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【1面】
津市芸濃町椋本の特産品「芸濃ずいき」が出荷の最盛期を迎えている。ずいきはサトイモの随のこと。約50年前から同町の特産物として栽培されており、京都を中心とした関西圏へ出荷されている。 同町内に約80件あるずいきを栽培する農家。ハウス栽培と露地栽培で約5・で栽培されている。4月に種芋を植え、温度が上がり、ぐんぐん成長する5月下旬頃から90・以上になったものを収穫する。収穫したずいきは葉と根を切り落とす作業から、洗って箱詰めする作業まですべて手作業で行う。8 月下旬まで約9割が京都へ出荷される。 ずいきを栽培する農家の1人水谷恵美子さん(71)は暑い時期の収穫ということもあり、朝5時には作業を開始。ずいきの渋まみれになりながら、一連の作業を行い、9時には農協まで持っていく。 ずいきは食物繊維が豊富で、ミネラル、ビタミン類も多く含まれている栄養満天のヘルシーな野菜。関西地方で特に夏の伝統野菜として親しまれ ており、酢の物、油炒めなどで食される。 4・・1000円前後で取り引きされ、料亭などで出される高級食材としても知られている。「繊維が多く、体に良いので、女性の人にも喜んで食べてもらえるはず」と話す水谷さん。「より多く地元の人に気軽に食べてほしい」と、同町の朝市にも出品。仲間と一緒に食べ方 などもアドバイスしている。 水谷さんお薦めのずいき料理は「酢の物」。ずいき300・を約3・に切り、塩10・を振って半日くらい置く。ずいきを洗って空炊きし、しんなりしたら砂糖40・を入れる。砂糖が溶けたら火を止め、酢20〜30ccを入れる。お好みで刻み生姜と麩を入れ、ゴマを かけたら完成。甘酢のさっぱりとした風味が、食欲をそそる。食欲が低下しがちなこれからの季節にぴったりの逸品だ。 ずいきが出品される朝市は同町椋本のスーパーマーケット「ぜにや 芸濃店」の駐車場で毎週日曜午前8時から開催している。
津市栗真中山町の寒紅梅酒造株式会社(増田慶次社長)は、先月24、25、26日の3日間、ウメのヘタ取りからタンクに入れるまでの一連の作業を行う梅酒づくり体験を開催した。 津市の商工観光部が「産業観光の試みのひとつ」として同社に呼びかけ開催が実現した同体験。24日には梅酒ファンから家族連れまで26人が参加した。 参加者は竹串を使い、ウメのヘタを丁寧にとり、たらいで水洗いし、氷砂糖などと一緒にタンクの中に入れる作業までを体験。完熟した南高梅を使っている同社の梅酒。会場はウメの軟らかく甘い香りに包まれた。 参加者には1・分の梅酒もプレゼントされた。ちょうど飲み頃を迎える10月頃にもう一度集まり、梅酒を楽しむ予定だ。 市内から参加した青木暁美さんは「その道のプロから教えてもらえる貴重な機会なので参加した。とても良い香りがするのでどんな梅酒ができるのか楽しみです」と話した。 「多くの人に本物の酒蔵 を見てほしい、梅酒ができるまでを知ってほしい」 とまちかど博物館などを行っている同社。増田社長は「大人も子どもたちも楽しんでくれているようでよかった。これからも消費者とふれあえる機会を作っていきたい」と語った。 同社の問い合わせは=電話059(232)3005=まで。