松阪市
巨大壁画で商店街活性化
松阪駅前商店街に「ウォール・アート」が完成
|
|
松阪市日野町の松阪駅前商店街「ベルタウン」の壁面に2月22日、巨大壁画が完成し、商店街を訪れる人の目を楽しませている。
この巨大壁画を企画・制作したのは、「芸術で街の活性化」をテーマに松阪市を中心に活動するグループ「チャンネルM」(渚アート実行委員会・米山テツ代表)。これまで同商店街で数々のイベントを開催してきた同グループ。イベントを重ねるうちに商店街の店主とも顔なじみになり、今回の壁画制作は、商店街理事長からの依頼で始まった。
壁画は縦4・8m×横4・5mで「ベルタウン」中央エスカレーター横に描かれた。デザインテーマは「融合」と題し、市内出身のイラストレーター澤卓哉さん(32)がデザインと制作を行った。「昨年末に、このベルタウンの空き店舗を利用して、付近の子供たちとクリスマスの飾りを作ったのが、今回制作に関わるきっかけとなりました。微力ながら、商店街活性化に協力できれば」と澤さん。2月11日から22日までの12日間壁画制作に集中した。制作過程はデジタルカメラで定点撮影され、壁画下に展示された。
「壁画の題名『融合』は、アーティストと商店街、訪れる人々との『ふれあい』を意味します。私たちの活動が認められ、商店街側からの依頼を頂いたことは光栄です」と米山さん。中心市街地の空洞化が問題となる昨今、同グループはこれからも「アートでまちおこし」の活動を続けていく予定だ。
|
友だちをテーマにミュージカル公演
21日に市民会館で桑名市民少年少女合唱団
|
|
桑名市を中心に活動している「桑名市少年少女合唱団」は21日、桑名市民会館で「桑名少年少女合唱団第11回おんがく会 ミュージカル友だち」を開催する。
今年で結成から11年目を迎える同合唱団は、小学4年生までのジュニアの部と小学5年生以上のシニアの部の2部構成で運営され、桑名市を中心とした地域の幼稚園から高校生までの41人の子供たちが参加している。昨年8月には東京で行われた全日本ジュニアフェスティバルにも出場した。
「元気にみんなで歌うことで家族や友だちの大切さを感じてほしいという思いで楽しく活動しています。年々子供たちは卒業していきますが、毎年ゼロに戻るのではなく、何かが蓄積されて育っていると感じます」と指導を行う小森節子さん。
今年は約2時間の4ステージで一年間の練習の成果を披露する。第1から3ステージでは、“虫の絵本全曲”“世界に1つだけの花”“となりのトトロ”“地平線のかなたへ”など約17曲を合唱。例年シニアだけで行っていた4ステージ目のミュージカルには、今年は初めてジュニアも加わり友だちの大切さをテーマに踊りを交えて熱唱する。
開演は午後2時。入場料500円(前売300円)。「回を重ねて、みんな飲み込みが早くなってきた。良いミュージカルになるでしょう」と振り付けの指導を行うほりみかさん。
現在、同合唱団では団員の募集も行っている。問い合わせは同合唱団・小森さん=0594(21)6302=まで。
【写真は先月行われた練習の様子】
|
7日に創立5周年記念発表会
津市の「ひぐらしハーモニカ教室」
|
|
童謡や唱歌の復活や、人の心を癒す演奏家を目指そうと、津市神戸の伊藤静生さん(63)が主宰者となり設立した「ひぐらしハーモニカ教室」は、教室創立5周年を記念した発表会を、7日の午後1時から津市の県生涯学習センター2階視聴覚室で開く。入場無料。
教室で生徒に技術指導も行う伊藤さんは、46歳の時に病気で視力を失い、長年勤めた会社の引退を決意した。その後、手持ち無沙汰を払拭しようと、自身が10年ほど前から練習に励んでいたハーモニカの教室を開こうと考えた。
教室は毎月2回ずつ鈴鹿市白子の公民館と津市本町の「津市ふれあい会館」の2カ所で開講。最初は口コミから集まったという生徒数も、今では約50人にふくれあがった。年齢層も40代半ばから80代後半までと幅広い。これまでにも県内各地の老人ホームや学校、ボランティアサークルの集いなどに招かれて演奏を行った。当日の発表会では、「月の砂漠」や「荒城の月」、「丘を越えて」などの童謡や唱歌を演奏して、普段の練習成果を披露する。
小学4年生の時に初めて聴いたハーモニカの音色に感動し、それ以来虜になったという伊藤さん。「誰でも演奏できる手軽さや哀愁を帯びた音色、吹く人の感情そのままを表現してくれるところが他の楽器にない魅力。発表会を多くの人に聴いて頂くことで、ハーモニカの素晴らしさを伝えていけたら」と話す。問い合わせは伊藤さん=電話059(223)2106=まで。
|
里山でユニークな炭焼き
松阪市柚原町の北村さん
|
|
かぼちゃ、パイナップル、栗、なす、玉ねぎといった野菜や果物を、みごとな炭焼き作品にして訪れる人の目を楽しませているのが、里山の風景を色濃く残し「うきさとむら」として知られる松阪市柚原町在住の北村栄一さん(72)=写真下。自宅に炭焼き小屋を構え「竹林房」と名付けて、炭焼きと竹酢液を作っている。
北村さんは長年、京都でそば店を営んでいたが腰痛を患い、商売を辞めて店を常連客に譲り、10年前に松阪へ。途中からもっと自然に囲まれた生活を求めて、「うきさとむら」へと移り住んだ。
北村さんが炭を焼くようになったきっかけは、アトピーで悩んでいた二人のお孫さんを何とかしてあげたいという強い気持ちから。知り合いを通じて竹炭の権威、京都大学木炭科学研究所の野村隆哉先生に竹炭の効用を教えてもらい、いろいろとアドバイスを受け、母屋に隣接する小屋に竹酢液を取り出す専用の炭焼き窯を作った。竹酢液には殺菌、消毒の効果があるといわれていて、精製した液は容器に入れて松阪市内の一部の農協で販売している。
また、同時に行っているのが炭焼きアート。特注のドラム缶型の炭焼き窯が“竹酢液用”窯の隣にあり、野菜などを一度に20〜30個まとめて焼ける優れモノ。
栗のイガやパイナップルの表面の模様などが壊れることなくみごとに炭で表現された作品は、譲ってくれという人が後を絶たない。
「無理をせず体を労わりながら続けていきたい」と抱負を語る北村さんは、うきさとむらの名物「モロヘイヤ入り細雪うどん」の考案者。21日(日)には、自宅で念願のそば打ち教室も始める。
問い合わせは、北村さん=電話0598(35)0180=まで。
写真=北村さんが焼いた炭アート
|
|