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Home >バックナンバー > 2005.8.25> 4.5面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【4,5面】

 


商店街応援特集1
「商店街に行こう!!」
ここが桑名の台所!〜桑名市 寺町通り商店街〜


←アーケードのリニューアル完成図。
  お寺の雰囲気でノスタルジックに。
  近年、地方の商店街は客を呼び込めず苦戦を強いられている。生活習慣の変化や車の飛躍的な普及などにより、その利便性から郊外の大型ショッピングセンターに客は流れ、商店街には空き店舗が目立つ。
  しかし、伝統の朝市など様々なイベントで、客足を呼び込む地域密着型の商店街は県内にもまだある。今回から各地の元気な商店街をご紹介!まずは桑名の「寺町通り商店街」でスタート。
  ▲取材を行った8月8日の市では、旬のほおずきがたくさん売られていた。 ▲あちらこちらで立ち話。この光景も商店街ならでは。 ▲那須・ピーマン・おくら・かぼちゃ…新鮮な夏野菜が並ぶ。  

  名のある商店街で、毎回15000人もの人出で賑わう朝市があるという―以前にそんな噂を聞き、この目で確かめようとその商店街に出掛けてみた。
  8月8日午前9時過ぎ。アーケード入口に自転車やカートを押したお爺ちゃん・お婆ちゃんがどこからともなく集まり、吸い込まれていく。アーケードに一歩足を踏み入れると、そこは“市”と呼ぶよりは“祭り”に近い、活気溢れる空間。店舗の前には新鮮な野菜や魚介類、乾物や総菜の出店がズラリ並び、どの出店も人だかりでまっすぐ歩くのも困難だ。
  桑名駅から東へ800bに位置するこの「寺町通り商店街」は南北200bのアーケードに数十店が連なる由緒ある商店街。周辺に数十の寺院があり、その参拝客を目当てに自然発生的に市が開かれ、いつしか商店街として発展していった歴史を持つ。同商店街では毎月3と8が付く日に朝市「三八市」を開催している。「三八市」は“さんぱちさん”と親しまれ、戦後まもなく商店街が集客のために開いた市。今も愛知県や岐阜県から約70軒の露天業者や農家が集まって市を開いている。


    ▲志ぐれ「貝新」のご主人。気さくにに対面販売中。 ▲「うなぎセンター」のオバチャン。名物。桑名のハマグリ=写真右=を販売。

  人並みを縫って、同商店街新興組合理事長・水谷健さんの元へ向かう。「市のある日はこの様に人が押し寄せますが、普段は残念ながら静かなんです」と、いきなり厳しい意見の水谷さん。何とか商店街を活性化しようと、組合で様々な企画に取り組んできた。
  毎月第3日曜には骨董市とフリーマーケットを兼ねたイベント「十楽市」、7月は昔懐かしい夜店が並ぶ「びっくり夜店」、10月にはアーケードを大名行列が練り歩く「桑名の殿様御台所祭」など、趣向を凝らしたイベントを企画し、好評を得ている同商店街。同じ悩みを持つ全国の商店街から多くの視察が押し掛けるようになった。
  水谷さんの案内で商店街を歩く。「お客さんは高齢者中心で、買い物とは別に、客同士のコミュニケーションの場にもなっています」と水谷さん。なるほど、アーケード内では至る所で立ち話、また仮設の飲食スペースで話し込む人の姿が目に付く。「出店の店主とも『今日は○○が安いよ!』とか、『今が旬の△△はこうやって料理して食べて』と、お買い得情報や調理法、世間話が飛び交います。この人情味溢れるやり取りが、商店街で買い物することの醍醐味です」。


▲板吉菓子舗で懐かしい看板と福助人形が出迎える。 ▲支払い時も自然と会話が。 ▲「名は体を表す」。時計屋さんです。 ▲店主もかき氷でちょっと一息 ▲このテント看板が秀逸です。

  商店街の施設も徐々に整備が進んでいる。無料のショッピングカート貸し出し、商店街裏に流れる「寺町堀」の遊歩道化、アーケードを寺院の内装に見立てたリニューアルなど、客層や商店街の持つ歴史と文化に合わせ発展を続けている。
  「今後は広く桑名全体のまちづくりの一環として、観光地の役割も持つ商店街づくりを行いたいと思います」。


▲支払い時も自然と会話が。たこ焼きを焼く水谷ハルコさん=写真手前=は91歳!お元気です。

▲岐阜県海津市から毎回野菜を売りにくるオジサン=写真左=。この_50年。「昔は自転車で来ていたよ」。 ▲アーケードがあるから、安心して乗れます。 ▲アーケード内は買い物カートが利用できます。

▲同商店街振興組合理事長の水谷健さん。商店街裏に新しく完成した水辺の遊歩道をバックに。 ▲”正しい日用雑貨”キチンと買える。 ▲”寺町”に相応しく、剥き出しの鉄骨を寺の柱に似せてお色直し中。 ▲商店街アーケード入り口の看板。歴史を物語る。

●寺町商店街ホームページ http://www3.ocn.ne.jp/~trz/


 
【お店訪問】
女性に人気! クセになる辛さ
四日市市 「あかまる」

  四日市市波木町に7月オープンの「あかまる」は韓国料理をベースとした創作料理のお店。
  同店の一押しメニューの「名物 あかまる焼」(一人前580円=写真=は2人前)は、韓国のお餅「トッポギ」と鶏肉、野菜がたっぷり入ったヘルシーな鍋。自家製味噌とコチジャンの味付けは五段階に選べ、リピーターはさらなる辛さに挑戦する人も多いとか。
  その他にも「上ミノの唐揚げ」(480円)、「塩豚カルビと巻き巻き野菜」(680円)などサイドメニューも充実。韓国のお酒「マッコリ」を使ったオリジナルカクテルも味わえる。


DATA
四日市市波木町405-48
TEL 0593(22)4429
営業 18:00〜翌3:00(LO23:30)
休業 火曜日

 
オーナーが彩る普段着感覚
鈴鹿市 「ギャラリーくらし野」

  鈴鹿市中江島町にある「ギャラリーくらし野」はオーナーの青木さん夫婦が自ら摘んできた野花を飾る落ち着いた雰囲気の生活雑貨と喫茶のお店。
  メニューのロールケーキやゼリーなどはすべて奥さんの手作り。自分が食べておいしいと感じるものを提供したいとすべてのケーキに国産小麦、三温糖、地卵を使っている。9月中旬からは、自家製のたがねと十勝産の小豆を使った「ぜんざい」を始める予定。
  青木さん夫妻は「日常生活中心の普段着感覚の店なので一人で気軽に、3世代揃ってゆったり楽しい時間を過ごしてもらえれば」と話す。


DATA
鈴鹿市中江島13-18
TEL 0593(87)8551
営業 10:00〜18:00
休業 月曜日

 
ライフスタイルにあったメガネを提供
津市 「メガネの服部」

  津市大門だいたてアーケード内の「メガネの服部」は、客ひとりひとりのライフスタイルにあわせたメガネを提供。購入の際にはそれぞれの趣味や仕事などを聞きながら個人にあったメガネを奨める。
  スーツやピアスなどにフレームの色を合わせるなどいつも同じものをかけるのではなく、TPOに合わせたコーディネートをアドバイス。大型店ではできないじっくりと話を聞くことでこだわりのメガネを選ぶことができる。
  同店の伊串裕子さんは「メガネを楽しくおしゃれにかけてほしい」と話す。 また、店内にはメガネ以外にも県内出身作家によるアクセサリーも販売中。


DATA
津市大門2-2-1
TEL 059(226)7878
営業 9:30〜19:00
休業 年中無休
H.P  http://hattorimegane.com

 
 
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