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Home > バックナンバー > 2008.5.10 5面

 
 
【5面】
 
マンモグラフィ検診で乳がん ストップ【第5回】
 
▲検診バスの中で設備を説明する難波さん=津市北河路町で
受診率向上を図る 医療法人ブレストピア
注目の検診バス 全国各地を巡回

 働く女性の健康を守ろうと、乳がん検診を推進する企業や自治体が増え始める中、検診バスを利用する検診システムが注目されている。宮崎県宮崎市の医療法人ブレストピアは、全国各地を検診バスで巡回。三重県内の事業所にも出向き受診率向上を図っている。

エコーなどを搭載
 同病院は全国の企業から依頼を受け、マンモグラフィとエコー(超音波診断装置)を搭載した検診バスで指定の場所へ向かう。三重県では、毎年NTN(本社・大阪市)などの企業の女性従業員約250人を検診。バス内にはセルフチェックについてのビデオや埋め込まれたしこりを探す触診モデルもあり、乳がんの早期発見の啓発にも力を入れているという。
  同病院の地域医療部部長の難波滋子さん(61)は「検診では毎年0.3〜0.4%の方が乳がんを発見し、その約8割が超早期で完治している。定期的な検診が何より大切」と説明する。
  ただ、企業が検診の機会を設けても、積極的に受診しない人がいるというのも事実。難波さんは、検診システムの確立と同時に啓発活動の重要性を強調する。「企業がいかに社員を大切に考えるかが鍵」と話す。

就業時間内でアップ
  同病院の検診を利用している松阪市小野江町のNTN三雲製作所では、女性従業員の乳がん検診受診率が80%を超えるようになったという。
  同製作所管理課の秋田葉子さん(39)は「近年の乳がんへの意識の高まりとともに、就業時間内に会社で受診できることが受診率アップにつながったのでは」と推測する。
  都合で検診を受けられなかった人には、人間ドックでの受診を促しているという同製作所。秋田さんは「今後もセルフチェックなどについても啓発を続けたい」と話していた。

読者からのお便り
◆私も昨年切除手術を受け、抗がん剤の投与を受けています。色々なサークルがあることを知り勇気づけられました。今苦しんでいますが、元気になられた方のご活躍を見て頑張ろうと思いました。1人じゃないんだ!仲間の方もいる、と信じて。(松阪市・池田由美)

◆マンモグラフィ検診で乳がんストップ「あけぼの会」の方たちの活動の記事を読み、考えを改め検診を受けてみようかという気持ちになりました。 (松阪市・Y.T)

◆マンモグラフィを使って検診を受けることは、自分自身を大切にすることなんですね。以前、マンモグラフィの検診を受けた時、乳腺炎もあってとても痛い思いをしましたが、今回の記事を読み、もう一度きちんと受けてみようと思いました。(四日市市・清水由香)

◆最近いろいろな所で乳がんの話が出ますが、「自分は大丈夫」という気持ちがありました。検診は面倒だし、どこでどうするのかわからなかったのが正直なところ。乳がんの特集を読んで、これを機に、春の検診に行くことにしました。一人ひとりが意識を高めることが大切だと感じました。 (四日市市・A.I)


現在
3万7116(2008年4月30日現在)
ネットワークに登録できる医療機関は下記ホームページ参照。
問い合わせは、三重乳がん検診ネットワーク
http://mie-mmgnet.jp/ TEL059・231・5029
E-mail:mmg@clin.medic.mie-u.ac.jp
※三重乳がん検診ネットワークは専門医と放射線技師によるマンモグラフィ検診をしている病院の集合体。検診後に登録すると、個人の検診ファイルが作成され、今後の検診に役立てられる。

 
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