| 『あかちゃんのゆりかご』 | ||
『あかちゃんのゆりかご』は、あかちゃんが生まれてくるのを、家族みんなで、楽しみに待つ、という絵本である。 お父さんは生まれてくるあかちゃんの木のゆりかごを作る。そのゆりかごにペンキをぬって素敵な動物たちを描いたのはおじいちゃん。そのベッドカバーを小さな布をぬい合わせて作ったのはおばあちゃん。おにいちゃんは、ベッドの上につるすモビールを作る。 最後にはお母さん。「なんてすばらしいゆりかごなんでしょう。でも、まだなにかがたりないわね。」お母さんはゆりかごをそっと窓のそばへもっていく。さあOO何が足りなかったのかは、読んでからのお楽しみ。 誇らしげなお腹の大きなお母さんの笑顔。ページごとの絵の細部は、眺めるたびに発見がある。見返しのパッチワークの小さな布の一枚一枚がみんな、誰かさんの着ている洋服の柄になっているのだ。 |