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よっかいちタウン情報−YOUよっかいち−
 
 
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Home > バックナンバー > 2008.6.28 1面
 
 
【1面】
 
人にやさしい街づくり 勉強会開き啓発活動
 
▲伊藤順子代表(右)らと打ち合わせをする服部佳克事務局長(左)=四日市市別名で
UDほっとねっと四日市
  四日市市をユニバーサルデザイン(UD)の街にしようと、ボランティア団体「UDほっとねっと四日市」が、啓発活動や勉強会の開催、UDマップ作成などに熱心に取り組んでいる。
  UDは、年齢や性別、国籍、障がいの有無などにかかわりなく、誰もが使いやすいものや環境をデザインすること。高齢者や障がい者の生活に支障となるものを除くというバリアフリーはその一手法。
  「UDほっとねっと四日市」は、伊藤順子代表(47)ら県の講座を受けてUDアドバイザーに認定された人たちが2003年に結成した。40歳代から60歳代までの男女28人が、ショッピングセンターで「車椅子駐車場の正しい利用」「盲導犬への理解」などの啓発活動を繰り返している。
  昨年、近鉄四日市駅周辺の車椅子専用駐車場やトイレの情報などを集めた小冊子「UDマップ」を作った。障がい者や妊婦、乳幼児連れなど、全ての弱者に気配りされている。伊藤さんは「不便を感じている人が身近にいないか、気づいてほしいですね」という。
  「UDほっとねっと四日市」は先月から「高齢者、障がい者の暮らしと住まいの相談会」を始めた。ケアマネージャーら医療関係者、建築士、福祉関係者らの専門家が無料で住宅改修の相談に応じる。次回は7月27日(日)午前10時から、市総合会館で。問い合わせ伊藤さんTEL059・332・3529
【ゆあすまいる】韓国語で触れ合いを 裴 京香さん (28)
 
  四日市市中部で韓国語教室を開いている裴京香(ペ キャンヒャン)さん(28)は、「地域から少しずつ日韓の文化交流を進めたい」と、意欲のある人の受講を期待している。
  裴さんは韓国・大邱市で、在日の父と韓国人の母の間に生まれた。5歳で来日し、2年後四日市市に移り住んだ。幼いころは自分のルーツにさほど関心はなかったが、大学入学と同時に韓国の人気タレントに夢中になったことで、母国への関心が高まった。
  約1年半の語学留学。「日本の良さが分かると同時に、韓国へのいとおしさも生まれた」。その後、市内外の韓国語教室で講師を勤めるかたわら、語学力を生かしてセントレア空港で、航空会社のグランドスタッフの仕事にも就いた。
先月下旬には「言葉の学習を通じて友達の輪を作りたい」と、韓国語で「一つの輪」を意味する「ハヌリ」という名前の教室を開いた。すでに20歳代から70歳代まで幅広い生徒が授業を受けている。会話を重視し、美容整形の話やテレビCM、歌謡曲といった親しみやすい教材を使った指導が好評だ。
  「一緒に韓国語で楽しみ、笑い、触れ合いましょう」
社会貢献を心の明かりに 服部佳克・事務局長
 
  四日市市松寺の服部佳克さん(45)は、難病の脊椎小脳変性症と闘いながら「UDほっとねっと四日市」の事務局長を務めている。
  自動車関係の会社員だった服部さんが、体に異変を感じたのは36歳の時。「真っすぐに歩けなくなった」のが始まりで、反射神経が鈍くなり、除々に言葉に詰まるようになった。間もなく退職し、検査の結果、難病が判明した。
  3年前、UDマップを作ろうとしていた「UDほっとねっと四日市」と出会い、飲食店などを訪ね歩く調査に参加した。「自分が出来るうちに、社会のために役立ちたい」と思い、会報作りを引き受け、その後事務局長に就いた。
  「子どもたちが、UDを考えるきっかけになってくれたら」と、小・中学校などでUD講座の講師を務める。「障がいを持つ人は家に閉じこもりがち。一人で街に出て、安心して行動できるような街にしたい」という、体験者である服部さんの言葉には説得力がある。
  「いつまで出来るか分からないが、少しでも社会に貢献したい。それが今の自分の、心の明かりになっています」
 
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