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Home > バックナンバー > 2005.7.21> 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

廃材から生まれる緻密な造形       
伊勢現代美術館で大平實展


  廃材を使った彫刻作品で知られる大平實(みのる)の作品展が南勢町五ヶ所浦の伊勢現代美術館で開催されている。9月 日まで。
  作家はアメリカのロサンゼルスを拠点に制作活動を行っており、郊外の砂漠や荒野で拾い集めた木や石、また家屋の廃材などを利用し、その破片を細かく繋ぎ合わせるなどして緻密な作品=写真=を表現している。作品はアメリカ西海岸特有の乾いた感覚だけでなく、どこか日本的な情緒も同時に持ち合わせている。作家の出身地である新潟県北浦原郡黒川村の黒川村彫刻美術館に昨年、自身の作品を収めたOHIRA彫刻ギャラリーが開設された。
  同展の入場料は一般500円、学生400円、小中高300円。開館時間は午前 時〜午後5時。水曜日休館。  問い合わせは同館=電話0599(66)1138=まで。ホームページはhttp://www.amigo2.ne.jp/~aoisora/

 
【グループ】       
点訳本や点字絵本を翻訳し寄贈   
点字絵本サークル

  目の見えない人達が読む点訳本や、目のみえない子ども達が手で触る点字絵本を作っているグループ「点字絵本サークル」(代表馬場幸子さん)。

  高校の部活で点字クラブを教えていた馬場さんは県内で点字絵本のサークルがなかったことから点字絵本サークルを発足させた。
  同グループのメンバーは現在約20人。月2回、津市中央公民館で点訳本や点字絵本の作成に黙々と取り組んでいる。点字絵本は、感触を想像できるように模造紙、モール、フェルト、紙発砲、ボタンなどを使う。完成した作品は県内を始め岐阜や静岡、滋賀、沖縄などの盲学校や施設などに寄贈している。また、施設などにアンケートをとり、要望するものに応えて絵本を作成している。
  「養護施設の子ども達に点字絵本を読んでもらえると励みになりますし、また子どもたちの笑顔から元気がもらえます」と馬場さんは話す。

  また、点字カードの講習会が8月2日に津市図書館2階研究会議室で、午前9時30分から午前12時まで行われる(小学4年生以上対象)。材料費は300円。持ち物はハサミ、のり、鉛筆、ボールペン。締切は25日まで。
  申し込み・問い合わせは馬場さん=電話059(223)6527=まで。

 

【防災】防災特集19     
「大地震は迫っている」       
「三重県地震防災ガイドブック」と
「わが家の防災情報シート」を全戸へ       
県が配布、大地震への備えを訴え

  「東海地震」「東南海地震」「南海地震」。いつ発生してもおかしくない大地震だ。しかし三重県民の間でも意識はしているが、その地震への備えは『まだまだ』が実態。最近の調査でも大地震への危機意識は90%以上の人が抱いているものの、家具の固定や非常食の備蓄など実際の備えはまだ50%前後に止まっているという。
  このため県は、県民に大地震への備えを促す「三重県地震防災ガイドブック」=写真右=と「わが家の防災情報シート」=写真左=を作成。先月中旬から市町村を通して、県内の全戸約68万世帯へ配布を開始した。8月中旬までには全世帯に届けられる予定。
  「地震防災ガイドブック」はA4判カラー刷り32n。『なまず博士からの「緊急指令」地震から身を守ろう!』と県民に訴えた完全保存版の冊子。「知る」「備える」「行動する」の3項目をキーワードに、地震への知識や備え、発生した際の適切な行動について役立てることが出来るようまとめてある。
  10年前に県が作成した「地震防災読本」のリニューアル版。最新の情報を基に地震への対応策を刷新してある。内容は冊子全般にわたって『なまず博士』が登場し、写真や図表入りで分かりやすく解説している。
  「知る」では指令1「地震の基礎知識を学ぼう!」と指令2「明日にも起こる大地震を想定しよう!」を説明。「備える」では指令3「家族で防災会議を開こう!」と指令4「地域のみんなで備えよう!」を、「行動する」では指令5「どんな時でも地震から身を守ろう!」と指令6「被災後の生活をイメージしよう!」を解説している。
  また災害用伝言ダイヤルや、病歴・常備薬・アレルギーなど緊急時に必要な個人情報を記入することができ携帯もできる「防災カード」が付録。8項目の地震防災確認テストも裏表紙に付いている。
  「わが家の防災情報シート」はA2判の両面カラー刷りで、各家庭に張り出せるようにしてある。表面が伊勢湾岸沿いを、裏面が熊野灘沿岸を表記。東海・東南海・南海地震が発生した場合の震度分布、県内主要地点での最大津波波高と到達時間、主な活断層の位置を一目で分かるように示してあるなど、三重県のハザードマップと緊急時の行動指針を掲載。連絡先なども書き込めるようにしてある。防災情報をひとまとめにした全戸配布用のシートは県では初めての作成。
  作成を担当した県地震対策室では「このガイドブックとシートを地域の自主防災組織や、県民の皆さんに見てもらいたい」と活用を促しており、「家族でもぜひ防災会議を開いて、大地震への備えを実行してもらいたい」と訴えている。

 
 
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