|
共に育つために
津市島崎町に本部を構える『津子どもNPOセンター』は、子供の全人的成長と社会参画を目的に様々な活動を行っている団体。子育て支援事業として行っている『わくわ〜く』は、子供たちはもちろん、親同士の問題解決やコミュニケーションの場として活発に利用されています。
昨年から『わくわ〜く』に参加してきた津市在住の加藤 理(おさむ)さん(32)は、2歳と3歳の女の子を持つ、子育て真っ最中のお父さん。病院でたまたま手に取った同センターのチラシを見て自ら連絡を取り、持ち前の社交的な性格で、女性が中心のグループ活動にも積極的に参加してきました。夜半から仕事の飲食店を営む加藤さんには、昼間に育児に参加できるという子育てに恵まれた環境もありました。
「仕事で料理をするので、家では料理はあまりしませんが、掃除に関しては、ここ1年は妻に掃除機を触らせたことはありません。この前、2歳の娘が掃除機に触っていたところ、上の3歳の娘が、『これはお父さんの大事なものなんだから触っちゃ駄目!』といっていて笑ってしまいました。グループの活動では、子供たちが色々な人とコミュニケーションをする機会が得られたので、参加して本当に良かったと感じています」と加藤さん。
同様に活動に参加し、自身も育児サークルを運営している津市の原田幸子さんは、3人の子供を育児中のお母さん。「誰でも初めから父親という意識を持っているわけではありませんから、お母さんがお父さんに働きかけることも必要です。実際、うちの主人も、一緒に参加するうちに育児を助けてくれるようになりました。そうやって家族で共に育っていくんです」と原田さん。同センター事務局長・山下恵子さんも、「育児とは1人の人間をつくる大切な作業。幼児期は子育ての1番おいしい時期ですから、男性も一緒に味わって下さい」と呼びかける。
男性らしい積極さで育児に参加する加藤さんの姿勢は、これからの育児の形を考える際の、良いモデルケースだといえるでしょう。「子供の成長のスピードに夫婦でついていくのが大変です」と笑う加藤さん。あなたの家庭では、お父さんだけが置いてきぼりになっていませんか?
取材協力
津子どもNPOセンター
@059(225)1404
子育て支援グループ
@059(223)5052
|