| 『リサこねこをかう』 | ||
子どもたちは、完全にリサとガスパールをともだちと思って、次々に新しいおはなしが出るのを楽しみにしている。 いつもいたずら、失敗をくり返すリサやガスパールに対して、パパやママはなんともやさしい対応をする。そこが読んでいる大人たちにショックをあたえる。「なーるほど、もっと子どもたちをよーく見てなくちゃ、彼等の声に耳をかたむけなくちゃ」と、絵本から教わることが多いからだ。 昨年、作者の2人(夫妻である)が来日したとき、幸運にもインタビューさせていただくチャンスがあった。そのとき、そばに2人の子どもがいて、まるでリサとガスパールのようにチャーミングだった。なあるほど、まさにこの絵本は、彼等の日々の生活の記録なのだ、と思った。 |