|
津市丸之内養正町の市立養正小学校(坪井守校長、児童数281人)はこのほど、図書委員主催の図書館まつりや図書館スクールサポーターによる図書室の環境整備など読書にまつわる積極的な活動が認められ、平成17年度読書活動優秀実践校として文科大臣賞を受賞した。
同校は平成12年から朝の読書時間を設けたり、年に2回、同校の図書委員主催で本探し大会や辞書の早引き大会を行う「図書館祭り」を開催するなど校内で読書活動を積極的に展開してきた。
津市立図書館の1度に200冊まで貸し出しを受けることのできる団体むけサービスの利用やコストを抑えるため古本屋で本を購入することで同校図書館の本の種類を揃えるといった工夫や、市立図書館の司書による本の並べ方などの指導を受け、専門家の意見を聞くことによって環境整備にも努めてきた。
図書館祭りを担当した児童からは「忙しかったけど楽しかった」という声が聞かれるという。
他にも4月23日の「子供読書の日」にちなんで毎月23日を「読書の日」に定め、学級ごとに読書の記録をつけ、児童に本の紹介を書かせることでお互いが情報交換する場をつくるなど読書を楽しむなど機会を増やしてきた。
ベストセラーの「ハリーポッター」シリーズや「ダレンシャン」などはファンクラブが結成されるなどの人気ぶり。児童自身が読書の新しい楽しみ方を発見している。
図書館の環境整備等に大活躍しているのが保護者を中心にボランティア「図書館スクールサポーター」。同校では平成15年11月から「図書館スクールサポーター」の募集を開始。現在は18人のメンバーが活動中。3部門で構成され、読書活動支援部は読み聞かせや本の収集を、環境整備部はテーマコーナー作りや飾りつけなどを、カウンター業務部は貸し出しやパソコンで蔵書登録を担当している。
今まで趣味で飾りつけなどを作っていたという保護者は、図書館の雰囲気に合った手作りのしおり、ポスターなどを提案し、図書室内はスクールサポーターによる手作り品でいっぱい。装飾は季節ごとにテーマを決めて変更している。
本の整理や本棚の修理など児童が楽しく図書館を利用することができるよう配慮。今まで図書館での業務を経験したことがないという人がほとんどだが、楽しみながら図書館の雰囲気づくりに励んでいる。
毎週月・金曜日に行われるスクールサポーターによる読み聞かせは低学年の児童を中心に好評。読み聞かせがある15分休憩になるとわれ先にと児童が図書館へつめかけ、読み聞かせを行うスクールサポーターの前に座る。話を聞く児童たちの目は真剣そのもの。話が終わると自然と拍手が沸き起こる。
図書館担当の木崎淑子教諭は「自分の通う図書館の雰囲気を楽しんでほしい。活動を通して読書の輪が広がっていけば」と話している。 |