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Home > さんさんバックナンバー > 2004.6.3 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【1面】

防災は私たちの参加から
桑名市
12日に防災ボラ交流会
桑名防災支援ネット

 私たち皆の課題である「防災」。間近といわれて久しい東海地震一つとっても、防災への取り組みは一層その重要さを増しつつある。行政主体の防災計画とは別に、市民の視点で防災に取り組む人々を訪ねた。

一昨年に桑名防災支援ネットが行ったロープワーク体験の様子

市民の視点で防災を 桑名防災支援ネット

 桑名防災ボランティア交流会が今月12日午後2時から、桑名市消防本部で開催される。第一部で「東海・東南海地震とこの地域の動き」の講演、第二部で「私たちはどう対応すればいいか」をテーマに市民参加のフリーディスカッションを行う。交流会を主催するのは同市を中心に活動する「桑名防災支援ネット」。99年の設立以来、市民の視点で積極的に防災活動に取り組むボランティアグループだ。
 「大きな地震などの災害が起こった時、県内で一番被害が大きいのは四日市市だろうといわれています。その際、関西地域からのボランティアを受け入れるのが鈴鹿市。鈴鹿で活動している防災ボランティアグループから、東からの受け入れ口になる場所を桑名に作ってくれないかといわれたのが設立のきっかけでした」と同会代表の水谷慎吾さん(40)。地域貢献をという以前からの思いと桑名で誰かがやらなければという使命感が設立の原動力となった。
 2001年の東海豪雨の際には、大きな被害を受けた西枇杷島町に赴き、ボランティアの重要さを痛感した。「災害にあった人の感覚やゴミの臭いなど、実際に体験しないと見えないものがあることを実感しました」と水谷さん。消防関係者から「上からの命令があればいつでも活動する自分たちはボランティアとは訳が違う」といわれた時も、「私たちは命令がなくても自分たちで何処へでも行く」とやり返した。

防災は皆で気軽に話し合うもの

 毎月最終火曜日に行っている定例会では、お茶やお菓子を楽しみながら防災について話し合っている。「定例会では皆で遊びの話をしていることもあります。防災というと専門家が集まって難しい話をしているものだと思っている人が多いようですが、実際は普段の生活のなかから生まれてくるアイデアや問題意識が一番大事なんです」と水谷さん。毎年行っている「お互いに学びあう防災講座」でも、ロープワークや救急救命、担架やハシゴの作り方など、自分たちが体験してきたことを発表して、参加者と共に手作りで防災を学び合っている。
 「行政も警察・消防、企業などを集めて市民の防災時の行動マニュアルを作成しようとしていますが、一般市民の声を取り入れる機会がまだ不十分。避難所をどうやって運営していくかということ一つをとっても、本来は市民から意見が立ち上がってくるべきで、上からのお仕着せでは実際に実施する際に問題が起きることは明白です。防災計画には市民の意見がなにより重要です。12日の交流会でもみんなで話し合って楽しみながら防災について学びます。気軽に足を運んでください」。現在、桑名防災支援ネットでは、市民の意見と会への参加者を広く募っている。
 問い合わせは水谷さん=電話0594(21)7241=まで。

健康もてなしの店を紹介
南勢志摩県民局で
「健康もてなしの店ガイドマップ」を作成

「健康もてなしの店ガイドマップ」の表紙(左)と内容(右)

 南勢志摩県民局保健福祉部はこのほど、いせしま健康もてなしの店推進委員会との協働で、伊勢志摩地区の“健康的で人にやさしい”飲食店91店舗を紹介した冊子「いせしま健康もてなしの店ガイドマップ」を作成。伊勢志摩の観光スポットなどで配布している。
 観光地・伊勢志摩の飲食店等で、栄養成分表示やヘルシーメニューの提供に加え、地産地消や郷土料理の提供、バリアフリー、禁煙・分煙などに取り組む店づくりを促進しようと、平成13年から認定制度を開始。認定された店舗には、利用客にも一目で“健康的で人にやさしい”店であることがわかるようステッカーを貼った。
 同冊子には和洋中華、ホテルやペンションのレストランまで認定を受けた91の店舗を紹介。ヘルシーメニューの一例写真、店舗の所在地・電話番号・営業時間はもちろん、車イス利用者のための店内入口段差のデータ、また低脂肪・分煙など、その店舗が取り組んでいる内容も分かりやすく案内されている。
 同部健康増進グループの寺口一生さん(55)は「多くの店舗の協力を得て、今回冊子にまとめ上げることができました。健康はヘルシーな食材から、心の健康はもてなしの心からと、地元の人を含め観光客まで過ごしやすいお店のある地域社会を目指しています」と語る。
 同冊子は伊勢市観光協会外宮前観光案内所、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター、道の駅「木つつ木館」など伊勢志摩の各地区で無償配布中。希望者には郵送でも配布している。申し込み先は、あて先を記入し、送料として120円分の切手を同封し=〒516―8566伊勢市勢田町622、いせしま健康もてなしの店推進委員会(南勢志摩県民局保健福祉部保健衛生室内)=まで請求する。認定加盟店舗は現在も募集中。詳しくは電話=0596(27)5153、ホームページ=http://www.pref.mie.jp/NHOKEN/kenkou/motenasi/



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