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profile
伊勢市出身。津市在住。74歳。昭和26年に県庁に入庁。38年からは白山町の旧林業技術センターに勤務。平成3年にスタートした樹木医資格の第1期合格者となる。樹木医としての活動を始めて今年で12年目。県内で精力的に活動する樹木医の1人。
・樹木医さんの仕事とはどのようなものでしょうか。
樹木医とは(財)日本緑化センターが実施する試験に合格し、樹木医認定委員会の審査で認定された樹木の専門家です。地域の名木・古木の健康診断や樹勢回復の指導・施工、緑化全般についての相談などを行います。依頼主は自治体・個人と様々です。
・仕事の難しいところなどお聞かせ下さい。
そうですね、植物は動物とは違い、痛んだ個所が元通りに回復することは絶対にないのです。それだけに予防が重要なのですが、回復が難しくなってから相談を受けることが多く、対処に頭を悩ませることもあります。また、人間は長生きしてもせいぜい100年。自分よりも長生きな樹木を診断する訳ですから、アドバイスを求められても『おそらくこうであろう』としかいえないこともしばしばです。私も
年以上、樹木の勉強を続けてきましたが、未だわからないことばかり。樹木の学門は完成するようなものではないのかもしれません。
・樹木医にはどのような資質が必要でしょうか。
樹木に自然の仕組みを教えて貰うという気持ち、これが何より大切です。自然と親しめる人、たえず勉強を続ける向上心を持った人が向いていると思います。
・仕事を通じて感じられていることなどありますか。
三重県は周りを自然に囲まれているせいか、逆に自然への関心が低いのではないかと感じる時もあります。木の管理でも、枯れたら植え替えればよいという発想も、まだ見受けられます。また、珍しい木、奇をてらった木を植えすぎている場所も多いように感じます。三重にも風土に根ざした素晴らしい木々が沢山あります。郷土の歴史・風土に合った樹木を植樹することも大切なことだと思います。
・今後の抱負などをお聞かせ下さい。
『共生』という言葉が盛んにいわれるようになった昨今ですが、まだまだ人の不勉強が自然に迷惑をかけています。本当の共生を実現するため、これからも勉強を続けていきたいですね
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