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“LAGS IN LIFE ”(=旗・のぼりのある生活)をキャッチフレーズに、各種旗、のぼり、神仏幕、のれん、祭礼品、半纏、帯、腕章、カップ、トロフィーなど多彩な商品を取り扱っている、桑名市の「上田染工」。創業は明治の半ば。代表の上田利則さん=写真右=は4代目に当たる。
当初は神社や寺で使用される幕や幟、代々続く伝統的祭礼に使われる天幕、神輿、半纏などが仕事の中心を成していたが、学校や会社が増えるに伴い、校旗・社旗、バッジが増え、各商店が増えてくると販売促進用品としてのれん、のぼりの受注が増え、レジャー・イベントが増えてくるとタスキやゼッケン、カップ、トロフィー、楯といったアイテムが登場。人々の暮らしが豊かになるにつれて、扱う商品も増えてきた。
最近、目立ってきたのが、オリジナルのTシャツやスタッフ・ジャンパーといった、学園祭やフェスティバルに参加するグループで使うアイテム。同店ではデザインや原稿作成も行っているので、打ち合わせをしながら自分たちにピッタリの揃いの一着を作ることが可能。また、最近人気の「よさこいソーラン踊り」のコスチュームの注文も受けることも。生地選びからデザイン制作、着心地までを考えて作られる商品は、老舗の誇りとプライドを感じさせてくれる。
一方で、各地域の伝統の祭りを彩る印半纏の注文も春から夏に向け多い。「桑名には天下の石取祭があります。うちは“石取さん”と歩み続けているようなもの」と上田さんが話すように、毎年、着古した半纏の町内ごとの新調があり、祭車の修理・化粧直しも行ったりする。「桑名の半纏は他の地域と比べ、丈が少し短めなのが特徴。この伝統を守りながら、いいものを作って行きたい」と上田さん。
同店の商品は、名前やマークが入ったりするオーダーものが主流だが、もちろん、既製品もある。中でも人気なのが唐草・鹿の子・市松といった古典柄の手ぬぐい(800円〜)。ハンカチやバンダナのようにお洒落に使いこなす若い人がいるそうだ。
営業時間は、午前9時半〜午後6時半。日・祝定休。問い合わせは、桑名市三ツ矢橋29、「上田染工」=電話0594(23)0008=まで。HPは、http://www.uedasenko.com |