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Home >バックナンバー > 2005.12.29 新・津市 特集号> 4.5面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【4,5面】

   
こんな新「津市」に私たちは住みたい「中学生議会」で期待と夢と要望も
 
新・津市の生徒らが率直に意見を交換

合併を5カ月後に控えた17年8月、新「津市」の中学生となる10市町村の中学生代表が、津市議会議場に集い、各市町村長や教育長らに、合併についての疑問や新「津市」への要望などを率直に質問したり提言する「中学生議会」(津地区合併協議会主催)を開いた。中学生の意見を新「津市」のまちづくりの一助とするために、紙面で「中学生議会」を再現する。

 
 
利便性の高いまちづくりを

●美里 美里中学校 竹田智貴さん・多田優紀さんの質問
「これまでに村にあったものはどうなるのですか」

・答弁
みさとの丘・プール・グラウンド
  役場庁舎の背面にある、みさとの丘公園や村民体育館やグラウンド、プール等の使用について心配されておりますが、今まで通り使って頂けます。又、合併し同じ市になる訳でありますから、他の市町村の施設もお互いに利用しあうこととなりましたので、今までより便利になるはずであります。

村の小学校
  現在、美里村には3小学校があります。少子化等で児童数が減ってまいりました。このような状況から、確かに1つの小学校区で今後のあり方を統合を含めて、話し合って頂いておることは事実であります。しかし、現時点で統合するのか、どうかは決定しておりません。村として話し合いを見守っているところであります。

村のバス
  村一円を巡回バス2台、走らせておりまして、子供、お年寄り、いわゆる交通弱者の方の足の確保を図っており、多くの皆様に喜ばれております。安心してください。尚、ほとんどの町で、それぞれバスを走らせておりますので、全市的に考え、コースを設定すれば、もっと効果率に又、より便利になるのではないかと思われます。

 
 
 
施設の積極的活用を目指す

●芸濃町 芸濃中学校 栗本佳苗さん・徳田唯さんの質問 「町総合文化センターについて」
・答弁
  芸濃町総合文化センターは、平成8年に完成した複合施設で、中学生の皆さんをはじめ沢山の方に利用していていただいています。前の町長さんのときに、この施設の建設計画を立てていますが、その中では、建設用地が中学校に隣接することから中学校の授業や行事にも利用することを見込んで建設しています。
  それで施設が空いているときは、中学生の皆さんに自由に使ってもらってきました。そのほかにも、中学校の行事や教育や文化の行事も使用料を免除してきました。
  新しい市になると施設の使用料や施設を利用するための規定が新しく作られますが、学校の行事や教育・文化団体などが行う行事については使用料を免除する規定ができるはずです。
  ただし、カラオケ大会やその他のスポーツサークルの人たちは、今までも使用料を払っていただいています。個人的な趣味の集まりとか、スポーツの愛好家が自分たちで使うときには、使用料が必要です。合併した後も、今までと同じように使用料を払って利用してもらえます。折角の施設ですから、皆さんも中学校を卒業しても、この施設を利用しいろいろと活動してください。

 
 
 
財政状況に合わせ優先順位を

●津市 橋北中学校 古橋幹也さんの質問 「新市では地域格差を無くしてほしい」
・答弁
  まず、新市の中にあるいろいろな公共施設について、新市の誰もが均等に利用できるようにしてほしいということですが、今ある施設は同じ市の施設となるのですから、新市の皆さんが同じ条件のものとに利用していただけることになります。
  財政とか予算の話ですが、ご意見のように市町村によって財政の事情は異なり、力の入れどころも違っていますので、行政サービスの水準もそれぞれ違いますし、それに対する住民の方々の負担の大きさも異なっています。このため、これまで2年半ぐらいの期間をかけて、関係の10の市町村で、格差の無いサービスのあり方やこれに見合う負担の水準など、いろいろなことを話し合って決めてきました。その結果として、サービスや負担が低くなったところも高くなったところもありますが、全体的にみて皆さんに納得していただける形になったのではないかと考えています。今後はこの考え方をもとに毎年の予算を決めていくことになりますが、このときには将来の財政状況とか、どの仕事を優先して行って行くべきかということを考え合わせながら、最も適切な形となるよう予算を配分していくことになると思います。

 
 
 
歴史・文化を反映した合併を

●安濃町 東観中学校 大森美優さんの質問 「合併してもこれまでの町のままですか」
・答弁
  「まち」というのは昔から今に至るまで、いろいろな環境や地理的なこと、歴史や文化の上につくられてきたものです。
  安濃町は農村として豊かな自然や住みよい環境を活かしたまちづくりが行われてきたのです。このような基本となる考え方は、合併しても変わるわけではありませんし、10の市・町・村が一体となって、それぞれの地域にあったまちづくりを行い、まちの特色を活かしながら、新しい津市をつくっていこう、というのが合併なのです。
  したがって、合併したから都市化されるというわけではありません。

 
 
 
「人づくりは教育から」

●河芸町 朝陽中学校 尾崎愛さん・三宅雄帆さんの質問 「私たちの中学校について」
・答弁
  「町づくりは人づくり、人づくりは教育から」という言葉があります。誰もが、お互いを尊重し合い、安心して、生き生きと豊かに生活ができることは、大変重要なことであり、そこに教育の果たす大きな役割があります。
  各市町村においては、これまでの教育の振興を最重点課題として、学校等の教育施設、環境の整備充実に全力を注いでまいりました。今後さらに教育の重要性を鑑み、施策の推進に努めてまいりたいと考えております。
  小学校・中学校は、義務教育であり、行政が責任を持って学校運営や教育環境を支援していかなければなりません。しかしながら、厳しい財政状況の中で、施設、設備の充実や教育活動に多額の予算が必要であります。
  みなさんが、安心して、安全に学校生活が送れる環境を整え、勉強や部活動に活発に取り組めるように、今後も積極的に教育施策を進めてまいります。

 
 
 
急激な変化は控える

●美杉 美杉中学校 池山勇人さん・中野瑛朗さんの質問 「新市になって村がどうなりますか」
・答弁
  新しい市になりますが、今までの行政サービスについては、限られた財源の中で住民サービスを低下させないことを大前提に協議調整をして、新津市の準備をしています。
  その中で、「急な気がする。」「もっと時間をかけて」ということですが、市町村合併に関係する法律である、「市町村合併の特例に関する法律」には、多数の財政的援助があります。しかしこの法律は、平成 年3月 日までに各市町村議会で合併を決定し、平成 年3月 日までに合併しなければ、この措置を受けられないことになっています。一方、地方交付税の削減は既に始まっており、ここ数年、村財政の運営に大変苦労していることも事実であり、一刻も早い合併がやむを得ない状況でもあります。時間は限られていたものの、その少ない時間の中で、慎重に丁寧に協議調整をしてきましたので、ご心配をいただいていますが、安心してほしいと思います。

 
 
 
車社会も合併の一因

●香良洲町 香海中学校 松島慶さん・池田有希さんの質問 「合併してどのようなメリットがありますか」
・答弁
  モータリゼーション(車社会)の時代となり、生活範囲が広くなり、また多様な住民のニーズをより確実に取り入れる社会の要請が大きくなり合併が必須の課題となってきた為合併を選択いたしました。
  津市との合併で香良洲町のメリットといたしましては、10市町村の合併によりその地域住民が買い物や通勤、通学など日常生活において多くの場所でサービスを受けることが出来ます。また道路や公園など多くの整備が広い範囲で計画ができること、更には新津市が管理する範囲が広くなるほど専門的職員が必要であるため多くの優秀な職員の確保が出来やすいことであります。
  合併後も香良洲町の時と同様に対応出来るのか。につきましては、現在香良洲町役場が津市香良洲総合支所として残るため十分対応が出来るものと思います。
  伝統的行事につきましては、旧市町村の各種イベントや伝統的文化祭は現在のままで行う予定で検討をしています。
  各施設の利用とサービスにつきましては、香良洲町の住民を初め新津市の市民にも現在のサービスを提供できます。また香良洲町の住民も新市全体の施設をすべて利用できることとなります。

 
 
 
個人を尊重した新市に

●白山町 白山中学校 岡本知佳さん・山中裕貴さんの質問 「大きな市になるメリットはなんですか」
・答弁
  行政として、メリット・デメリットを整理するときには、住民のみなさん個人個人を尊重しつつ、住民全体としてとらえる考え方が、大切だと思います。
質問にあるように、白山町の場合、水道料金は合併後、どの世帯も安くなります。
  水道料金が安くなるからメリットだ、保育料金が高くなるからデメリットだ、というような考えもありますが、個人個人では、高くなったり安くなったりするのです。これは、行政が住民のみなさん全体として、税金や各種料金の負担を求めているからです。
  ですから、大切なことは、最初にも言いましたように、個人を尊重しながらも住民のみなさん全体としてとらえることだと思います。そういう観点から、この大きくなる新津市を眺め、これからの時代を担う、若い世代のみなさんが、新津市という大きなキャンパスに、大きな夢を描いていってほしいと望んでいます。

 
 
 
少子化に向き合う新市に

●久居 久居中学校 木村香央里さん・吉川真希さんの質問 「中学校も合併するのですか」
・答弁
  今回の合併の一番の目的は、経費削減です。合併すれば、今、 人いる市長や町長、村長は、一人の市長ですむことになります。また、各市町村には、議会があり、現在166人の議員の皆さんがみえますが、新「津市」では、 人になります。当然、市職員も多くなりますので、仕事に必要な人数以外は、少しずつ減らしてくことになります。これまで以上に無駄を省き、限られた税金を必要なところに、きちんと使っていけるよう取り組むため、一つの大きな改革として 市町村で合併することになります。
  しかし、合併は、全ての経費を削減するものではありません。福祉や教育など市民の皆さんに対し、今までと変わらないサービスを提供するために合併するものです。特に、小中学校をはじめとした学校教育については、我が国の将来を担う子どもたちを育てる、最も大切なことであると考えており、これまでと同じような学校運営ができるよう取り組むことになります。
  したがって、合併に伴う中学校の統廃合については、今の時点では計画していませんのでご安心していただきたいと思います。

 
 
 
”4つの潮流”に合わせ合併

●一志町 一志中学校 伊勢野祐也さん・三宅衣梨沙さんの質問 「なぜ合併するのですか」
・答弁
  合併の理由は大きく分けて4つの潮流があります。
1. 住民の日常生活圏の拡大
2. 地方分権の推進
3. 少子・高齢化の進展
4. 国・地方を通じた財政の著しい悪化です。@は交通・情報通信手段の発達や経済活動の進展に伴い、住民の日常生活圏は市町村の区域を越えて益々拡大しています。Aは住民の身近なサービスの提供は各地域で責任を持って選択されることが求められています。そのためには、個々の市町村の自立・体制整備が必要になってきています。Bは特に中山間地などにある小規模な市町村への影響が大きく、行政体制の再検討をしなければ、行政サービスのレベルの維持を図ることが困難になると想定されます。Cは国・地方を合わせた債務残高は約700兆円にのぼるといわれています。一般的に小規模市町村ほど税財政基盤は弱く、合併により基盤を強化し、基幹的な行政サービスの提供に支障がないようにしなければなりません。

 
 
 
■「中学生議会」に出席された中学生の皆さん(順不同)。
▼東観中学校 大森美優さん▼美里中学校 竹田智貴さん・多田優紀さん▼芸濃中学校 栗本佳苗さん・徳田唯さん 朝陽中学校 尾崎愛さん・三宅雄帆さん▼美杉中学校 池山勇人さん・中野瑛朗さん▼白山中学校 岡本知佳さん・山中裕貴さん▼一志中学校 伊勢野祐也さん・三宅衣梨沙さん▼香海中学校 松島慶さん・池田有希さん▼久居中学校 木村香央里さん・吉川真希さん▼久居東中学校 木村匠さん▼久居西中学校 平岡美友紀さん・川原田真那さん▼橋北中学校 古橋幹也さん▼西橋内中学校 川崎元太さん▼西郊中学校 松本朋子さん・村山友規さん▼橋南中学校 瀧川菜津美さん・伊藤卓也さん▼豊里中学校 川端万葉さん▼南が丘中学校 土性裕也さん▼南郊中学校 山本麻衣さん・山内綾香さん▼附属中学校 阿部有紀子さん▼高田中学校 中尾明遠さん▼セントヨゼフ中学校 伊藤香奈里さん
 
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