|
「言葉に壁はありません。様々な言語を使用する環境を経験することで、自然に多言語で話せるようになります」。2000年に発足した言語交流研究所・ヒッポファミリークラブ桑名支部は、「7カ国語で話そう」を合い言葉に多言語活動に取り組むグループ。現在、19家族約40人が参加して毎週金曜、桑名市星見が丘のスター21で活動を行っている。
「ヒッポは勉強をする場所ではなく、他言語で話す時間を共有する場所です」と同クラブ研究員の西野千鶴さん。ロシア語やスペイン語、ドイツ語、韓国語など、多種多様な言語が音楽やゲームに交じって飛び交う。大人も子供も和気あいあいと賑やかな雰囲気で、“学ぶ”という堅苦しさは微塵もない。参加者は皆、思い思いの“ヒッポネーム”で呼び合って、遊びや日本語と外国語を交えての発表=写真右=などで、世代を超えた交流を楽しんでいる。
いなべ市から参加している後藤晃一さん(40)は、「初めて訪れた時は子供たちが様々な言語を操る様子に驚きました。語学ができない人でも全く問題ありません。私もヒッポで時間を過ごすうちに自然と外国語が口をついて出るようになりました」。
全国に数百の団体を持つ同グループは、ホームステイなどの活動で海外とも積極的に交流を図っている。支部の活動に参加した留学生が、国に帰って同様の活動を始める動きも見られ、同クラブの多言語活動は国境を越えて広がりつつある。県内では桑名支部の他にも、四日市・亀山・伊勢・津・鈴鹿・など各地域で活動が行われている。
「色んな言葉に興味がある人なら誰でも参加できます。家族で気軽に足を運んでみて下さい」と西野さん。今月17日午前10時からと19日午後2時には星見が丘のスター21で同会の講演会が行われる。問い合わせは同クラブ西野さん=電話0594(25)0094。
|