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Home > バックナンバー > 2005.3.24> 6面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【6面】

抗腫瘍キノコ研究40年    
単行本「ヒメマツタケ」発刊    
津の伊藤均さん


  ヒメマツタケのパイオニアとして知られる元三重大学医学部助教授で菌類薬理研究所の伊藤均所長( )が、抗腫瘍キノコの研究 年を集大成した免疫賦活食品「ヒメマツタケ」と題した単行本=写真=を、このほど刊行した。
  ヒメマツタケは学名「アガリクス ブラゼイ ムリル」と呼ばれているキノコ。このため「長年にわたってアガリクス茸とヒメマツタケが同一であると誤解されている」と伊藤所長。この単行本では、アガリスク茸と本物のヒメマツタケの真偽を読者に正しく理解してもらうのが目的。
  単行本はA5判230求B6章からなり、1章を除く各章では解説とQ&Aの2本立てで構成。一般的にアガリクス茸と呼ばれるものは実際には存在せず、その研究も行われていないことや、日本癌学会をはじめ各学会で発表されているアガリクスの研究発表は、全てヒメマツタケのものである、などと説明。ヒメマツタケの真実の姿を浮き彫りにしている。


  ヒメマツタケの抗腫瘍メカニズムについては、腫瘍を直接攻撃するのではなく、体を守る免疫担当細胞であるマクロファージ・ヘルパーT細胞・NK細胞などや補体が免疫システム全体を賦活する点にある、と解説。これがヒメマツタケの注目される由縁であると強調している。
  そして薬理作用については、抗ガン作用やガン転移抑制作用、肝臓障害の抑制、脱コレステロール作用、血清脂質低下作用、免疫強化などを挙げている。

  伊藤所長は 年前から抗腫瘍キノコの研究を開始。1980年の第 回日本癌学会総会で、三重大学医学部キノコ研究グループの一員として、ヒメマツタケに顕著な抗ガン効果があることを発表、脚光を浴びた。これまでもヒメマツタケの研究について十数冊の単行本を発刊している。今回の単行本は紀ノ国屋書店系列の書店で販売。1500円(税込)。菌類薬理研究所は=電話059(246)5587。

 
特養「亀寿苑」が4月1日開所   
亀山市阿野田町

 10人ずつの小グループ単位でゆったり生活できる特別養護老人ホーム「亀寿苑」=写真=が4月1日、亀山市阿野田町に開所する。家族的な雰囲気の中、体の不自由なお年寄りが介護を受けられる小規模生活単位の新型特養で、三重県下では4番目の施設。
  施設の建物は鉄筋2階建て延べ2815平方~。入所定員50人。ショートステイ10人も受け入れる。入所者は65歳以上の要介護認定者で2月末現在、申し込みした140人から内定している。
  入所者は全員が個室に入り、10人単位(1ユニット)のグループ生活ができるのが特長。介護士らも1ユニットに4・67人と多く配属して、入所者の気心やニーズを的確に把握しながらサービスを提供する。
  設置経営主体は社会福祉法人ケアフル亀山(中村隆義理事長)。敷地を除く事業費6億8600万円でこのほど完成させた。27日には関係者ら80人が出席して完工式を開く。また28、29の両日は内覧会を開催する。
  鈴木清一郎施設長は「利用者と家族に信頼される施設づくり、地域に開かれた施設づくりに努めます」と抱負を語っている。

 
 
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