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Home > バックナンバー > 2005.12.29新・津市 特集号> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
期待集め 新「津市」誕生

  「環境と共生し、心豊かで元気あふれる美しい県都」へ。新「津市」が平成18年1月1日に誕生する。津市、久居市、河芸町、芸濃町、安濃町、美里村、香良洲町、一志町、白山町、美杉村の10市町村が大合併し、夢と希望あふれる『将来ビジョン』を掲げて新しいまちづくり、新県都づくりをスタートさせる。総面積は約710平方|で県下一の広大な市域を誇り、総人口は約28万7千人で県下2番目の都市となる。豊かな自然環境と広大な市域、地理的な優位性、多様な歴史・文化資源、都市機能の集積、多様な産業活動など各地域の特性を活かしたまちづくりが推進される。「ローカルみえ」のこの新「津市」特集号では、これまでの10市町村の産業・物産・観光・生活資源・住民の暮らしなどを紹介しながら、新「津市」のまちづくりを応援していく.。

 
 
「環境と共生し、心豊かな元気あふれる美しい県都」へ18年元旦スタート

  新「津市」は、三重県のちょうど真ん中に位置し、県の顔ともいえる県庁がある県都。市域はこれまでの約7倍に当たる710・8平方|で、県域の約12%を占める。地勢は山間・丘陵・平野の3地帯から構成される。西境沿いの山間地帯は標高700から1000~の山々が連なる布引山地と一志山地から成っている。その東側の布引・一志山麓は標高30から50~の丘陵地、台地、伊勢平野の一部で、東へ更に海岸平野へと広がっている。
  布引・一志山地からは、そこを源とする安濃川、雲出川が流れ伊勢湾に注いでいる。また市域の西端近くを流れる名張川が木津川、淀川を経て大阪湾へと流れている。
  人口は、平成12年の国勢調査によると28万6521人。県人口の15・4%を占める。年齢階層別人口の構成比は、零から14歳の年少が14・7%、15から64歳の生産年齢が66・1%、65歳以上の老年が19・2%。県の構成比と比べると年少人口が0・5ポイント低く、生産年齢と老年人口が0・3ポイント高くなっている。世帯数は10万2795世帯で、1世帯当たりの人員が2・79人。県平均の2・92人よりわずかに下回っている。
  歴史、中でも旧藩政時代は大部分が藤堂藩で、伊勢街道や初瀬街道、伊賀街道、伊勢本街道、伊勢別街道の5街道が通じていた。その後期には、津地域に77か町・59か村、久居地域に21か町・17か村、安芸郡域に64か村、一志郡域に49か村の合計300に近い町や村があったと言われている。
  明治4年の廃藩置県により村々は安濃津県、度会県に分属され、翌5年には安濃津県が三重県に改称され、同9年に度会県を編入して三重県の管轄となった。
  更に同21年4月公布の市制町村制により、翌22年4月には全国一斉の町村合併で、本圏域に当たる地域には1市2町53村が誕生した。その後も合併、編入、改称などが進められ、昭和28年10月の町村合併促進法の施行により、平成大合併までの2市6町2村となった。
  就業人口は国勢調査(平成12年)によると14万1331人。県の15・2%を占めている。また新市の総生産額は、県民経済計算によると県の16・1%に当たる1兆1181億円。就業人口と総生産額の産業別構成比は、県と比較すると第1次産業では大差はないが、第2次産業では就業人口が5・5ポイント、生産額が11・3ポイント低くなっている。逆に第3次産業では就業人口が6・5ポイント、生産額が12・0ポイント高くなっている。

 
 
新市章で飛躍を表現

▲新「津市」の市章

  津市と周辺9市町村の対等合併による新「津市」の誕生は、平成15年1月に設置した合併協議会で40数回に及ぶ協議を重ねてきた。幾多の困難な課題を克服しながら、翌16年11月に関係10市町村が合併協定書に調印、念願の新「津市」実現にこぎ着けた。
  新「津市」の市章は、公募と住民アンケートの結果を参考に、岩永光一さん(和歌山県橋本市在住)の作品に決定した。「つ」をモチーフに「グリーン」で自然豊かな大地、「ブルー」で伊勢湾の波濤をイメージしている。自然に恵まれ、人々の触れ合いや、培われた歴史や文化を大切に、希望に満ちた明るい活力ある未来へ大きく飛躍していく姿を表現している。
  合併に伴う町、字の名称変更も発表された。津市は現行のままだが、それ以外は部分修正となる。久居市は他市町村と重複する町名及び旧久居町地域の町名については「津市久居○○」とし、他の町名は「津市○○」となる。その他の8町村は「津市河芸町○○」「津市芸濃町○○」「津市安濃町○○」「津市美里町○○」「津市香良洲町○○」「津市一志町○○」「津市白山町○○」「津市美杉町○○」となる。

 
 
10市町村が合併 特性生かしまちづくり

  新「津市」の特性は、「豊かな自然環境と広大な市域」「地理的な優位性」「多様な歴史・文化資源」「都市機能の集積」「多様な産業活動」と大きく5つ挙げられる。
  市域の東部に白砂青松の面影を残す海岸、中央部には緑あふれる田園と里山、西部には山林・湖などの多様で豊かな自然環境に恵まれた広大な市域が広がっている。
  また市域は、県の中央部に当たり中部圏と近畿圏の結節点。奈良県を通して近畿圏からの「玄関口」となっており、中部国際空港への海上アクセスを通じて国内・国外からの「玄関口」ともなるなど、地理的な優位性を有している。
  江戸時代にはいくつかの街道が形成されていた当該地域には、全国の情報が集まり、様々な貴重な史跡や文化財など地域固有の歴史・文化が伝承されている。その多様な歴史・文化資源は、今日の住民の日常生活の中にも息づいている。
  更に市域は、県庁所在地として行政機関が数多く立地しているほか、企業の本社・支店なども設置されており、三重県の経済活動の拠点となっている。多くの高等教育機関、高度で専門的な医療機関・研究機関も設置されており、文化施設も整備されているなど、都市機能が集積している。
  そして行政機関、金融機関など各種サービス機関が立地しているほか、観光・レクリエーション・農業・漁業・製造業など多様な産業活動も営まれている。

 
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