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冬の冷たい風が過ぎ去って、早足で春がやってきたようです。毎年巡りくる桜咲き乱れる風景まであと少し。来年の桜がまた楽しみになる、そんな心に残る風景と出あえる県内の桜スポットを紹介します。
町のシンボル1500本のソメイヨシノ
木曽岬町「鍋田川堤桜並木」
桑名郡木曽岬町の「鍋田川堤桜並木」。町道鍋田川線沿いの4kmにわたりソメイヨシノを中心とした約1500本の桜が植えられており多くの来訪者で賑わう。
恒例の「桜まつり」が行われる「鍋田いこいパーク」には、開花時期が違うベニシダレザクラやカンザクラなども植えられ、長く桜を楽しむことができると好評。今年の開催は4月4日午前10時から午後3時まで。金魚すくいや団子などの各種屋台や地元有志で行う櫻華太鼓や琴の演奏、のどじまん大会やさくら舞など、様々な催しが行われる=写真下。
当日午前8時30分からは、いこいパークから加路戸諏訪神社までの往復約6kmを鍋田川の桜並木を眺めながら歩く「さくらウォークin
KISOSAKI 2004」も開催される。
問い合わせは同町観光協会=電話0567(68)6105=まで。
壮観な檜と桜の取り合わせ
亀山市「亀山城跡」
JR亀山駅から北へ15分ほど坂を登ると見えてくる「亀山城跡」は、桜の名所として知られている。櫓や門、土塀の白壁と、力強く咲き誇る淡いピンク色の桜とが組み合わさった見事な景観=写真=が、例年県内各地から訪れた大勢の観光客の感嘆を誘う。
約50本のソメイヨシノが亀山城跡やその周辺に植えられている。例年開花が3月中旬から下旬、見頃が4月上旬になるという。また、夜になると多門櫓のライトアップが行われ、より一層幻想的な桜の姿を眺めることができる。
毎年恒例で開催される「亀山城さくら祭り」が、同実行委員会主催で4月4日(日)午前10時から午後4時、亀山城周辺やますみ児童園で開かれる(雨天決行)。当日は多数の露店が出揃い、「桜カップル子どもゲーム大会」や子ども写生大会、チャリティー企画など、盛り沢山のイベントが用意される。
桜についての問い合わせは同市役所=電話0595(82)1111=まで。
山里を薄桃に染める桜並木
美杉村「三多気の桜」
一志郡美杉村の西部、奈良県境近くの三多気の山里に、毎年見事な桜並木の風景を“描いて”心和ませてくれる「三多気の桜」。
その歴史は古く、今から千年以上の昔、この並木道の坂上にある真福院を開山した理源大師が、桜を植えたのが始まりとされる。在原業平、平清盛、北畠親房ら歴史的著名人もこの寺院で参籠したといわれている。
伊勢本街道(国道368号)から真福院までの参道約1.5kmにわたる並木道には山桜の古木が続き、見事な桜のトンネルをつくる。
山並みを背景に棚田の中に連なり行く桜並木の風景は、まさに日本の原風景。(財)日本桜の会の「さくらの名所百選」に選ばれたり、農林水産省による「美しい日本のむら景観コンテスト」で受賞したりするなど、自慢の美しい風景が広がる。見頃は4月中旬から下旬で、毎年多くの花見客やカメラマンが訪れる。また、例年4月中旬には桜祭りも催され、大いににぎわいを見せる。
現地まではJR名松線伊勢奥津駅下車、三重交通バス名張行きで約10分、杉平バス停下車すぐ。伊勢自動車道久居ICから車で約60分。
問い合わせは同村役場産業振興課=電話059(272)8085=まで。
堤防沿いに続く1000本の桜並木
伊勢市「宮川堤の桜」
伊勢市中島と宮川町にまたがる宮川の堤防約1kmの桜並木は、「日本のさくら名所百選」にも選ばれ、毎年多くの花見客が訪れる。
1000本の桜が満開になると、堤防はピンク色のトンネルに=写真。対岸から眺めてもそのボリュームに圧倒される。この桜並木の歴史は古く、江戸時代には付近の宮川の渡し船は「さくらの渡し」と呼ばれていた。
4月3日(土)午前9時30分から、宮川堤公園内で桜祭りを開催。よさこいソーラン踊り=写真=やカヌー体験教室、フリーマーケットなどが楽しめる。
問い合わせは伊勢市観光協会=電話0596(28)3705=まで。
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