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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。
Home > バックナンバー > 2008.1.12 4面
 
 
【4面】
 
味と安さを徹底追求 こだわりスイーツ全国へ 竹屋(桜町)
 

四日市市桜町でプリンやシュークリームなどの洋菓子を製造する竹屋(竹尾典晃社長)は、創業57年の信用と「良いものをより安く」という経営姿勢が広く支持されている。経営部門のもう一つの柱であるフランチャイズ(加盟店運営)事業が好調で、両部門を合わせた2006年度の年商は52億円に達した。

高い生産力

  同社は本社工場が唯一の生産拠点で、年間シュークリーム約1億7千万個、プリン・ゼリー約6千万個を製造している。一か所で生産する洋菓子工場では「日本一」の規模。販路は県内のショッピングセンターのほか、北海道から沖縄まで全国各地に及ぶ。
  デザート部門の主力商品のシュークリームは生産当日の出荷を徹底し、原材料の鶏卵は前日産を使用する。プリン、ゼリーは、1995年に国内で最初に導入したドイツハンバ社の「無菌充填(じゅうてん)ライン」で製造する。
伊奈敏尚・デザート事業部長は「コーヒーや果物の風味を逃さない製法は他社に引けを取らない」と自負している。世界的な食品コンテスト「モンドセレクション」で2000年に特別金賞1点、金賞6点、銀賞4点を受賞したのが、その自信の裏付けになっている。

女性社員の活躍
  一般消費者に近い女性社員の視点を重視して、月2回女性だけの開発会議を開く。製造、開発、品質管理、店舗の各部署の女性社員が出て、自社や他社の新商品について、味、量、デザインなどを比較し、改良点や工夫を出し合う。昨年からプリン、ゼリーのパッケージにキャラクターを採用したのは、この会議から出たアイデア。商品開発チームの長谷川理加さんは「奇をてらわない商品提案を心がけている」と話す。

原料値上げの逆風
  好調な売り上げ増に反し、シュークリームの原材料の小麦の政府売り渡し価格が昨年10%引き上げられたことに加え、原油高騰による包装資材や輸送費の上昇など、コストアップ要因が続々。伊奈部長は「商品価格に転嫁はできない。コスト削減も限界。質を落とせば味に響く。現場の改善活動で乗り切りたい」と話す。

好調なFC事業
  77年から県内で展開するフランチャイズ事業は好調。ケンタッキー・フライド・チキンとミスタードーナツを県内に23店舗開いており、昨年度は会社全体の売り上げの5割を占めるまでになった。原料値上げに苦しむデザート部門を支える事業として、今後も店舗拡大を続ける構えだ。

     
  会社情報
所在地 四日市市桜町963-1
創業 昭和25年4月
資本金 9800万円
売上高 52億円(平成18年度実績)
社員数 正社員73人、
パート・アルバイト800人
事業内容
食品製造業(デザート製品の製造・ 販売)
店舗サービス業(ファスト フードの加盟店の運営)
URL http://www.takeya-ltd.co.jp/
会社のお宝
桜並木
本社の近くを流れる金渓川沿いに植えられたソメイヨシノ約60本は、所在地の桜町にふさわしい。開花時の桜並木は圧巻だ。
地震体験で建築デザインに関心 四日市工 村山純輝さん
 

  四日市市尾平町、四日市工高建築科2年村山純輝さん(17)は、昨春の三重県中部地震をきっかけに地震への関心を強め、建築デザインの研究に熱心に取り組んでいる。高校の授業に飽き足らず三重大学で講義を受けたり、全国高校建築設計コンクールで優秀賞を得たり、活躍ぶりが注目されている。
  村山さんは、発生が予想されている東海・東南海地震に備えるため、同市尾平町の避難場所について建築デザインの視点から考えた。
  地震の際に「地震のときは竹やぶに逃げろ」という格言が頭に浮かび、自宅近くの竹林を調べると、竹は地中でお互いに強く結び合っているため地震に強いことが分かった。そこで、竹林を活用した避難場所のデザインに挑戦した。
  竹林を生かして、竹をイメージした避難棟を何棟か建てる。それぞれ食料備蓄、水備蓄などの役割・機能を決め、テラスを色分けして、避難者にも一目で分かるようにした。円形の避難棟は鉄筋コンクリート3階建てで、1階は備蓄ホール、2階はリビング、3階はロフト。外壁には伐採時に出る竹を使う。このデザインが、日本大学の全国高校建築設計競技会で優秀賞を受けた。
大学の講義受ける

 村山さんは地震のメカニズムについてさらに詳しく学ぼうと、「高大連携事業」を利用して同大学で「建築・技術・人間─防災論」の講義を履修。「大学ではノートを取るだけでなく、まとめる力が必要。定期的に出されるレポートの課題も悩みです」という。
  将来は一級建築士の資格取得を目指すという村山さんは「使う人のことを考えつつ、自分も満足できるデザインの建物を作りたいです」と語っている。
高大連携事業とは
生徒の学習意欲向上、進路明確化の狙いと、大学側の学生確保志向が一致、昨秋、県教委と三重大の間で協定が結ばれた。高校生の受講は入学後に「単位」認定される。

若者未来塾を開く 「是空庵」で人材育成
 
  若者の悩みや問題を一緒に考えようと、NPO法人「よっかいち若者未来塾」が四日市市河原田町の「花長」方に、若者未来塾「是空庵」を開いた。
  ロストジェネレーションといわれる25歳から35歳までの若者が主な対象。電話や面談で悩みや相談に応じ、経験豊富な先輩男女を相談役につけて、社会に貢献できる人材を育てようという。参加無料。
  塾長の西口裕文代表理事(47)は「今の自分があるのは、多くの人に助けられたからです。今後は人を助けることが、自分の使命です。若者の駆け込み寺として気軽に相談して欲しい」と、呼びかけている。
  電話相談は平日の午後8時から11時まで、開塾は土日の午前10時から午後5時まで。
問い合わせは、西口さんTEL080・6942・0888へ。
 
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