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Home > バックナンバー > 2005.2.17> 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

いなべ市藤原町
立田小で雪祭り   
美しい自然を学ぶ山村留学

いなべ市藤原町の立田小学校で今月5日、雪祭りが行われた。これは同校が推進する「山村留学制度」の一環として行われたもの。

 「この祭りを開催する目的には、留学生に雪を使った楽しみや喜びを伝える事だけではなく、在校生や地元の方も一緒になって雪を楽しむことで、自然あふれる我が町の良さを見直してもらうという一面もあります」と藤岡玉樹校長。当日は在校生68人の内50人以上と、その家族も参加し100人を超す大盛況の催しとなった。

 この祭りの目標は、みんなで協力し雪を積み上げ、雪灯篭などをつくること。祭りが始まると、最初は少人数で雪を並べていた子供達だったが、その輪が次第に広がって大人数のグループへと成長。お互いの意見を交わしながら、協力して雪を積み上げる姿がみられた。やがて雪灯篭が完成すると最後に各所をくり抜いて、ローソクを置いて点火。薄暗い中に幻想的に立つ自分たちの作品に子供達は歓声をあげていた。

  四日市市から留学している寺尾瑠生君(1年生)の母親の明美さんは「子供達2人とも、すごく楽しんでいるようです。今は親の私が子供達に負けないくらい一緒になって楽しんでいます」と満面の笑顔。父親の堅司さんも「実は雪が降った日に娘のさら(5歳)も一緒になって家族4人全員でかまくらを作り遊びました。都会ではこんな経験は出来ません。娘もここを気に入ったようなので、この学校に入学する予定です」と話す。

 また、同校では今回のように、春は藤原岳登山、夏は川下りと、季節ごとの行事を開催する予定だ。「行事の見学・参加も受けつけています。今年も多くの留学希望が寄せられ、地域の方もその希望に応えるべく努力されています。学校見学等、いつでも気軽に問い合わせして下さい」と同校長。

 この祭りの正式名称は「山村留学世話人会行事 雪祭り」。立田地区山村留学世話人会の主催。「山村留学」についての問い合わせは同校=電話0594(46)2058=まで。

 

初の「いつきのみや梅まつり」
20日に明和町、参加呼びかけ

 

 「いつきのみや梅まつり」(斎宮跡観光協議会主催)が、2月20日午前10時から、多気郡明和町竹川の斎宮歴史博物館南ふるさと広場梅林で開かれる。梅のほのかな香りとともに春の訪れを感じてほしい―と参加を呼びかけている。
  梅林の広さは約500平方~、紅梅・白梅合わせて110本ほどが植わっている。が、これまで地元でも一部の人しか知らなかった。多くの人に梅林に親しんでもらおう―と初めて企画、町おこしにつなげていく。
  午前10時に開会セレモニー。16年度斎王や直衣、袒、水干の披露のほか、琴の演奏、野点があり、見学者を梅の香りにのせて雅の世界に誘ってくれる。バザーテントでは甘酒や貝汁の振る舞いのほか、梅ブランデー・古代米ワインの試飲、町特産品、黒米おはぎを販売する。
  また、ファミリーフォトコンテストや斎王などとの記念撮影もあり、斎王べんとうを限定販売(50食、予約制)する。雨天、強風の場合は主会場を博物館内のエントランスホールに移して行う。
  当日は第3日曜日の「家庭の日」とあって、同博物館は入場無料。
問い合わせ、斎王べんとうの予約は、明和町観光協会=電話0596(52)0055=まで。

 
【防災】防災特集…14  
防災力向上めざした地域防災塾
3カ年で合計1111人が受講
若年受講者を呼び込むのが課題

  「自らの身の安全は自ら守る」ことができる人材を育成し、地域防災力の向上を目指して三重県が開催した今年度の「地域防災塾」が1月17日、津会場を最終回にして終了した。今年度の受講者数は募集定員250人に対して314人あった。男女比はほぼ半々の構成だったが、年齢別では50歳以上が圧倒的に多く20から30歳代が非常に少ないという偏りが目立った。
  「地域防災塾」は県下7県民局単位で開催。全体講座が4回、県民局ごとに開講した地域講座が各2回あり合計18講座。防災に関して各専門分野の講師を招いた全体講座は昨年7月15日の上野会場を皮切りに8月が松阪会場、12月が熊野会場、そして津会場で締めくくった。開講された会場以外の6県民局では、ブロードバンドを使ったテレビ会議システムでの同時中継により受講できるよう配慮された。また地域講座は地域の災害特性に応じた講座・実習が展開された。
  熊野会場で昨年12月7日に開かれた全体講座=写真=では、京都大学防災研究所巨大災害研究センターのセンター長である河田惠昭教授が「歴史から学ぶ津波対策」について講義。参加した受講者はメモを取りながら真剣に聞き入った。これまで知らなかった専門的な知識を得ることができるなど、どの講座も受講者の評判は上々だった。
  14年度から開始し3カ年続けた「地域防災塾」。防災に関する知識・技能を有する『災害に強い人』、そして自発的で意欲のある県民の育成を狙いにしたもので合計1111人が受講した。仕事帰りでも参加できるように開催日時を平日の夕方にするなど便宜を図ったことが奏功したようだ。ただ受講者の年齢構成から判断すると、防災に対する若年層の関心がまだまだ低いという結果も明らかとなった。
  地域防災塾の開催以前は10年度から13年度までの4年間、県民防災塾の名称で開催しており、防災意識を促す県民対象の講座は7年間続けていることになる。新年度は今までの問題点克服など、新たな課題をテーマに、新たな形で防災塾が開講予定だ。東海地震、東南海・南海地震が迫ってきているだけに、大地震に備えた県民の意識高揚は勿論のこと、県下各地の万全な地震対策につながる事業として期待も高まっている。

 
 
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