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| 【2面】 |
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| 柔軟な視点と創造力磨く 描く楽しさを幼時から |
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「にじみ絵」教える位田さん
四日市笹川の位田曜子さん(44)は、湿らせた画用紙に水彩絵の具で描く「にじみ絵」を子どもたちに教えている。幼い時から絵を描く楽しみを知らせる、独自の方法も編み出した。
位田さんは美大デザイン科を卒業し、ギャラリーに勤めていたころから美術教育に興味を持っていた。結婚して出産後に読んだ本で「シュタイナー教育」と「にじみ絵」を知り、当時2歳の長男と一緒に、名古屋市で開かれていた講座に通い勉強。さらに栃木県の専門家のもとへ通うなどして知識を深めた。
「にじみ絵」は湿らせた画用紙に赤、青、黄の3原色の絵の具を使い、絵筆で描く。線や形が崩れ、色が混じり合って、にじんだ柔らかい色合いの絵ができる。この手法で「子どもたちの物の見方が柔軟になり、創造力も磨かれる」という。
位田さんは「シュタイナー教育」の「にじみ絵」を基本に、絵を描く前に短い話を読み聞かせるなど独自の方法で指導している。4年前から教室に通う、四日市市小古曽の嶋田まどかさん(小3)は「お話を聞いてから絵を描くのがおもしろい。色が広がっていく感じです」と楽しそう。
「技術的なことは後で追いつきます。子どもたちに絵を描くことが楽しいと感じてほしいですね」
来月上旬、市文化会館で開かれる「三重県北勢部市民文化作品展『魂』」に、位田さんと子どもたちの「にじみ絵」を出品する。
問い合わせ位田さんTEL059・321・4795 |
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作品展「魂」 7月5・6日開催
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北勢地域で活動する手作り作家らの作品を一堂に展示する「第2回三重県北勢部市民文化作品展『魂』」が7月5日(土)と6日(日)、四日市市文化会館で開かれる。
地域の文化活動活性化を狙いに昨年末から始めた展覧会で、今回は四日市、桑名、鈴鹿、津各市の22の団体と個人が出品する。
約3ミリの丸めた紙を組み合わせて形を作るペーパークイリング、布やワイヤなどで花を作るアートフラワー、籐工芸、「にじみ絵」などの手づくり作品のほか川柳、書など約300点が展示される。
出展者が指導する体験教室も開かれる。
5日は正午から午後8時、6日は午前9時から午後3時まで。入場無料。体験教室の事前申し込みはホームページhttp://tamasii.jpで。問い合わせは下小薗さんTEL090・2133・0535まで。 |
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| 全盲の陶芸家 創作に意欲 伊藤悦子さん |
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病気のため20年前から全盲になった四日市市の伊藤悦子さん(57)は、障がいと自身の心の葛藤を乗り越えて、プロの陶芸家として活躍している。秋に開く個展に向けて作品作りに励んでいる。
失明した後、新たな自分の可能性を見つけようと、南山大学の社会人講座で心理学を学び、後に陶芸の世界へのきっかけとなった箱庭制作を体験した。1993年に受けたセミナー「土による造形ワークショップ」で陶芸に魅了され、プロを志した。98年のアートパラリンピックで銅賞、一昨年と去年は県展入選、「音の出る彫刻展」では審査員特別賞を受けた。
伊藤さんの作品の特徴は音が出ることと、つい触れてみたくなるような滑らかな形状。
伊藤さんは「さらに洗練された形を作れるように一歩ずつ成長したい」と、今の陶芸への思いを語っている。
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