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Home >バックナンバー > 2005.5.5> 8面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【8面】

【グループ紹介】

ドール作りで生活を楽しむ    
年2回展示即売会も開催    
松阪市の「ブルーグラス」


 「ブルーグラス」は松阪市虹ヶ丘の安福ふみえさんを中心に集まったカントリードールなどを手作りするグループ。10人ほどが作った人形などを年に2回持ち寄り、会員同士の交流を行うとともに展示販売会も開催している。
  子供のころからものを作るのが好きだった安福さんは、京都府舞鶴市に住んでいたとき、市主催のイベントに作品を出してみないかと声を掛けられたのが、カントリードールを作り始めたきっかけ。
  8年ほど前、夫の転勤で松阪に来た際、人形や壁掛けなどで家を飾って人を招くというアメリカの風習を取り入れ、隣人などと交流。訪れた人が、人形作りなどを教えてほしいと輪が広がり、それぞれの作品を持ち寄り販売も行うようになった。
  当初は安福さんの家で販売会を行っていたが、駐車場がないことなどから2年前から同市殿町の松阪ルーテル教会「めぐみチャペル」で開催。毎年、春と秋の年2回開催しているが、グループ員のほとんどが子育て真っ最中の主婦で、今年は子供の進学や進級など行事が重なり、春の開催を断念した。

  安福さんは 「アメリカの開拓時代には、古くなった服で人形を作って子供に与えたり、収納しきれなくなったものを壁に掛けて装飾するなど、物を大切にする心が溢れていた」とカントリードールなどを作る意義を説く。
  カントリードールを作るコツは、古くなったシックな色の服を選び、新しい布は紅茶などで染めて使うとよい。家の中が温かく、 日常生活が豊かになるよう心がけることも大切。「ステンシル」はもともと、壁の汚れを隠すなどの目的で作られたものだという。
  また、早くからグループに参加している疋田真由美さんは「人形を作るのが楽しくてどんどんたまってきたので販売することにしました。みんなで集まって近況報告したりおしゃべりするのも楽しいですね」と話している。
  問い合わせは安福さん=電話0598(28)8323=まで。

 

【花式】
動く植物


  植物は動物とは違って動かないのが普通ですが、中には動物のようにはっきりとした動きを見せるものがあります。その代表的なものが食虫植物のハエトリソウでしょう。
  ハエトリソウは長さ2・程度の捕虫葉を何枚か持っていますが、開いた捕虫葉の中に虫が入ると眼にも止まらぬ速さで葉を閉じて虫を捕まえてしまいます。この動きは非常に素早く、実際眼にするとその鮮やかな動きに思わず感心してしまいます。しかし本当に感心させられるのは、葉を閉じる早さよりも、虫を感知するための巧妙な仕組みの方なのです。
  ハエトリソウの捕虫葉は、通常上を向いて開いていますから、虫だけでなくゴミや小石も飛び込んできます。ゴミや小石は食べられませんから、そんなものを捕まえても意味はありません。実際、葉の中に小石を放り込んでみても葉はピクリとも動きませんが、生きた虫を放り込むと、待ってましたとばかりに、パクッと葉を閉じてしまいます。しかし、死んだ虫を入れてみても、葉は閉じません。生きている虫だけに反応しているのです。
  その秘密は捕中葉の真ん中に生えている感覚毛にあります。この感覚毛に何かが2回続けて触れると、葉が閉じるようになっているのです。小石や死んだ虫は入ったときに一度しか感覚毛に触れませんから、2回以上触れてくるのは生きている虫ということになるわけです。まるで正確な機械装置のようですが、こんな仕組みをどうやって獲得したのか、植物ってスゴイと思いませんか?
赤塚植物園 倉林雪夫

 
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