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Home > バックナンバー > 2007.11.10 1面
 
 
【1面】
 
松工2年・村田さん やり投げの才能開花
 
▲やり投げで才能を開花させた松工陸上競技部の紅一点・村田選手=松阪市殿町で
バドミントンと”二足のわらじ” 厳しい環境にも屈せず
  頂点へ目指し投げ続けたい──。県立松阪工業高校でバドミントン部と陸上競技部の二足のわらじを履く2年・村田やま菜選手=同市荒木町=が今、県高校やり投げ界のホープとして注目を浴びている。入部してわずかながら、9月末の県新人大会で33メートル38センチの7位に入賞するなど、隠れた才能を開花させた。「表彰台の一番上に立ちたい」と気合いを入れる。
  村田さんは身長161センチ、体重48キロと細身の体格。一般で言う普通の女子高生だが、底知れぬ地肩の強さを秘めていた。それを見抜いたのが、陸上歴40年のベテラン・西田英男同校陸上競技部監督だ。
  昨年5月の校内スポーツテストハンドボール投げで、村田さんが30メートルの記録を出したのを見て、「やり投げをやってみてはどうだ」と口説いた。すでにバドミントン部に入部していた村田さんだったが、考えた末に同部の練習のない火、木曜日限定で練習することを決めた。
  学校側や他の部活もバックアップ。女子選手用のやりを2本購入したほか、これまで硬式野球部、サッカー部、ラグビー部が占拠していたグラウンドもラグビー部などの配慮で村田さんのやり投げの練習場所が確保された。
  他校に比べ厳しい練習環境は変わりないがそんな事にも屈しない。放課後から日没まで、西田監督の指導のもと、砂場に向かってやりを投げたりキャッチボールで肩を作る。西田監督も真剣そのもの。各校のベテラン監督からやり投げの指導法を仰ぎ、専門書も読みあさった。
  二人の努力もあり、入部20日で27メートルを投げ、9月末の県新人大会でも東海大会出場に一歩及ばなかったが、7位に食い込んだ。西田監督は「投げる角度や左腕の運び方など練習を重ねれば、インターハイ出場も可能」と太鼓判を押す。
  そんな期待を抱く周囲をよそに、村田さんは「面白そうだったんでちょっとやって見ようと思っただけ。練習はきらいだし、話し相手も監督だけなんでどっちかというとバドミントンの方が楽しいですけどね」と現代っ子ぶりをのぞかせる。
  続けて「勝負となったら別。7位入賞でもうれしくない、上に六人もいるんだから。何とか来春までには35メートル、夏には40メートル超えを果たし頂点に立ちたい」と目を輝かせていた。
オレンジリボンでツリー 松阪子どもNPOセ
 
▲虐待防止を願うツリーにメッセージカードを取り付ける親子たち=下村町の松阪子どもNPOセンターで
児童虐待防止推進月間
  11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、松阪市下村町の松阪子どもNPOセンター(釜谷惠子理事長)は、10日に津市西丸之内のお城西公園で開催のオレンジリボンキャンペーン(県主催)ツリーコンテストに出展するため、初のツリー作りに大忙しだ。親子連れやセンターのアドバイザーらは、温かみあるハートをかたどった紙に、虐待防止のメッセージを書き、ツリーに付けていた。
  ツリーは高さ約1.7メートル。直径約1センチの丸材3本の先端部分を交差させタワーに見立てている。さらに子育て支援や虐待防止の輪をイメージした大、中、小のリースを取り付けている。
  ツリーの頂点から垂らした十数本の児童虐待防止シンボルのオレンジリボンには、「いっぱい笑って甘えてね」「笑って過ごせる環境を作ろう」「子どもは未来、子どもは宝」など、子どもから大人までの市民のメッセージカードを通してある。
  10月22日ごろから釜谷理事長らで製作を開始。現在、約200枚のメッセージカードが飾られている。中小原一代アドバイザーは「カードの目標枚数は約500枚。私たちの役目はお母さんの子育てをサポートすること。これこそ虐待防止につながる。今回の機会を通して多くの人に子育てを考えてもらえれば」と話していた。
  松阪市福祉事務所によると、2006年度中に同所で扱った松阪市内の子どもの虐待相談人数は、一昨年より八人多い七十二人。年齢別では小学生が二十五人(全体の35・7%)でトップ。次いで3歳児〜就学前の幼児十九人(同27・1%)、0〜3歳未満十三人(同18・5%)の順。
  そのほか、性別では女児が四十一人で男児の二十八人を大きく上回っている。虐待者別では、実母が四十五人(同64・2%)と一番多くなっている。
 
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