|
映画監督・小津安二郎の生誕100年を記念して開催された第1回三重映画フェスティバルから1年。今月26日から県内の単館系映画館を舞台に第2回三重映画フェスティバルがスタートする。近年、映画のロケ地として頻繁に撮影が行われ、映画との関わりが深まっている三重県。第2回フェスティバルの開催にも注目が集まっている。
第2回を迎える「三重映画フェスティバル」の今年のテーマは「街の映画館でいい映画を観よう!」。26日の伊勢進富座での上映を皮切りに、県とゆかりのある監督・ゲストを迎えてのトークや作品の上映など、様々なプログラムが予定されている。
同フェスを主催する三重映画フェスティバル実行委員会は今年初旬から、四日市市、津市、伊勢市の単館系映画館3館と連携してプログラムを練り上げてきた。「昨年のフェスティバルが大変ご好評頂き、多くの方から“次の開催はいつ?”とのお言葉が寄せられました。これを受けて昨年秋に反省会を行い、第2回開催について話し合ってきました」(同実行委員会・田中忍事務局長)。
第1回が小津安二郎生誕100年というテーマで大きな注目を集めたため、今年のテーマの決定は難航した。「決め手になったのは昨年のフェスティバルに出演して頂いた筑紫哲也さんが、私たち実行委員会に語った“全国各地でホールを借りて映画祭を行っているが、映画は映画館で観るものという意識を日頃から定着しないと…”という言葉でした」と田中さん。
 |
今年に入って決定したテーマのもと、進富座(伊勢)、四日市中映(四日市)、津大門シネマ(津市)を訪れて協力を要請したところ、各映画館からの快諾を得た。「映画を街の映画館でというフェスティバルの主旨をとても嬉しく思います。映画を愛する人と映画を生業とする我々。映画に対するスタンスは全て一致するわけではありませんが、映画をキーワードに素晴らしい協力ができました」(四日市中映)
今月26日には進富座で「父と暮せば」(宮沢りえ・原田芳雄出演)の上映と監督の黒木和雄氏(松阪市出身)を迎えてのトークを開催。四日市中映では同内容を27日に実施する。10月2日の津大門シネマでは、三重大生が中心となって活動する映画グループ「ミエノヨカン」が積極的にプログラムに参加。 “地域”をテーマに「チルソクの夏」と「グッドウィルハンティング」の上映を行うほか、津大門シネマやその周辺地域である大門商店街などで撮影を行った商店街の紹介VTRを上映する。3日は津大門シネマを舞台に「名優・笠智衆生誕100年記念特別上映会」と銘打って「無法松の一生」、「好人好日」の上映を予定。高田学苑長・田中和麿氏によるトーク「津市一身田でロケされた映画たち」や笠智衆の子息である笠徹さんによるトーク「父の思い出」などが行われる。
詳細や前売り券の問い合わせは三重映画フェスティバル実行委員会事務局=電話059(222)8443=まで。同フェスのホームページはhttp://mie-cinemafesta.net/top.htm
三重映画フェスティバルスケジュール
●9/26:進富座(伊勢市)
16:30〜「父と暮せば」上映
18:30〜黒木和雄監督を迎えて
19:20〜「父と暮せば」上映 |
●10/2:津市大門シネマ
ミエノヨカンによるプログラム
13:20〜大門商店街の紹介VTR
14:00〜「チルソクの夏」上映
16:10〜佐々部清監督ビデオレター
18:30〜「グッドウィルハンティング」上映 |
| |
|
●9/27:四日市中映シネマックス
16:00〜「父と暮せば」上映
18:00〜黒木和雄監督を迎えて
18:50〜「父と暮せば」上映 |
●10/3:津市大門シネマ
笠智衆生誕100年記念特別上映会
13:30〜「無法松の一生」上映
15:30〜トーク「津市でロケされた映画」
16:00〜「好人好日」上映
17:40〜笠徹さんの「父の思い出」
18:30〜「無法松の一生」上映 |
|