ローカルみえ
 
HOME
社会 ビジネス グルメ 文化・生活 健康 お出かけ
朝日新聞の姉妹紙
ローカルみえ
ローカルみえは2000年10月12月号〜2007年7月27日号(統合版)まで発行
SANSANは2000年10月5日号〜2004年9月2日号まで発行
オンラインショップ
 
 
 
 
よっかいちタウン情報-まつさかタウン情報
   
RAKU
統合版(2004.11以降)
ローカルみえ
さんさん
RAKU
防災特集
   
広告掲載について
お問い合わせ
ローカル三重概要
会社概要
著作権とリンクについて
リンク集
メール
 
   

Home > バックナンバー > 2006.6.8> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
地域「ケアチーム」としての発展を 
11年目を迎える県保医協の「みえ訪問歯科診療ネットワーク

 

【 訪問歯科診療とは 】
  歯医者さんに行きたいが寝たきり等で無理。そんな要介護の高齢者などが自宅や施設に居ながらにして、歯の治療や口腔ケアを受けられるのが訪問歯科診療(主治医の許可があれば入院中でも可)。あらかじめネットワーク事務局に電話で申込をしておけば、最寄りの登録歯科医が相談・治療に来てくれるシステムだ。治療費は医療保険と介護保険でまかなえる。
  この訪問歯科診療を県内でいち早く導入し、ネットワークとして整備・体系化したのが、県内の医師・歯科医師、約2000人で組織する団体・三重県保険医協会(真鈴川寛会長)である。同協会の歯科地域医療部で平成8年6月に発足した「みえ訪問歯科診療ネットワーク」は、今年の5月現在で登録歯科医68人、訪問歯科の総依頼件数は825件に上る。

【 高まる口腔ケアの重要性 】
訪問歯科診療では、虫歯や歯周病の治療・予防や入れ歯の作製・修理のほかに重要になってくるのが感染症や誤嚥(えん)性肺炎の予防である。在宅患者の多くはなんらかの疾患を持ち、主治医の往診を受けている場合がほとんど。本人、家族とも罹患している病気に対する意識は強くてケアも行き届く反面、口腔ケアは疎かになる傾向にあるという。県保医協事務局の小田竜也さんは「歯磨きもせずに汚れを放置すると口腔内に細菌が発生し、それを食事の時や咳き込んだりした時に誤って肺の方に嚥下した場合は肺炎(誤嚥性肺炎)になる事もあり、場合によっては死に至る場合もある」と口腔ケアの大切さとあわせて注意を促している。
実際、要介護の高齢者の直接的な死亡原因のトップは肺炎で口腔ケアをした人としなかった人を比較した場合、肺炎の発生率はおよそ40%も差があるという結果も出ている。口の中を衛生的に保つことの重要性が問われはじめている。

【 地域医療・ケアとの連携 】
「みえ訪問歯科診療ネットワーク」の仕組みは、患者や家族はもちろんであるが、訪問介護、医師、病院、各種福祉施設、行政といった患者と関わる立場の人たちとの連携によって成り立つ、地域コミュニティーに根ざした部分が大きい。彼らから連絡をもらい、患者の歯の治療・口腔ケアに出向く。その時に歯科治療を行う上での患者のリスク情報も提供してもらうことで適切な診療が可能になる。
  訪問歯科診療に携わる一人は「医療・行政・福祉の横の連携は不可欠」と話す。また、在宅治療可能なものについては最後まで責任を持って行うことが大切ともいう。しかし、在宅治療には限界がある事も事実で、「できる事なら歯科医院に通院する事が望ましく、送迎サービスを受け、デイサービスに出かけるつもりで外来に来ることができる方なら患者にとってもその方が良い。」と話す。
  また、訪問歯科診療が増えてきたとはいえ、市民への認知度はまだまだ。今後も登録医師を増やし、依頼数の少ない地域にはもっと訪問歯科診療の啓蒙を行っていくことなどが求められる。「地域医療チーム」の欠かせないシステムとして、これからもスムーズな診療活動を「みえ訪問歯科診療ネットワーク」には期待したい。
  尚、訪問歯科診療についてお問い合わせ・依頼等は「みえ訪問歯科診療ネットワーク」(電話:059-225-8747、ホームページアドレス http://www.ztv.ne.jp/mie-hok)まで。

 
 
大きく育て!特産果実 津市香良洲町小学生が梨栽培体験

 ▲梨の実に袋をかける子どもたち

  津市香良洲町の特産である梨の普及活動を行う「香良洲梨部会」(今井快示会長)は先月30日、香良洲小学校3年生の児童46人を対象に梨作り体験を開催した。
  4月に受粉作業を体験した子どもたち。今回は、約2000平米の梨園で、3a大に育った梨の果実の袋かけと、害虫対策のフェロモン剤を取り付ける作業を行った。
  子どもたちは、同町内の梨農家が農薬をほとんど使わない安心・安全な梨作りを行っていることを同部会の今井さんから聞き、フェロモン剤の匂いと悪戦苦闘しながら、作業を行った。
  子どもたちからは「袋をかけるのが難しかった」「実が大きくなって食べるのが楽しみ」などの声が聞かれた。
  授業で地域の産業について勉強している子どもたち。同部会は特産品である梨栽培について理解を深め、農業を肌で感じてもらおうと、1年を通して体験学習を開催している。8月下旬頃には収穫作業も体験する。
  今井さんは「後継者不足で農家の平均年齢が高くなっているのが現状。この体験を通して、自分たちの住む町の良さと共に、梨の魅力を肌で感じてもらえれば」と話した。

 
index1面2面3面4面6面8面
   
広告掲載についてお問い合わせローカル三重概要会社概要著作権とリンクについてリンク集│
Copyright 2003 Local Mie. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.