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Home > バックナンバー > 2008.6.14 11面

 
 
【11面】
 
YOUグループ・RAKU共同企画
2008年ピンクリボンサポート
 
▲乳房の再建に使うシリコンを手にする山川医師=市立四日市病院で

胸を張って温泉へ
乳房再建で希望与える 市立四日市病院 山川知巳 医師
  市立四日市病院形成外科の山川知巳医師(35)は、乳がんの手術で失った乳房を再建することに力を注ぎ、女性や母性の喪失感に悩む患者に希望の光を与えている。
  乳房を再建する方法は二つある。一つは、自分のお腹や背中などの筋肉と脂肪を移動させて使う方法。柔らかい胸ができるが、手術時間、入院期間が長く、日常生活復帰までに時間がかかる。
  もう一つは、人工物のシリコンを使う方法。手術時間が短く体に負担が少なく、傷跡も少ないが、健康保険が利かず、約80万円もかかるのが難点。
  山川医師は、愛知、三重県内の病院に形成外科医として勤務中、東海地方には人工物を使った乳房の再建をしている病院がなく、「乳がんを患い、ただでさえ負担の大きい患者が、東京まで手術を受けに通っているのを見て、いたたまれなくなった」という。
  患者の負担軽減を考え、技術習得のために再建手術の専門医のいる東京の病院に1年間勉強に行った。戻ってからは、現在勤務の病院の理解を得て、一人ひとりに合った方法で乳房再建の手術をしている。東海各地から、月に7、8人の患者が訪れ、うち2、3人が手術を受ける。これまでに約40人の胸を再建した。「温泉やスポーツジムに行けるようになった」と、喜びの声が届いている。
  「全く元通りになるわけではないけれど、満足し明るくなった患者さんを見るのが何より嬉しい」と、山川医師。「乳がんは早期発見すれば治る病気なので、怖がらずに検診を受けてほしいですね」と呼びかけている。


  ネットワーク登録者人数

現在
3万7672人(2008年5月31日現在)
ネットワークに登録できる医療機関は下記ホームページ参照。問い合わせは、
三重乳がん検診ネットワーク
http://mie-mmgnet.jp/ TEL059・231・5029
E-mail:mmg@clin.medic.mie-u.ac.jp
※三重乳がん検診ネットワークは専門医と放射線技師によるマンモグラフィ検診をしている病院の集合体。検診後に登録すると、個人の検診ファイルが作成され、今後の検診に役立てられる。

 
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