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日常生活の中で馴染み深い畳。その畳を使った工芸品を見ることができるのが津市乙部の田中畳店。
同店はまちかど博物館「タタミ工芸館」として注目を集めている。 館長の田中浩司さんは、昔から手先が器用で学生の頃から工芸などに興味を持っていた。現在は機械で作ることが多くなった畳ではあるが、展示されている工芸品はすべて田中さんの手縫いによるもの。
畳表・畳縁などを利用して作られた六角形や楕円の額、扇形の置物などは制作に1カ月ほどかかることもあったという。寸法などが狂わないように手間をかけて作られた作品は畳のもつ温かみに加え、美しさも感じとれる。
作品のデザインは制作前にある程度考えるが、作業中にアイデアが浮かぶこともあり、それを付け加えていくのも楽しみのひとつ。
「最近は畳が少なくなってきていますが、畳は日本の風土に合ったものです。展示品を見て、畳を使って色々なものを作れるということをわかっていただきたい」と田中さん。問い合わせは=電話059(229)0660=まで。 |