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輸入ハマグリを“蓄養”し全国へ
楠町のハマグリは出荷高日本一 高い栄養価で疲労回復にも効果 |
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鈴鹿川河口の三角州に広がる四日市市楠町。同町の海沿いには「蓄養池」と呼ばれる、輸入したハマグリを保管する養殖池が面に広がる。
ハマグリと言えば桑名が有名だが、現在日本の食卓に並ぶハマグリの大半は中国や朝鮮半島から輸入されている。輸入され、同町に届いたハマグリは、輸送中の “長旅”の疲れを癒すために蓄養池に入れられる。鈴鹿川の伏流水を取り入れた海水と、木曽川河口から運んだきれいな砂の入った蓄養池でハマグリは元気を取り戻し、不純物なども取り除かれる。
畜養はハマグリの入荷量や大きさなどで1週間から数カ月ほど行われる。楠町漁業協同組合長の川村誠さん(47)は「一カ月ほど蓄養するとハマグリが光ってきます。3カ月も経つと一段とツヤが出ますね」と話す。楠町は年間約5000dのハマグリの出荷高を誇り、全国の出荷率6割を占める。同町でハマグリの畜養を行う業者は現在12軒ほど。海苔の養殖など兼業の業者も多い。
「今、ハマグリは安値安定の傾向があって、アサリよりも値打ち感があります」と川村さんは話す。輸入により供給量が安定したことと、ハマグリは冬場の鍋物のシーズンや、ひな祭りの3月など需要が偏る傾向があることなどによる。「最近、中国でもハマグリの消費量が増えてきて、仕入れ値に影響が出始めるのでは」と川村さん。中国では主に揚子江の河口で採られるが、その漁場の環境悪化も気になるという。
ハマグリは他の貝類と比べ、栄養価のバランスが高い。特にカルシウムなどのミネラルやグルタミン酸などのアミノ酸が多く含まれ、疲労回復に効果がある。焼きハマグリや潮汁の調理法が一般的だが、グラタンやシチューなどのクリームソースにもよく合う。
同町の蓄養業者では、ハマグリの直売も行っている。現在1`500円〜700円ほど。
問い合わせは楠町漁協=電話0593(97)3420=まで。
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森林の手入れの仕組みを知ろう
菰野町「三重県民の森」で間伐体験
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三重郡菰野町の森林公園「三重県民の森」は先月25日、密集した木々を間引く間伐体験を開催し、6組の家族連れなどが参加した。
低迷している国内林業について知ってもらい、木材生産の重要性を学んでもらおうと同公園が企画。当日は、枝打ち・伐採などの森の手入れについて説明を受けた後、樹齢30年ほどのヒノキが並ぶ人工林で間伐体験を行った。
のこぎりの使い方の指導の後、同公園自然学習員の伊藤雅樹さんが間伐の見本を披露。斜めに幹が曲がってしまった木や二股に分かれた木を選び、作業に取り掛かった。
間伐は、倒す方向からのこぎりを入れ、三角形に切り取り、ロープで倒れないよう支えながら逆の方向からのこぎりを入れていく。
ほとんどのこぎりを使ったことのない子どもたちは、苦戦しながらも足を踏ん張り真剣な表情で取り組んでいた。徐々にのこぎりを使うことに慣れてくると楽しくなってきたのか、積極的にのこぎりを使い作業に取り掛かっていた。
四日市市蒔田から参加した渡部桃子さん(小5)は「のこぎりを引くのが難しかったけれど、教えてもらったとおりにするとだんだんうまくできるようになってきて楽しかった」と話した。
木が倒れる瞬間には毎回歓声が上がり、参加者はぽっかりあいた空を眺めたり、切り株に集まり年輪の数え方を聞いたり、鼻を近づけヒノキのいい香りを嗅いだりしていた。
伊藤さんは「子どもたちがみんな積極的に参加する様子が見られよかった。この体験を通して森林そのものを見る目を養ってもらえたのでは」と話した。同所では今後も、森林に関する活動などを企画していく予定。
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