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Home >バックナンバー > 2005.1.27> 8面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【8面】

【みえのひと】

障害者は生まれながらのアーティスト  
「希望の園」園長 村林真哉さん


村林真哉さん

 「アートは既成概念を打ち破って美しいものを創造することです。障害者は神様から挑戦することを与えられた人たち。この意味で、障害者は生まれながらのアーティストです」。
  比較的重度の身体障害を持つ人たちが通う施設「まつさかチャレンジドプレイス希望の園」で自分の得意な美術を通して、障害者に絵画やオブジェ造りなどを教え、作品展の開催や海外の人たちとの交流を行うなど、活発な活動が県内外から注目されている。
  大阪芸術大学文芸学科、武蔵野美術大学短期大学部を卒業、ドイツに2年間留学後、制作発表をしながら、中学校、高校、養護学校などの講師を務めた。希望の園に勤めたのは、障害者の母親から勧められたのがきっかけ。養護学校の講師をしていた際、障害者が学校を卒業すると、社会に出ずに家に閉じこもってしまう場合が多く、学校での勉強がほとんど活かされていないことに疑問を感じていたという。
  通所者の作品展はこれまで、東京での2回を含め計10回ほど開いており、1999年にはカナダ、2002年にオーストラリア、中国などで国際交流を行っている。また、昨年春に松阪市にオープンしたベルファームの駐車場に巨大壁画を描き、1月20日から25日まで同園のイングリッシュガーデンで園生14人の作品展を開催した。さらに2月9日から20日まで名古屋市の名古屋市民ギャラリー矢田で開かれる「ファン・デ・ナゴヤ美術展2005」に園生の川上建次さんとともに作品を出展する。42歳。

 
【グループ紹介】
技術伝承と子ども育成に情熱  
玉城町の「玉城凧の会」
 

 伝統的な和凧に魅せられた「玉城凧の会」(森田勇三会長、7人)は、各地の凧揚げイベントに参加する一方、幼稚園、小学校に出向いて凧揚げや凧作りを指導、日本の伝統技術を子ども達に伝えるとともに、ふれあいの場を持つことで健全育成に役立てよう|と果敢な活動を展開している。

玉城凧の会の方々

 和凧や立体凧、創作凧などの凧作り名人・森田会長や玉城町内の凧愛好家が、子どもたちに物を創り出す喜びを知ってもらい、外で遊ぶ楽しみを体験してほしいと願って、平成15年2月に結成。近隣での凧揚げ大会への参加はもちろん、町内外の小学校や保育所などで凧作りや凧揚げを行ってきた。
  今年は1月9日に明和町で開かれた新春たこ揚げまつりに参加、29日には松阪市の西黒部凧揚げ大会に自信作を持ち込んで揚げる。2月には町内の保育所へ出向くなど予定もぎっしり。
  凧作りは、デザインや竹や紙、糸といった材料選びに始まり、骨組み、図案描き、糊付け、糸目付け、糸結びなど細かな作業の積み重ねとあって、それぞれが分担して取り組む。「チームワークが大切なんですよ。情報交換も大切で、みんなでワイワイ言いながら楽しくやってますね」と森田会長。
  1機目は発足当初に作った錦絵の大凧。2機目はまといをあしらった町火消し、3畳ほどの大きさで下部に赤地に白抜きで「玉城凧の会」とくっきり、ブイをつけてうねり音を出す工夫にも努力を惜しまない。
  森田会長は「凧文化を子どもたちに伝えていきたい。夢は地元で凧揚げ大会を開くこと」と話す。1本の糸を絆に大空に舞う凧と対話することが凧揚げの面白さで、地域の歴史、民俗や地形に合った独特の凧文化を培っていきそう。

 
【開店開業】

高齢者に憩いの場を提供  
津市「ケアセンターひよこの家」

 
ひよこの家

 津市藤方のひよこの家(北村修一郎社長)は、昨年12月1日に開所したケアセンター。家族の希望や心身の状況などを考慮した居宅介護と、介護を必要としている人が自宅で生活を送ることができるように訪問介護を行っている。
  また、事務所の一部を開放して地域の高齢者が楽しめる旬なイベントを毎月計画。15日には鏡開きを開催。孫と参加した人もおり、ビンゴゲームやかるた、輪投げなどを楽しみ、参加者同士で世間話をするなど、大いに盛り上がった。
  2月3日にもみんなで楽しめるイベントを計画。内容は節分まめまき、木工作り、ひな飾り作りを予定。参加者を募っている。問い合わせは同センター=電話059(213)5628=まで。

 
県内外から「弥生雛」が集う
津市「デコールおおたに」
 
弥生雛展

 津市大谷町の趣き雑貨の店「デコールおおたに」では、県内外から集まった陶びななどを陳列した「弥生雛展」を開催中。2月15日まで。

貝絵

  店内の一角に展示専用のスペースを設け、県内外の作家の作品を展示。形や色合いなど実に多種多様な姿に思わず見入ってしまう。
 

弥生雛展

販売も行っているので、自分の気に入った作品をそろえれば自分だけのお雛様を楽しめる。陶雛以外にも貝絵などもあり、繊細なデザインは思わず手にとって見てしまうほど見事なもの。
  同店は季節ごとに並ぶ商品が変わるので店内の雰囲気から旬を感じることができる。
  営業時間は平日午前10時から午後7時まで、日曜・祝日は午前10時から午後6時で、第3日曜日は定休日。問い合わせは=電話059(226)6698=まで。

 
 
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