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Home > さんさんバックナンバー > 2003.4.3 > 2面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【2面】

【ハタラクヒト】
近畿日本鉄道(株)
近鉄宇治山田駅・運輸係員 辻 香里さん
一期一会の気持ちで


近鉄宇治山田駅・運輸係員 辻 香里さん

・鉄道の仕事に就いたきっかけは何ですか。
 単純な理由なんですが、昔から旅行が好きで、「いつもどこか遠いところに行ってみたい」という気持ちがありました。それに伊勢は三重を代表する観光地。小さいときからお伊勢参りや志摩観光で訪れる人たちを見ていて、「旅行に関係した仕事ができたらなぁ」と思っていました。 
 近鉄は、自分も日頃利用してましたし、私にとって身近な存在でしたので、就職先に選びました。

・駅では、どのような仕事をされていますか。
 駅員の仕事には、車両の発着やお客様の安全確保などを務める駅ホームでの業務や、お客様がホームに入るまでの出札(乗車券の発行)・改札の業務があります。私は、入社して鳥羽駅の勤務になり、その後、宇治山田駅に転属になりましたが、主に出札・改札業務を任されています。男性社員の場合ですと、駅構内での業務から、車掌、運転士となる人も多いです。

・実際に仕事をして感じたことは。
 毎日、たくさんの人と接する仕事なので、やはり、間違いのないことが一番大切なことだと実感しています。乗車券の発行ひとつとっても、おろそかにできません。例えば、急いでいるお客様に対して、こちらが間違った乗車券を発行してしまえば、お客様も苛立ってしまい、気分を害してしまいます。
 観光客が多いのも、やはりこの駅の特色です。ですから運輸サービス以外にも、伊勢神宮はじめ各観光スポットへのアクセスや情報などを尋ねられたりしますので、お客様の満足度を増すツールとしても伊勢志摩の観光情報は持っていたほうがベターです。
 あと、英語もスラスラとしゃべれるとモア・ベターです。私も外国の観光客相手に苦い経験がありましたので。

・今後の抱負を聞かせてください。
 2本のレールが、全国につながっている駅は、人生の新たな旅立ちの出発点でもあり、旅情を誘う魔法の館。期待を胸に、また胸ときめかせて来るお客様を裏切らない一期一会の気持ちで接していきたいです。

近鉄宇治山田駅・運輸係員 辻 香里さん

profile
伊勢市出身。地元の高校卒業後、平成5年に近畿日本鉄道株式会社へ入社。鳥羽駅勤務を経て、現在、宇治山田駅勤務。
近畿日本鉄道(株) 近鉄宇治山田駅・運輸係員
辻 香里さん
「伊勢志摩に旅行の折は、往復の近鉄特急券や伊勢市〜賢島間の電車が乗り放題など特典付スーパーパスポート(9300円)をぜひ、ご利用ください」
上:改札に立つ辻さん。鉄道は終電から始発まで大体6時間。通勤するには厳しいものがあり、通常、駅員は駅舎に泊り込んでの勤務シフトを組んでいる。女性駅員の場合は9時〜18時までの通勤になる。


下:辻さんが勤務する近鉄宇治山田駅構内。昭和6年開業の駅は間口120mの鉄筋コンクリート造3階建ビル。八角形の明かり窓、飾り柱、テラコッタが使われたレトロな駅舎で、文化庁により登録有形文化財に指定されている



あなたの子育て応援します!
ファミリーサポートをスタート 津子どもNPOセンター

津子どもNPOセンター

 津市の『津子どもNPOセンター』は、今月1日から『子育て支援事業・津子どもNPOセンターファミリーサポート』をスタートさせた。これは同センターが仲介役となって、子育てを助けて欲しい人(利用会員)と子育ての手伝いができる人(子育てサポーター)の仲介を行う事業。地域社会が一体となって子育てを行い、人と人が行き交うコミュニティーの場として育てたい考えだ。
 仕事の都合で幼稚園の迎えの時間に遅れてしまう、たまには1人でショッピングや美容院に出かけたいなど、一時的に子供を預かって欲しい人の要望に応じて、支援サポーターと連絡を取り紹介を行う。
 同センター事務局長・山下恵子さんは、「多くの人が不安感や孤立感を抱えたまま子育てをしている今、このファミリーサポートで、地域の1人1人が協力し合い、気持ちの良い子育て環境をつくりあげることができればと考えています。現在はサービスの利用者を広く募集しているところです。お気軽にご連絡下さい」と運営の抱負を語る。
 ファミリーサポートサービスが利用できる時間は、月曜日から土曜日の午前10時から午後5時まで(それ以外の時間は応相談)。子供を預かる場所は利用会員宅か子育てサポーター宅のいずれかを使用し、30分ごとに500円の利用料が必要となる。
 その他、詳しい内容の問い合わせは、津子どもNPOセンター・津市島崎町132ー40=電話059(225)1404=まで。



FM三重公開録音に
藤神敬也さんが登場

藤神敬也さん

 4月20日(日)に四日市スターアイランド4Fイベントホールで行われるFM三重公開録音「Indies ACOUSTIC SESSION」のスペシャルゲストとして、藤神敬也さんが生出演。県内外のインディーズバンドが一堂に集結するイベントで、アコースティックスタイルの藤神さんのライブを楽しむことができる。
 番組の模様は4月27日(日)午後8時から特別番組として放送予定。FM三重で毎週土曜日午後9時半から「藤神敬也 BEAT FANTASISTA」をオン・エアしている藤神さんは三重県出身。ライブハウスでの数々の活動を経て、'95年に布袋寅泰のシングル「ス・リ・ル」、アルバム「King&Queen」のバッキングボーカルに参加。'98年“Kyo−ya”としてソロ活動を開始し、今年1月22日“藤神敬也”と改めマキシ・シングル「マリア」で待望のメジャーデビューを果たした。三重県教育委員会が主催するフォーラムにもゲスト参加し、幅広く支持を得ている。公開録音の観覧はFM三重のホームページhttp://www.fmmie.co.jpから応募可能。問い合わせは=FM三重059(225)5533(受付:平日午前9時〜午後5時)まで。藤神さんの問い合わせは=03(3467)0600 ブロー・ウィン・レコードまで。OFFICIAL WEB SITE http://www.h3.dion.ne.jp/~red-rum/



「高根桂祥仮名書作展」
10日〜13日県文第2ギャラリー

「高根桂祥仮名書作展」

 津市に住む正筆会常任理事・読売書法会評議員の高根桂祥さんは、今年還暦を迎えるのを機に、これまでに書きためた作品と新作約60点の仮名書道作品を集めた「高根桂祥仮名書作展」を、今月10日から13日の午前9時から午後5時、津市の県総合文化センター第2ギャラリーで開く。入場無料。
 万葉かなを流麗な筆使いで書き込んだ屏風や掛け軸、巻子(巻物のこと)、折帳、百人一首、小ダンスなど作品の種類が豊富。いたる個所で、一筆書きのように連ね書きをする、二字・三字連綿の技法が用いられている。墨の濃淡や余白と字の微妙なバランスに配慮してあり、また、色の異なる数枚の紙を継いだ料紙を用いることで、より芸術性を高めている。「集中力がとにかく大事で、書くときはいつも心を空っぽの状態にして書きます。墨の香りがアロマテラピーのような癒しにもなりますし、書に没頭しているときは自分と向きあえる良い機会になっています」と、高根さんは話す。
 かなは平安時代、漢字の音を借りて日本の言葉を表現するために女手が生まれ、遊絲連綿の書美にまで昇華したもの。書道教室を自宅で開き、公民館の講座の講師でもある高根さんは、仮名書の魅力を受講者に伝える。
 「仮名書は一目見てなんて書いてあるのか分からないため、敬遠されがちです。ぜひ幅広い多くの方に見に来て頂いて、『身近なもの』だと知ってもらえたら」と、高根さんは作品展への来訪を呼びかけている。問い合わせは、高根さん=電話059(232)6369=まで。



河芸町に日本本来の『エコハウス』

日本本来の『エコハウス』

 日本の風土・気候の中から生まれた『本来の日本の住まい』づくりに励んでいる四日市市本町の建築家、伊藤嘉浩さん(40)が、河芸町内に建てている住宅が4月1日に完成した。自然素材風の建材を一切使わず、三重県産の杉や竹で編んだ『えつり壁』など日本本来の素材と、尾鷲産の蜜ろうワックスなど地元にある自然素材を使った『エコハウス』として創り上げた。
 この住宅は2階建て延べ約120平方b。同町の自営業一家3人が住む。1階はリビング・ダイニング・キッチンと和室、浴室などを配置。2階には寝室、子ども部屋がある。また寝室と階段の上には収納スペースとして約20平方bのロフトを設けてある。
 1、2階とも床は杉板を張り、壁には昔ながらの土壁が塗ってある。リビングは2階まで吹き抜けの開放感あふれるスペースだ。また自然光を採り入れるためのトップライトが各所に施してある。キッチンやクローゼットも建具屋さんの手作りで魅力的。更に玄関の建具には伊勢木綿を貼り付け、和室の腰貼りには伊勢和紙を使ってある。2階ベランダ=写真=は、日差しを遮るため軒先を長くとり幅2bと広々している。
 近鉄千里駅の近くで、2階からは河芸の海も見え、自然に溢れた住宅だ。見学などの問い合わせは三重の家づくり「えつりの会」事務局・ソ設計室=電話0593(51)8301=まで。



「ParamitaMuseum」
菰野町に美術館オープン

「ParamitaMuseum」

 三重郡菰野町大羽根園に3月15日、Paramita Museum(パラミタミュージアム)がオープンした。理想郷を意味する「パラミタ(波羅蜜多)」の文字通り、200種類の山野草が植えられた緑の庭園に囲まれたこの美術館は、オーナーの小嶋千鶴子さんが60年にわたって集めた作品が展示されている。故・池田満寿夫氏の陶彫「般若心経シリーズ」1300点をはじめ、三重県出身の画家・小島三郎一の絵画や、四日市の地場産業として栄えた萬古焼のルーツを探る「古萬古」のコレクションなどが楽しめる。
 事務局長の東海友和さんは「一般的に『美術館』というと、難しく身構えてしまいがちだが、若い人や小さなお子さんなど、多くの人々に気軽にアートを感じてもらえる『開かれた美術館』でありたい」と語る。
 企画展も年に4回開催予定で、現在は「近藤高弘 青のゆくえ」展を6月30日まで開催中。 問い合わせは同館=電話0593(91)1088=まで。



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