Home > バックナンバー > 2005.12.29 新・津市 特集号> 8・9面
【8.9面】
江戸時代には伊勢街道、伊勢別街道など5街道が通じていた新「津市」。全国の数多くの情報が集まり、地域固有の歴史・文化が形成されてきた。現在も貴重な史跡や文化財が残っており、住民の日常生活の中でも、衣食住にわたって様々な伝統が息づいている。そして農林水産業の分野でも多種多様な物産がつくり出されており、紹介する。
◆ 銘菓 江戸時代は藤堂藩の城下町として栄えた津には、その伝統と歴史を受け継いだ様々な銘菓がある。阿漕平治の伝説にちなんだ「平治煎餅」や、清雅な和菓子「やがら」、羊羹に加え白餡を包みこんだ銘菓「梅干」、ニッキを加味した焼菓子「不老柿」、高田本山専修寺の名産土産として親しまれている「たけやまんじゅう」などいろいろだ。
▲美杉の焼杉民芸加工
◆ 海産物・加工品 津海産物振興会が伊勢湾で捕れたイワシをもとに加工した「伊勢煮干し」はうま味たっぷりのだしの素。食品加工業者により「こんにゃく」や「伊勢のはんぺん」なども生産されている。
◆ 梨 三重県内で久居は有数の梨の産地。完熟間際まで樹にならしているので甘くてジューシーな久居梨として知られており、8月から9月にかけて観光梨園もオープンする。幹線道路沿いには直売店も多数並び、観光客も多く訪れる。主力の品種は「幸水」「豊水」。 香良洲も梨の無加温ハウス栽培をいち早く取り入れた産地として全国的にも有名。品種は「幸水」が全体の70%を占めている。農家自らがハウス栽培の研究グループを組織し、栽培技術の向上に努めている。
◆ 芸濃ずいき さといもの葉柄のことをいい、皮をむかずに茹で、酢の物として食べるとおいしい。 ミネラル、ビタミン類、食物繊維が豊富。 ◆ 伊勢茶 芸濃の竹尾茶業では化学合成された農薬や肥料を使わずに栽培しており、安心して飲めるおいしいお茶として評判。
◆ バラ 安濃の川西地区で栽培されている。化学肥料をできる限り使わず、堆肥づくりに気をつかいながらの有機農法。 ◆ 梅ジャム 長年、梅の実で作るジャムの研究を続けてきた美里の農産加工組合が、改良を重ねて仕上げた特産品。一口食べれば甘酸っぱいさわやかな味が広がる。
◆ たけのこ缶詰 ほんの少し地面から顔を出したたけのこを、朝堀り出し、その日のうちに柔らかく水煮して缶に詰めた。歯ごたえよく新鮮な旬の味が満点。同農産加工組合の特産品。
◆ 一志米 雲出川の清流と粘土質の土壌に育まれた良質のお米。品種は「コシヒカリ」が大半を占め、おいしい米の代名詞ともなっている。 久居、一志、白山、美杉の農家で栽培されている。 ◆ 無洗米 三重県産のコシヒカリを使っており、とがずに炊ける大変便利なお米。パールライス三重が開発したの自慢の商品。
◆ 米加工食品 一志米だけを使って加工した関西風きりたんぽ「伝兵衛」。鍋物の材料として人気が高い。 ◆ じねんじょ 天然の自然薯に比べ栄養価が高く、普通の山芋に比べねばりも強く、一度食べたらやみつきになる。水のきれいな山里で、自然に近い状態で栽培されていおりカルシウムや鉄分、ビタミンなども豊富。『すりおろすほどに味の出るじねんじょ』として評判。一志、美杉で栽培。
◆ ブロッコリー 久居、一志、白山で栽培されており三重県下一の生産量を誇る。作付け面積も年々増えている。 ◆ キャベツ 久居、一志、白山の一帯は全国有数の生産地。 美杉の池の平高原でも栽培されており、年中供給されている。
◆ キャベツ餃子 久居、一志、白山、美杉特産のキャベツをふんだんに使い、肉のうま味とキャベツの甘みを絶妙にマッチさせた。一口食べると誰もが「これはうまい」と絶賛する一品。 ◆ イチゴ 一志イチゴ、芸濃イチゴ、白山の章姫イチゴなど、この地方は県下でも有数の高品質の産地。芸濃には観光イチゴ園も開園している。