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Home >バックナンバー > 2004.11.4> 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

【花式】
VOL.46 赤い実

VOL.46 赤い実

 晩の気温が下がり、そろそろ冬を意識し始める頃になると、ピラカンサやナンテン、クロガネモチなどの赤い実が目に付くようになってきます。鮮やかな黄色や紫のパンジーが並ぶ園芸店でも、真っ赤な実のピラカンサは良く目立ち、ひときわ冬のシーズン到来を強調しているようです。
  寒さのつのる時期に、この真っ赤な色彩はうれしいもので、ついつい一鉢買って庭先や窓辺に置きたくなってしまいます。北風の吹く中でもツヤツヤに輝く真っ赤な実を見ると、なんだか勇気が湧いてくるようです。しかし、赤い実の大敵は小鳥。一度見つかったら最後、仲間を連れてうれしそうについばみ、丸坊主にされてしまいます。
  この時期にこういった真っ赤な実をつける樹木はたくさんあるのですが、もちろんその目的は我々の眼を楽しませるためではありません。鳥にその実を食べさせ、遠くへ種子を運んでもらうためです。真っ赤な色は鳥に見つけてもらうためのサインなのです。鳥に「食われてしまった」と思うと、悔しさが残ってしまいますが、考え方を変え、窓辺でバードウオッチングが出来たと思えば、気持ちも違います。嬉しそうに実をついばむ小鳥たちをゆったりと眺めていれば、こちらまで楽しくなってくるものです。
  でも、ピラカンサの実って、実はあんまり美味しくないんです。真っ赤な色で目立つ上に、あんまり美味しくすると、いっぺんに食べられてしまいます。適度にまずくして、いろんな鳥にゆっくりと食べてもらおうという植物の知恵のようですね。


繊細で柔らかなガラス器
伊勢市「小坡美術館」で企画展

 伊勢市宇治浦田、猿田彦神社近くの小坡美術館で米国を代表する女性ガラス造形作家トゥーツ・ジンスキー=写真=の新作展を開催している。12月12日まで。

 

  極細のガラス糸を重ねあわせ、熱で溶着して造形する独自の技法で制作されるジンスキーのガラス器。その作品はガラスのイメージに反し柔らかく繊細。形に沿って流れるような色彩も印象的。

  アメリカやヨーロッパで数多くの展覧会を行ってきた同氏。以前から伊勢に特別の想いを寄せており、今年9月には同展の開催を機に念願が叶い、伊勢を訪れた。神宮の文化などに感銘を受けながら、同館で自作の展示作業を自ら行った。
  入館料は一般300円、大学・高校生200円、中・小学生100円。開館時間は午前9時30分から午後4時まで。月曜休館。問い合わせは猿田彦神社=電話0596(22)2554=まで。


三重の自然を紹介
嬉野町ふるさと会館

 県下の自然系博物館や自然保護グループなどが集まって三重県の自然や活動の楽しさを紹介する「しぜん文化祭2004」(しぜん文化祭実行委員会主催)が6日(土)、嬉野町権現前の嬉野町ふるさと会館で開かれる。入場無料。
  出展は、津市の白塚の浜を愛する会が「白塚海岸の自然」、鳥羽水族館が「すてられた生き物たち」、日本野鳥の会三重支部が「人と野鳥との共存」、志摩市の横山ビジターセンターが「伊勢志摩の自然と親しもう」などをテーマに約30団体が活動報告や展示を行う。
  また、近くの一志久居教育会館でオサムシ研究家の久保田耕平さん(東京大学大学院)が「ぼくは昆虫少年だった」と題して講演。嬉野町史自然編調査員が「嬉野町史自然調査で分かったこと」と題して報告する。
  問い合わせは津市羽所町、アスト津3階、みえ市民活動ボランティアセンター内、しぜん文化祭実行委員会=090(9262)4665=まで。


松阪短期大学開学40周
15日から松阪市民文化会館などで

 松阪市久保町の松阪短期大学部は今年度で開学40年を迎えたのを記念して20日、同市川井町の松阪市民文化会館で、精神科医で帝塚山学院大学教授の香山リカ氏の「心を伝え合うこと」と題する講演、学生の手作りミュージカル「絆(きずな)〜仲間との冒険〜」、フォーラム「地域とともに明日を拓く」を開催。さらに15日から19日まで公開授業も実施する。入場無料。
  同短期大学部幼児教育・保育学科の総合演習発表として行われるミュージカルは、子供たちに「心をかわせる絆」の大切さと、薄れつつあるといわれる「家族の絆」の大切さ感じてもらいたいという願いが込められている。午前11時開演。フォーラムは各界で活躍中の卒業生をパネリストに、学生時代を思い出しながら、短期大学の明日の夢につながるよう意見交換する。
  公開授業は衣生活論、乳児保育、食物栄養指導など18科目が公開され、一般の人も学生に交じって授業を受けることができる。問い合わせは同大学講演会係=電話0598(29)1122=まで。


恒例花嫁総仕上げ
津市の旭理容美容専門学校が実施

 津市上浜町の旭理容美容専門学校(長谷川早苗校長)で先月22日、同校恒例の「花嫁技術総仕上げ」が行われた。
  同校では開校以来55年、生徒たちに伝統的な花嫁技術の習得を指導してきた。当日の会場では美容科の男子生徒32人と女子生徒76人が参加して、男子は正装羽織袴、女子は今年の6月に自分で結い上げた日本髪のかつら(文金高島田)を使用して、伝統的な花嫁技術の習得に取り組んだ。化粧を施して打掛衣装の着付けなどを行った生徒たちは、同校の長谷川校長から評価とともに改善すべきポイントの指導を受け、熱心に耳を傾けていた。「将来サロンでも役立つ技術だと思います」と同校生徒の山下絢也さん。
  審査後には全員で記念撮影も実施。生徒同士で写真を撮り合って楽しむ姿がみられた。問い合わせは同校=電話059(228)2264=まで。


世界に響く楽曲の数々を
12月23 日に県文大ホールで開催

 県総合文化センター大ホールで12月23日、「第九合唱〜第四楽章」が開催される。県内を中心に活動するクリスチャン・ニューライフ・クラブ(藪内憲雄代表)の主催で行われる同催では、中部日本交響楽団の演奏のもと、MIEパールプラハ合唱団やプロソリストが盛大にクリスマスを彩る楽曲の数々を歌い上げる。
  指揮を務めるのはウクライナ国立リヴィウフィルハーモニー交響楽団の首席指揮者として活躍し、世界的に高い評価を受けている草川幸雄氏。ソリストにも、バス・米丸史郎、アルト・三輪陽子、テノール・山田正丈、ソプラノ・田渕友佳里という日本を代表する著名音楽家を迎える。
  楽曲は聖夜、ジングルベル、第九歓喜の歌、滝廉太郎の雪のサントゥクス、アレルヤ、アヴェマリア、ゴスペル、クリスマスソングや平和への祈りを込めて歌う長崎の鐘など。MIEパールプラハ合唱団やルーテル二葉幼稚園児童、プロソリストによる独唱などで、合唱・独唱が繰り広げられる。「大人も子供も年齢・肩書きに関係なく誰もが参加し、共に楽しめるイベントです。是非足をお運び下さい」と藪内さん。
  開演は午後2時。チケットは全席自由。大人2000円、学生1000円。小学生以下無料。チケットの取扱いは県総文センター、近藤楽器、谷楽器、中央サウンド、コーガッケン、チケットぴあ、ファミリーマートなど。
  問い合わせはコーガッケン=電話059(246)6355=まで。


「りんご狩り」がたけなわ
久居市「西尾フルーツ愛ランド

 久居市小野辺町にある「西尾フルーツ愛ランド」では23日(火・祝)まで、りんご狩りが楽しめる。県内で唯一のりんご園とあって県内各地から人が訪れている。
  梨園が中心の同園だが、子供たちや老人会の人たちに楽しんでもらえればと、平成7年ごろからりんご狩りの入園客を募るようになった。それまでは、試行期間として梨園に来ていた客を招待。収穫前にカラスやタヌキにりんごを食べられる苦労もあったが、現在は防虫ネットや暴風ネットを整えて、りんご園を守っている。
  「今年は赤みは少しありませんが見かけによらず甘いです。多くの方のお越しをお待ちしております」と同園の西尾隆さん。りんごの品種はふじ。団体客の予約も受けつけている。問い合わせは同園=電話059(255)4565=まで。 

 
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