一人の死者のうち五人が65歳以上の高齢者で占められています。高齢者が運転したり、歩行中に事故に遭うケースが多いのです。 なぜ高齢者が多いか? 「高齢化社会」が進み、車を利用する側も自転車や歩行者側も「高齢者」の割合が高まります。高齢者の活動の機会が増え、加齢による身体機能の低下があり、加えて「車社会」の定着という要因もあります。これらが重なり合って、高齢者事故の増加となっています。 高齢者事故への対処 ▽「自覚しよう」 高齢者自身が「自らの身体能力の低下を認識すること」です。年をとってさまざまな身体機能が低下することは自然なことで、機敏な行動が取れなくなります。 視力…遠近の距離感覚や明暗順応など、見えにくくなっていませんか。 聴力…人の声や物音が聞こえにくくなっていませんか。 平衡感覚…よろめいたり、つまづくことが多くなっていませんか。 記憶力…物忘れが多くなっていませんか。 これらが重なり、衰えが進むことを、十分自覚して下さい。 ▽「確認しよう」 これまでにも増して、確認をしっかりしましょう。運転している時や道路を利用している時だけでなく、外出時の戸締りや火元にも十二分に確認して下さい。 ▽周囲も気を配って 高齢者だけが注意していても事故は防げません。周囲の人の理解と協力が欠かせません。 運転中に高齢者を見かけたら、不測の事態にも対処できるように、速度を落としたり、止まってあげたりして下さい。歩行中の高齢者には「こっちの方が安全ですよ、よく確認しましょうね」などと、いたわりの心と愛情を持って注意してあげて下さい。 交通事故の犠牲者を一人でも少なくしたい、事件事故のない安全で安心な四日市にしたいと思います。健やかな新年を迎えられるよう、心から祈ります。 |