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Home > さんさんバックナンバー > 2004.5.2> 4.5面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【4,5面】

【お店訪問】
桑名市
輸入家具&雑貨 「COMFORT MART」

COMFORT MART1
COMFORT MART2

 桑名市大字播磨に3月にオープンしたばかりの輸入家具&雑貨店「COMFORT MART(コンフォートマート)」。店内にはアメリカや米軍基地から直接仕入れた、約190点もの輸入家具と雑貨が並んでいる。

COMFORT MART3
COMFORT MART4

 「学生時代にアメリカで利用したリサイクルショップを、日本でもと考えたのがオープンに至るきっかけでした」と同店代表・金本栄秀さん(36)。独学と家具修理職人からの教えをもとに、買い付けた家具を隣接する工房で自ら手直しする。独特の風合いを活かして綺麗に仕上げられた家具は、リサイクル品というよりもアンティークといった趣。年代を経たものだけが持つ温かみに溢れている。「アメリカの家具は接合面にしっかりした“継ぎ手”を入れて丈夫に作られていますから、丁寧に直すことで長く使うことができます」。家具以外にも食器類やラジオ・テレビなど、懐かしさを感じさせる雑貨類も取り揃えている。
 2階スペースに並ぶのは、これもアメリカで買い付けた海外のデザイナーズチェアの数々=写真右上。イームズのラウンジチェアを始めとする独創的な椅子がこれだけ並ぶ様子は、県内ではここでしかお目にかかれないだろう。見るだけでなく個性的な椅子に腰掛けて、ゆっくりとくつろぐことができる。
 「年に数回は海外に買い付けに出て、常に新鮮な品揃えを行うつもりです。訪れた人にこだわって集めた家具を楽しんで頂きながら、リラックスして貰える場所にしていきたいと思います」。

COMFORT MART地図

DATA
桑名市大字播磨字宮東299−1
営 11:00〜19:00
休 水曜日
TEL 0594(23)3780
子 同伴可
http://www.comfort-mart.com
(5月中旬アップ予定)


【お店訪問】
津市 「和味庵」
こだわりの食事と器でおもてなし

和味庵1
和味庵2

 古い町並みが印象的な津市一身田町界隈に佇む「和味庵(なごみあん)」(真弓美智子オーナー)は、「来たる老後を楽しく健康に過ごすと同時に、お客さんにも健康に配慮した料理を提供できるお店を作りたい」と、3年前にオープンした。「ゆったりとした時間を過ごして頂きたい」と、こだわりの陶器に健康志向の創作家庭料理を盛り付けるなど様々に工夫をこらしている。

和味庵3

 栄養バランスやカロリーに留意した自慢の「日替わりランチ」(850円)は、家庭料理に一工夫を凝らした小鉢を中心に、ご飯と汁物、ドリンク付きでボリューム満点。有田焼や伊賀焼など全国から取り寄せた色彩豊かな器に料理が盛られ、高校生や主婦、観光客などで連日賑わいを見せている。前日までに予約するとデザートのサービスも行っている。
 メニューに無い料理も手持ちの材料に応じて作る。電気分解したミネラル水で煎れたコーヒーを、ジャズが流れる店内で楽しめるのも同店ならでは。また、手作り雑貨を展示販売するギャラリーも併設。サークルの集まりや歓送迎会、作品発表など幅広い利用を提案している。
 「料理の作り置きはしていませんので、お時間を頂きます。お急ぎの方には予約をお願いしています。反面、いくら長居して頂いても構いませんので、子育て中のお母さんのストレス解消などに活用して頂いています」。

和味庵地図

DATA
津市一身田町402
営 8:00〜21:00(月曜17:00)
休 火曜日(祭日は営業)
TEL 059(232)0753
子 同伴可


【お店訪問】
松阪市 「いろは」
喉越しの良い手打ちうどん

いろは1
いろは2

 松阪市田村町のアドバンスモール近くにあった手打ちうどんの「いろは」(前川博史さん経営)はこのほど、同市岩内町のベルファーム近くに新築移転した。ほどよい喉越しと腰のある同店のうどんは人気が高く、田村町の店は、満杯状態になることが多かったため、店舗と駐車場を拡張した。

いろは3
いろは4

 前川さんは20歳のとき、訪れた市内のうどん屋さんの味が気に入り、その店で8年間修行。その後独立し、小黒田町で7年、田村町で12年間営業し、今年3月21日に現在店がオープン。移転のたびに店舗がだんだん大きくなっている。
 前川さんのこだわりは「自分で食べておいしいと思ううどんをお客さんにも食べていただくこと」。特に喉越しの良さに気を遣っていて、自分が納得するうどんを作るため、朝4時から仕込みに入り、こねて、寝かせて、伸ばして、切り、ちょうど一番おいしいときにお客さんに食べてもらうサイクルで作っているという。
 難しいのは塩と水の加減。季節やその日の温度、湿度によって違ってくるので、計量はするが堅さなどは勘が頼り。だしの材料も老舗のだし屋から厳選して購入している。お昼は、かやくご飯と小鉢、漬け物が付いた、かけうどん定食(650円)、鍋焼き定食(900円)などが人気。カレーうどん(800円)、玉子入りカレーうどん(850円)、など5種類のカレーうどんも当店のお勧めメニュー。これからは、ざるうどん(600円)、磯おろしうどん(650円)もよく注文される。

いろは地図

DATA
松阪市岩内町16−1番地
営 11:00〜18:00
  (売り切れ次第閉店)
休 月曜日
TEL 0598(58)3154
子 同伴可


【ぶらりお家散歩道】
度会町の岡田邸
落ち着いた外装で周囲の景観にも調和

岡田邸外観

 度会郡大宮町黒坂の旧道沿いに4月、岡田弘さん(50)家族の新居が完成した。岡田さん方の裏には小さな山があり、クリスマスシーズンにはその山にイルミネーションが飾られて、多くの人が見物に訪れるが、そのとき以外はウグイスの鳴き声が聞こえるのどかな田舎。そんな周囲の景色に溶け込んだ落ち着いた茶色の壁は奥さんの有子さんの好みだ。

岡田邸

 また、有子さんの希望で、特別に台所の天井に太い梁を入れ、その下に柱を立ててちょっと変化を付けた空間も造った。天井にライトを配置、その下は約1m四方のステージのような不思議な空間が創出されている。さらに標準的な仕様には無い仏間も造った。「やはり、田舎なので仏壇を置くところは欠かせない」と弘さん。
 南側の日当たりの良い廊下の突き当たりには、縦長のガラス窓を付け、その下に石を敷き和紙の照明を設置、室内に中庭のような癒し空間が生まれている。

岡田夫妻

 2階は4部屋。「子供が4人いるのでちょうどぴったり」だ。岡田さん夫妻の部屋は西側と北側に大きなガラス窓になっており、周囲の山や畑が目の中に飛び込んでくるような明るく開放的な間取りに仕上げられている。
 この家を建てたのは、徹底的にエコロジーを追求した住宅で知られるエコロホーム松阪店(矢内傳八社長)。
 岡田さん方は4人の子供が成長し、今の家では手狭になったため、大きな家を新築しようといろいろなモデルハウスを見て歩いた後、松阪市大黒田町のエコロホーム松阪店のモデルハウスを訪れ、天然床冷暖房にひかれた。玄関を入ったところから、家全体が温かく、スリッパが置いてなかったのが印象的だったという。
 エコロホームについての問い合わせはエコロホーム松阪店=電話0598(25)1212=まで。


【おでかけ】
豊かな緑と水に囲まれた広大な公園
「亀山サンシャインパーク」

亀山サンシャインパーク
亀山サンシャインパーク2

 
 昨年4月にオープンした亀山市布気町の「亀山サンシャインパーク」が4月25日から、東名阪道亀山パーキングエリアからも入園できるようになった。13.4fもの広大な同園は、高塚池周辺に芝生公園、日本庭園、バーベキューランドなどを遊歩道で結び、四季折々楽しめる自然公園として整備されている。

亀山サンシャインパーク
亀山サンシャインパーク地図

 秋には東名阪下り線からも直接車で出入りできるようになる予定の同園。県内で唯一、全国でも10数カ所しかない「ハイウェイオアシス」(高速道パーキングエリアと一体となった公園)として注目を集めている。
 園内のバーベキューランド=写真左下=には16基のかまどがあり、食材を持ち込んで利用できる(要予約)。
 同園はもちろん一般道からの利用もでき、シャープ亀山工場のある名阪亀山・関工業団地からの利用が便利。施設への問い合わせは北勢県民局鈴鹿建設部=電話0593(82)8689。バーベキューランドの予約先は亀山サンシャインパーク管理事務所=電話0595(83)0339(8:30〜17:00)=まで。


【花式】
VOL.41 牡丹と芍薬の関係は?

牡丹

 牡丹はその豪華な花姿から、「花の王」とも呼ばれ、元々は中国で発達した花ですが、日本には奈良時代に持ち込まれ、4月下旬からゴールデンウィークにかけてその美しい花を観賞することが出来ます。奈良や京都などのお寺にはたくさん植え込まれ、観光の目玉としても人気がありますが、園芸店でもこの時期鉢物がたくさん出回ります。
 実はこの牡丹、接木をして繁殖するのですが、その台木に芍薬を使っているのです。芍薬と牡丹は近縁の植物で花も良く似ているのですが、牡丹は「樹木」であるのに対し、芍薬は「草」であるという非常に大きな違いがあります。ボタンは枝が枯れずに年々伸び広がってゆくのに対し、芍薬は冬には地上部が枯れ、根株だけになってしまうというところが違うわけです。
 その「草」である芍薬に、「樹木」である牡丹を接木するという、非常に面白いことをやっているわけです。無理なことをするという例えに「木に竹を接ぐ」という言葉がありますが、牡丹の場合は「草に木を接ぐ」という変なことをやっていて、それが上手くいっているのです。美人の喩えに「立てば芍薬、座れば牡丹(歩く姿は百合の花と続くわけですが)」と謳われますが、座り姿に喩えられる牡丹の根元が、立ち姿に喩えられる芍薬の根株で支えられているというのも、何か面白いものを感じてしまいます。

文:(株)赤塚植物園 倉林雪夫氏

 
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