県内各地で音楽を通して青少年の健全育成と生涯学習教育を行うNPO「エイムミュージックスクール」(赤井薫代表)は、昨年末にシニア向けのギター講座を伊勢市で開講。ギター初心者の高齢者にも分かりやすい講座として人気を呼んでいる。
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世代・楽器を越えた交流も
3年程前から、四日市・河芸・津・安濃・久居と県内各地の行政の依頼などでギター講座を開講している同スクール。開講当時は特に高齢者向けの講座ではなかったが、募集で集まった受講生の高齢者の占める割合が高かったため、講座名を「ギター寺子屋シニア講座」とし、高齢者の初心者でも分かりやすい講座内容とした。
現在、県内で同スクールの講座を受講しているのは50歳から70歳代の200人あまり。受講生は「以前からギターを弾くことが夢だった」「上手くならなくてもいいからとりあえず弾けるようになりたい」など、ギターを初めて触る人ばかりだった。1年ほど続けると「『知床旅情』を弾けるようになった。次はもっときれいな音で弾けるようになりたい」と、皆それぞれの上達度合いでギターを楽しめるようになる。
「音楽は世代を越えて楽しめるもの。高齢だからといって自分の夢をあきらめず『自分への可能性』を試す人が数多く受講されています」と同スクール代表で、自らギターの講師も務める赤井さんは話す。「ギターは両手の指をフルに使って演奏するものです。それが脳への良い刺激になると思います。覚えるペースはゆっくりですが、ギターへの情熱は高い集中力に現れています」。
今年春には、同講座のギターとドラムなど他の楽器との共演コンサートを県総合文化センターで行う同スクール。「技術や世代を越えた交流が楽しめるのが音楽の利点。ギターを通して受講者間の交流も芽生えています。閉じこもりがちのシニア世代に、ギターが良いコミュニケーションの手段となっているようです」。
伊勢市八日市場町の伊勢中高年齢労働者福祉センター「サンライフ伊勢」で行われている「ギター寺子屋シニア講座」の詳細は以下の通り。
受講対象者=「サンライフ伊勢」に通うことのできる50歳以上の人。講座開講日時=毎月隔週の第2・4木曜日、午前9時30分から午前11時30分(50分講座を2回開講)。受講料=1カ月3000円(教材費含む。ギターは個人で準備する。)
申し込み、他地域の講座内容や詳細の問い合わせは同スクール=電話059(245)4678=まで。
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