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Home > バックナンバー > 2008.5.10 6面

 
 
【6面】
 
住宅用火災警報器 6月から設置義務化
 
▲PR用のパネルとチラシを手にして設置を呼びかける消防職員=松阪市川井町の松阪地区広域消防組合消防本部で
イベントやチラシで呼びかける
認知率は約77% 引き続き広報に力
松阪地区広域消防組合消防本部

  消防法の改正に伴い、松阪市など三重県内の29市町で6月1日から住宅用火災警報器の設置が義務付けられる。松阪地区広域消防組合でも、自治会の集まりなどに出向いて広報に務めるなど、普及率アップに努めている。

NSマークが目安
  住宅火災による死亡者数の約7割が「逃げ遅れ」だったことから2004年に消防法が改正され、11年6月までに住宅用火災警報器の設置が義務付けられた。三重県でも各市町の関連条例の改正で、今年5月31日までの設置義務化を決めた。
  設置場所は、住宅内のすべての寝室と寝室のある階の階段の上。住宅の階数や寝室数によって数は違ってくるが、2階建てに住む4人家族の場合、寝室が2階に3部屋あれば、合わせて4つの警報器が必要だ。
  県防災危機管理部消防・保安室によると、火災警報器は、日本消防検定協会の鑑定マーク(NSマーク)が付いているものを目安として購入するのが良く、ねじで簡単に取り付けられるものもあるという。安価なものなら1個3千円前後からホームセンターなどで販売しているが、1万円以上の負担となる住宅が多そうだ。

人形などで啓発
  松阪地区広域消防組合消防本部でも、2、3年前から自治会の防火訓練や各種イベントなどで警報器設置の普及活動に努めてきた。紙芝居や女性消防団による腹話術人形、さらには啓発ゼッケンを身につけて自転車で町内を回ったこともあった。
  さらに、期日が近づいていることを知らせるチラシ約8万部を刷り、広報紙に折り込むなどして、周知を図っている。
  同消防本部が昨年7月から今年2月末までにイベント会場などで約6500人を対象に行ったアンケート調査をまとめたところ、警報器設置義務化を「知っている」のは約5千人で、認知率は約77・6%、「設置した」のは約1300人で、設置率は約20・8%という結果だった。同消防本部予防課では今後も引き続き、広報活動に務めるという。
  同消防本部によると管内では昨年20件の住宅火災があり、4人が逃げ遅れなどで死亡。今年は4月末現在で、13件あったそうだが、幸いなことに死亡者はゼロ。火災警報器を設置していたため、火災にならなかったのも今年になって1件あったという。
  住宅用火災警報器についての問い合わせは、同消防本部予防課TEL25・1412まで。

クーリングオフも
  一方、県消費生活センターでは、消防署員など公的機関の職員が訪問販売することはないといい、設置義務化に便乗した悪質な訪問販売の被害に遭わないために「即決するのではなく、家族や友人などに相談してよく考えて」と話す。火災警報器や消火器などの訪問販売はクーリング・オフ制度の対象で、契約書を受け取った日から8日間以内は契約の無条件解約が可能だ。
松阪市内の弥生時代 〜米 come こめ〜
 
松阪市文化財センター「はにわ館」
  松阪市内の遺跡から稲作文化がどのように受け入れられ、発達したかを伝える企画展「松阪市内の弥生時代〜米 come こめ〜」が同市外五曲町の市文化財センター「はにわ館」で開かれている=写真下。
  会場には縄文時代の終わりから弥生時代にかけての市内約10遺跡から出土した鉢や壷、石包丁など160点が展示。稲作文化が伝えられた時代の中心的な役割を果たした集落跡と推定されている同市中之庄町の中ノ庄遺跡からは、大型壷や打製石斧など18点が展示されている。
  また、同市嬉野新屋庄町の筋違遺跡の田んぼは現在と違い、約4メートル四方ほどしかなかったとされ、その大きさが分かるように展示会場の床にテープで示されている。さらに、同遺跡の茅葺竪穴住居の復元模型もあり、当時の暮らしぶりをうかがい知ることができる。
  同館学芸員の和氣清章さんは「現代の生活では、米はなくてはならないもの。その米が、どのように入ってきて伝えられたのか理解してもらえれば」と話している。入場は100円(18歳以下無料)。6月15日(日)まで。
  問い合わせは同館TEL26・7330まで。

随筆「玉勝間」の世界 本居宣長記念館
 
▲玉勝間の版本15冊などを紹介=松阪市殿町で
  本居宣長の代表作の随筆集「玉勝間」にちなんだ資料を集めた企画展「随筆『玉勝間』の世界」が松阪市殿町の本居宣長記念館で開かれている。6月22日(日)まで。
  玉勝間は宣長が60代から晩年までを記したもの。全1005項目あり、数ページにわたるものから1行で終わる項目などさまざま。自分の趣味や地元への思いなど身近な出来事が多く書かれ、宣長の感情や生活ぶりをうかがい知ることができる。会場には版本15冊や随筆をまとめるために文をつづったという種本など80種の資料が展示されている。
  また、市内在住者から寄贈されたという同市愛宕町の菅相寺に碑がある「天神ノ森碑文」の拓本は初公開だ。
  同館の担当者は「宣長が何に興味を持ち、何をして日々過ごしたか。宣長の人間性に迫ることができます」と話している。5月17日(土)からは展示説明会がある。
  時間は午前9時から午後4時半。入館料は一般300円、小学4年から高校生まで100円。月曜休館。
  問い合わせは同館TEL21・0312まで。
3Dで予想生物を MAPみえこどもの城
 
  人類誕生前の地球の生物や科学者たちが予想した生物がスクリーンに登場する「3Dワンダフルプラネット〜絶滅!進化!地球アニマル図鑑〜」が松阪市立野町のMAPみえこどもの城のドームシアターで上映されている。8月31日(日)まで。
  上映時間は約40分。巨大なケナガマンモスやステラーカイギュウなどが大迫力のスクリーンで動き回る。後半20分は3Dメガネで立体映像が楽しめる。
  時間は午前9時半から午後5時。
  月曜、祝日の翌日が休館(月曜が祝日の場合は開館)。料金は一般600円、児童・生徒300円、幼児150円。
  問い合わせはみえこどもの城TEL23・7735まで。
当世竹事情を紹介 多気郷土資料館
 
▲生活の中の竹がそろった展示=多気町相可で
  日常生活の中の竹にちなんだ芸術作品などを展示した「当世竹事情」が多気郡多気町相可の町多気郷土資料館で開かれている。6月25日(水)まで。
  竹で作ったおもちゃやゆかりのある水墨画、有効利用を解説したパネルなどおよそ200点の資料を展示。同館では1997年にも同様の企画展を開いたが、当時の資料に加え、地元企業の竹を素材にした商品や地元農家の竹を利用した農業方法なども新しく紹介している。
また、宮川森林組合が製品として試作し実証を行っている河川の濁水を浄水するために用いる竹マットも展示。昔から最新の竹事情を知ることが出来る。
  同館の担当者は「いろんな角度から竹を紹介しています。日本の伝統文化を支えてきた竹の魅力を楽しんで」と話している。入館無料。時間は午前9時から午後4時。月、祝休館。
  問い合わせは同資料館TEL0598・38・1132まで。
 
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