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Home > さんさんバックナンバー > 2004.3.18 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【1面】

住民参加で番組に活気
地域の連携に一役
町営番組「みんなの広場.楠 !!」

専門家の指導で行われたインタビューや撮影の実習

 今月11日、楠町役場2階会議室で、同町が放映するケーブルテレビ番組「みんなの広場.楠!!」の制作勉強会が行われた。参加者は制作スタッフ7人とアドバイスを行う株式会社CTY関係者。アクセントの確認やマイクの持ち方などの実習と今年度の制作体制の確認が行われた。
 楠町で同番組の放映がスタートしたのは4年前。町内全域を対象に、毎月1日・11日・21日に10分間の放映を行っている。同番組の特徴はキャスターやナレーターなどの制作スタッフを地域から募ることで、住民が積極的に番組制作に関わっていること。現在では町内の90%以上の家庭で視聴される“地域に根ざした番組”として親しまれている。
 自身もカメラマンとして番組制作を調整する同町企画課の船戸将之さんは、「地域から制作スタッフとして参加して頂いている皆さんの熱意で、とても反響のある番組制作が行えています」と話す。3年前から番組制作に参加し、キャスター、レポーター、ナレーターの3役をこなす李静愛さん(39)は、町内ではすっかりお馴染みの顔。用意された原稿を読むだけでなく、自ら町内の情報を集めて放映内容の提案も行う。「参加のきっかけは番組に自分が取材されたことでした。普段の仕事と掛け持ちでの参加ですが、住民の視点で地域の情報をお知らせできることに大きなやりがいを感じています」。

地域住民が主体的に番組制作に取り組む

 住民が制作に参加することで、地域の連携に大きな役割を果たしている同番組。しかし、来年に迫った四日市市との合併がその存続に影を落としている。番組放映の停止も視野に入れて、市の広報番組との統廃合が検討されているためだ。当日、制作スタッフに技術的なアドバイスを行った株式会社CTYの諸岡太さんは、「楠町では住民が取材を行って職員がカメラを回すなど、県内の他の行政番組では見られない番組制作が行われている。これは同番組の“住民参加の手作り感”を受け入れる楠町の地域特性も大きい」と話す。仮に市の番組の1コーナーとして存続しても、地域の連携という同番組の役割が失われることは避けられないだろう。
 4月からナレーターとして番組に参加する斉藤敬子さんは、「普段から親しんでいる楠町の番組が、それほど画期的なものだとは思っていなかった。番組を通して町の魅力を再発見した自分のような人が増えるよう、今年1年頑張って地域に貢献したい」と話す。
 行政主導の合併で地域が育んできた成果が失われるのは寂しい。番組の今後について、同番組が取り組んできた地域の連携の力が発揮されることを期待したい。
 

勇気と理解で
ドナー登録を
桑名市で骨髄バンク登録を呼びかけ

映像を見ながら骨髄バンク制度の説明が行われた

 桑名市星川の星川サンシティで10日、桑名保健福祉部による骨髄バンク登録の啓発活動が行われた。当日は、県・市職員とボランティアが呼びかけ、献血と同時に骨髄バンクのドナー登録を受け付けた。呼びかけは午前10時から午後4時まで実施され、44人の献血と6人のドナー登録があった。
 現在、国内では18万2379人が骨髄バンクへ登録しており、累積登録者数は23万人を超えた。2010年までに4200人という目標を掲げる県内の登録者数は1月末現在で2777人。「全体的には上向き傾向にありますが、更に多くの方のご理解とご協力を得て、外国に依存している国内のドナー登録の現状を変えていく必要があります」と県北勢県民局桑名保健福祉部・栗原喜代子主幹。
 当日、市内から受付を訪れた女性(30)は、以前から関心を持っていた臍帯血(さいたいけつ)についての説明を求めて足を運んだ。「テレビのCMなどを見て、何らかの形で貢献したいと考えていたので、市の広報を見て話を聞きに来ました。私は体重の規定などで骨髄バンクには登録が出来ないようなので、臍帯血を利用する形で協力出来ればと考えています」と話した。
 ボランティアとして呼びかけに参加した「勇気の会・桑員支部」の大須賀喜彦支部長は、「来年は県内で骨髄バンクの全国大会が行われる。勇気を持って登録することで救える人がいるということを、多くの人に理解して頂けるよう今後も活動に励みたい」と話した。
 「骨髄バンクは善意ある方々の協力によって支えられています。今回の呼びかけでは、多くの方の善意とボランティアの皆さんのご協力で目標以上の成果を上げることができました」と栗原主幹。
 問い合わせは県北勢県民局桑名保健福祉部=0594(24)3625=まで。



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