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【4,5面】
三重県内の医師・歯科医師約2000人で組織する三重県保険医協会(真鈴川寛会長)は10月8日の「入れ歯の日」にちなんで毎年、津市の四天王寺(津市栄町1丁目892)で行っている「入れ歯供養祭」で供養してもらう入れ歯を集めている。 現在、県内の歯科医療機関でも使われなくなった入れ歯を集めてもらうように依頼をしているが、すでに亡くなられた人の入れ歯や役目を終えて自宅で眠ったままの入れ歯も数多くあるとのこと。 入れ歯は供養祭の当日に持参すれば、無料で供養をしてくれる。持参できない人は、9月30日までに供養してほしい入れ歯を、〒514|0004 津市栄町3|269富士屋ビル4階 三重県保険医協会・歯科地域医療部「入れ歯供養祭係」まで密封の上、送付する。 入れ歯供養祭は、今までお世話になった入れ歯に感謝しようと県保険医協会が平成11年から始めているもので、今年で8回目になる。毎年、300個ほどの入れ歯が供養されている。 問い合わせは三重県保険医協会(担当・小田)=電話059(225)1071=まで。
志摩市磯部町の志摩スペイン村はゴールデンウィークナイター中ナイター営業を行っている。7日まで。 期間中は、幻想的なナイトパレード、ドラマチックな音楽にあわせて打ちあがる花火、パーク内を彩る約18万個のイルミネーションなどを楽しめる。 スペイン人エンターテイナーによるフラメンコをテーマにしたストリートパフォーマンス、ドンキホーテをはじめとするキャラクター達とビンゴゲームを楽しめる「パルケ DE BINGO」など、みんなで楽しめるイベントが盛りだくさん。また、ドラえもん「わくわく恐竜ワールドin志摩スペイン村」も会期が延長する人気ぶり。 ナイター営業期間中の午後4時以降は、お得な「ムーンライトパスポート」(大人2800円)と「ムーンライト入園券」(大人1000円)」も発売。リーズナブルにパルケの夜を楽しめる。 問い合わせはパルケエスパーニャテレフォンインフォメーション=0599(57)3333=まで。 ホームページはhttp://www.parque-net.com
津市出身の岡田紗月木さんらは7日、津市白山町の八ツ山公民館で、創作民話『転読さん』をピアノをバックに朗読する「創作民話『転読さん』を語る会」を開催する。 当日は全国的に活躍するピアニスト・落合浩美さんを迎え、落合さんが作曲したテーマ曲の演奏をバックに、創作民話「転読さん」の原作者・岡田紗月木さんと妹の松井みどりさんが朗読を行う。 「転読さん」は約200年もの間、旧白山町山田野に伝わる「転読法会」の歴史を描いた創作説話。1796年の寛政の一揆をきっかけに始められたと考えられる「転読法会」に関わる農民たちの祈りや想いが描かれている。 原作者の岡田さんは「白山町には農民たちが命がけで戦ってきた歴史があることを知り見直してほしい。後世にも語り継がれていけば」と話している。 開催時間は午前10時から。参加費無料。問い合わせは同公民館=電話059(262)0432=まで。
津市白山町で作陶を行う陶芸家・高山大さん(33)の個展が、菰野町大羽根園のパラミタミュージアムで開催されている。8日まで。 京都で作陶を学び、2001年から独立し精力的に制作活動を行う高山さん。アフリカのタンザニアでの土器の制作研究や、朝日陶芸展入選など多彩な活動を見せている。 今回の個展のテーマは「What」。高山さんの器や陶板は、陶芸作品というよりは彫刻やオブジェに近い。見る人からはよく「これは何?」と質問され、作品が陶芸であることさえ感じさせないことから選ばれたテーマ。 「今までの作品は原始的で素朴すぎるきらいもありました。今回の新作は、都市の近代建築から影響を受け、四角く、白と黒の対比を活かした作品に仕上げました」と高山さん。 同展の入場は無料。作品は販売もされている。同館の開館時間は午前9時30分から午後5時30分まで。年中無休。問い合わせは同館=電話059(391)1088=まで。 高山さんのホームページはhttp://www.takayamadai.com
四日市市菅原町の四日市中央工業高等学校化学工学科は、地域河川の水質調査やアルミ缶のリサイクルなど、環境問題について積極的に取り組んでいる。中でもペットボトルを植木鉢やトレーなどの製品にリサイクルする実習は県内でも珍しい。同学科でペットボトルのリサイクルを体験した。 まず、回収されたペットボトルはラベルやキャップ、本体に分けられ細かく粉砕される。ペットボトル本体は透明なので、ラベルやキャップの色のついた部分を混ぜることによって製品に色が生まれる。 粉砕した材料は専用の機械で高温に熱せられ、ガムのようなプラスチックの塊となる。この塊を温かいうちにプレス機にかける。 溶解から形成まではわずか1、2分ほど。500_gのペットボトル約8本が、高さ約15a、厚さ5_ほどの植木鉢に生まれ変わった。かなりしっかりした鉢で、とてもペットボトルが原料とは思えない。色も中間色で「環境」をイメージさせる。 ペットボトルは地域の家庭から学校に持ち込まれ、製品の植木鉢やトレーと無料で交換される。また、同科では地元の小学生らとペットボトルのリサイクル体験講座も開催しており、地域との交流も盛んに行われている。 同学科でリサイクルの指導にあたる古家正明先生は「ペットボトルのリサイクルを行って5年ほど経ち、講座を体験した小学生が同科に入学してくれるようになり、嬉しく思います。今後は製品づくりに使う電気エネルギーを、風力や太陽光発電でまかなうことが目標です」と話す。
肉めし(肉ごはん)」は、四日市市下海老町などで食べられている郷土料理。始まった時期は定かでないが、大正後期にはすでに食べられていた。地区総出で行う農作業、労働や会食事には必ず振舞われた料理。もともと調理は、「下頭」と呼ばれる今で言う青年団のような若い男たちが担当していた。 材料は米、牛細切れ肉、玉ねぎ又はねぎ(両方でも可)とシンプル。味付けは溜まり醤油、酒、砂糖。「はそり」とよばれる大鍋で作られるが、一般的な炊飯器でも作ることができる。 作り方は牛肉の脂身を切り、炒め油が出たら、取り出す。ねぎの白い部分、肉、青い部分の順に入れ、炒める。砂糖、溜り醤油、酒を入れ煮立てる。水少なめでかしたごはんが炊ける少し前に炒めたものを入れ、ご飯が炊き上がったら、混ぜて出来上がり。 溜り醤油は1合に1升が定番で、同町では「肉ごはん用」の溜りがあった。一回にたくさん作った方がおいしくでき、6合ならば牛肉約400c、砂糖一掴み、溜まり醤油は湯呑茶碗1杯と少し、酒少々の分量で作る。 いわゆる「焚き込みごはん」だが、鶏を使わないのは昔、鶏を絞めることを嫌がったため、精肉して売られる牛肉を使ったことから。戦争中は肉の代わりに鰆を使った。現代でも、同町では運動会などには必ず「肉ごはん」が登場し、行事の際には欠かせない「ふるさとの味」となっている。
松阪市本町のまちかど博物館「まちの駅松阪 寸庵(すんあん)」は、松阪の古い町並み保存とPRの拠点。平成12年に設立された市民団体「松阪まちづくりセンター」が管理等を行っている。 同館はもともと昭和の初めまで「亀田屋」の屋号で呉服屋を営んでいた町屋。同館の名は明治の始め頃、同家の当主が裏千家より「寸庵」の号を受けたことに由来している。 建物は2階建てで、敷地の間口は2間、奥行き20間。母屋の奥に井戸屋形や雲隠・離れ・蔵が庭を囲んで配置。通り土間に沿って居室を連ねるなどの特徴は松阪の町屋では一般的な形式。建物のいたるところに、限られた空間を最大限に生かす職人の工夫と生活の知恵がみられる。 訪れる人は観光客から近所の人まで様々。飲食店の待ち時間や読書をするために訪れる人もいるという。 訪問者は年間約5000人ほど。地元の陶芸愛好家らが定期的に作品を公開するなどギャラリーとしても利用されている。 同センター事務局の坂井文さんは「交流の場として最適です。松阪へお越しの際にはぜひ」とはなす。 入館無料。開館時間は午前10時から午後4時30分。火・水休館日。問い合わせは同館=電話0598(21)1306=まで。