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Home > バックナンバー > 2005.5.5> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

地元農林産物を多くの人に    
白山町 ぬくいの郷がオープン


  一志郡白山町で(有)はくさん地域おこしの会が中心となり、地元の農林産物を多くの人に届けようと農林産物直売所と加工場所とを兼ねた「ぬくいの郷」を先月23日、同町大字中ノ村にオープンした。地元産の新鮮な農林産物、手づくり品などが安く手に入るとあって多くの人が訪れている。


 以前は、試験的に仮設小屋を建てて土日のみで地元の農産物などの直売を実施。台風が来て小屋が倒壊したり、強風で吹き飛ばされたりといった苦労もあったが、限定された時間の営業にも関わらず多くの人が訪れていた。利用者は大阪府や奈良県など遠方からもあり、ときには欲しいものがなかった人から商品の予約注文を受けることもあった。

  地元農家が中心となって設立された(有)はくさん地域おこしの会では、「白山町のうまいもん」をより多くの人に知ってほしい、届けたいという思いから「ぬくいの郷」のオープンへ。「ぬくい」とは白山町の倭地区に伝わる「温井・八ッ尾の白狐の恩返し」伝説からとったもの。
  オープン初日の先月23日は多くの人出で賑わった=写真左。営業開始午前10時前には駐車場はすぐにいっぱいに。オープンを待ちわびる人で会場内は熱気につつまれた。売り場にはあっという間に長蛇の列。
  売られている商品はほうれん草やたけのこ、野菜の苗、観葉植物、手作りクッキー、よもぎもち、木工品など多種多様。思わず手にとってしまうような地元産の農林産物、地元の人の手作り品が所狭しと陳列されている。
  商品には売り切れるものもあり、「次はいつ売り場に並ぶのか」などと尋ねる人もいた。

  ぬくいの郷の中には地元農林産物の直売の他にも、地元産の大豆を使ったとうふ・油あげの加工・農林産物の加工を行う場 として「耕房よってかんせ」を設置。注目は地元のとうふ職人直伝の製法により、地元産の大豆と天然にがりを使用した昔ながらのとうふ「ぬくいさん」。加工場所と販売場所が併設しているのでいつでも新鮮な商品を手に入れることができる。

  「とにかく新鮮で安心・安全な安いものを多くの人に届けたいですね」と同会代表の浅井競さん。
  また、買い物客と売り手との会話もここへ来る楽しみのひとつ。顔なじみの人が作った商品があれば話が盛り上がるなど地域のコミュニケーションの場所 としても最適。商品には生産者の名前が記載されており、誰が作ったのかがよく分かる。
  訪れた人の中には「次はいつ来て何を買うか考えてしまいます」と話す人も。

  場所は国道165号線沿い、「白山のうまいもん売ってます」と書かれた看板が目印。
  営業時間は午前10時から午後3時まで。毎週水曜日が定休日。
  問い合わせは(有)はくさん地域おこしの会=電話059(262)7557=まで。

 

交通弱者の買い物や病院通いに
中心市街地の活性化にも期待
松阪市が循環バスを運行


  お年寄りなど交通弱者対策と中心商店街の活性化を狙いにした松阪市営の市街地循環バス「鈴の音バス」がこのほど運行を開始した。 利用料金は1回100円(未就学児無料)で、運行は三重交通に委託している。
  市内の有識者らで組織する市バス等交通システム基本計画検討委員会が、平成13年に松阪商工会議所が実験運行した「お買い物循環バス」などを参考にコースや料金を選定した。
  コースは、松阪駅、駅北のマックスバリュ中央店、済生会病院を回ったあと松阪駅に戻り、ベルタウン、よいほモール、市役所、市民文化会館、パワーセンター、桜町、ぎゅーとら大黒田店、中田整形、宝塚町、アドバンスモール、マックスバリュ学園前店、久保中学、桜木記念病院、愛宕町、パティオ日野町、松阪駅など商店街や大型店、病院、市役所など33個所に停車。
  左回り、右回りのコースがあり、午前7時30分から午後6時49分まで、それぞれ7便運行。車いすの人も利用できるが、左まわりコースの1席のみで事前に予約が必要。
  運行には年間約3000万円かかるが、運賃を1回100円という低料金にしているため、赤字は覚悟。市財源から1000万円を補てん、残りは市内企業からバスや停留所への協賛広告を集め、現在約60社が参加している。
  問い合わせは三重交通松阪営業所=電話0598(51)5240、松阪市役所商工観光部商工観光課=電話0598(53)4361=まで。

 
 
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