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津市藤方の「古泉博物館」には、和銅元年から現在までにおよぶ1600種類の古銭がある。それらは昭和39年に発行された東京オリンピックの記念メダルを手にしたのをきっかけに、「なにか歴史をたどるものを集めよう」と、中村敏行さん(76)が集めてきたもの。
唐の開元通宝を模倣として和銅元年に日本で初めて発行された王朝十二銭の一つ、”和同開珎“や徳川幕府が制定した日本最初の全国統一幣制”慶長小判“” 寛永通宝“。また、日本の貨幣だけでなく、中国の殷時代に使われた貝貨、刀貨、布貨、円銭などもあり、それらは個々に分けられ、年号、直径、材料、発行枚数などが記されている。
同館は、古銭にまつわる、過去の文化・歴史・時代の背景を中村さんと共にたどる ”語り合う“博物館。訪問する人に「古銭を通じて未来につながるメッセージを伝えていきたい」と、中村さんは力強く話す。
問い合わせは津市大字藤方2678|1の同博物館=電話059(226)3626=まで。 |