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Home > さんさんバックナンバー > 2003.12.18> 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【3面】

【ハタラクヒト】
センスが光るこだわりの家づくり
プロフェッショナル・ログアーティスト
谷分 道彦さん

谷分 道彦さん

■プロフェッショナル・ログアーティストとはどんな仕事ですか?

  ログハウス(木の丸太を組み合わせた家)を作る仕事です。設計士がデザインした図面を基に、内外装にかかわる職人さんと共に造り上げます。ログハウスに使用する外壁兼柱の丸太や、椅子・テーブル、内装のちょっとした彫刻など、ほとんどをチェーンソー一本で自在に仕上げていきます。
―ログハウスと在来工法の住宅の違いは?
 丸太を積み上げて造るログハウスには柱がなく、また木を多く使うので、夏涼しく冬暖かいのが特徴です。在来住宅は建築中も溶剤の臭いがしますが、ログハウスを造っていると、木の心地よい香りが体に染み込みます。

仕事中の谷分さん
↑チーフビルダーとして、自分のイメージを職人さんに伝えるため、現場での指示を行うことも多い。家を作り上げるには職人さんとのチームワークが重要となる。

■この仕事でやりがいを感じる点は?
 
 やはりログハウスを注文して下さったお客様が、完成した家を見て喜んでくれた瞬間でしょうか。ログハウスは在来工法の家とは違い、随所に木彫を施すなどの ”遊び心 “が出せます。自分のセンスを生かした家づくりの演出を行い、それがお客様に喜んでもらえる…好きなことと仕事が直結していることは幸せだと感じています。
■半面、大変なことは?
 現場での手作業が中心となる仕事ですので、まず体力が必要です。木を加工する電動工具を多く使うことや、木材も無垢のもので重いものが多く、危険も伴います。チーフビルダーとして工期のスケジュール管理なども大変です。

■今後の仕事に対する目標を教えて下さい。

 県内でも徐々にログハウスの建築が増えています。そんな中、一目見て「あれはYSKが建てたログハウスだ」と分かってもらえる、オリジナリティーあふれるログハウスづくりを目指していきたいと思います。それには常日頃から自分のセンスを磨くことが必要だと感じています。


現在、南勢町に建築中のログハウス。滋賀県の琵琶湖畔に建っていたものを一度解体し、移築している。「無事お客様に受け渡すまで、毎日緊張の連続です」。→
南勢町に建築中のログハウス



■プロフィール
 員弁郡在住。25歳。2000年にワーナーマイカルシネマズ桑名に入社。フロアスタッフを経て映写技師に転属。1日9時間を光の入らない映写室で過ごす。趣味は映画鑑賞とビーズアクセサリー作り。



思い込め、エッセイ集「本久寺坂」出版
四日市市の川原林さん

川原林さん

 四日市市朝日町在住の主婦、川原林一千子さん(78)=写真=が、このほどエッセイ集「本久寺坂」を自費出版した。
 題名の「本久寺坂」は、川原林さんの故郷、亀山市に実在する坂の名前で、当時の生活を思い出しながら書いた作品名から名付けたもの。A5判203nで計45編。
 内容は24年間過ごした亀山での思い出を綴った作品や、日頃身近に感じたことを巧みな情景描写で読み手に伝える「新二千円札」や「ファックス」など幅広い。また、一昨年に四日市文芸賞を受賞した「五月病」も含まれている。
 13年前から随筆を始めた川原林さん。平成2年からは文章教室「紫陽花会」で指導を受け、書く楽しみを覚えた。1、2カ月に1本のペースで原稿用紙3枚ほどを提出。書きためた作品がたくさんたまったことから、出版に乗り出した。以前から温めていた「作品を本にしたい」という夢もかなえられた。
 川原林さんは「見聞きし、感じたことを正確な言葉に置き換えて、分かりやすく伝えられるよう努めています。 “書くために何かを注視する”ことは特にしていません。『この時はこんな事があったなぁ』と、記憶を細かくたどりながらいつも書いています」と話す。
 「『面白くて、一気に読んじゃった』『何度も読み返した』などと読者の方に言って頂けたのが、何より嬉しかった」と川原林さん。問い合わせは川原林さん=電話0593(52)9628=まで。


色鮮やかな歌舞伎衣裳の数々
皇学館大学神道博物館で企画展

歌舞伎衣装

伊勢市神田久志本町の皇学館大学神道博物館は企画展「千束屋の歌舞伎衣裳とその意匠T」を開催している。来年3月27日まで。
 全国から神宮への参宮客が押し寄せた江戸時代の伊勢。中でも外宮と内宮を結ぶ街道筋にある古市と呼ばれる場所は、当時全国でも有数の歓楽街として多種多様な芸能や見せ物が演じられた。その古市を中心に演じられ発達した歌舞伎「伊勢歌舞伎」に使われた衣裳や道具を貸し出していたのが千束屋。「伊勢歌舞伎」は江戸や京都などから訪れる芝居好きの参宮客からの影響を受け、質の高い演技で評判となった。
 昭和初期まで演じられた伊勢歌舞伎はその後衰退。廃業した千束屋は昭和63年、衣裳を同大学博物館に寄託し散逸を防いだ。
 「平成4年以降、展示室の一角に部分的な千束屋の歌舞伎資料を展示してきましたが、今回は歌舞伎衣裳の女方(物)を中心に、まとまった形での企画展を開催しました。寄託された貴重な資料は膨大にあり、まだまだ調査が必要なものも数多くあります」と同館学芸員の岡田芳幸さんは語る。
 展示されている女方の衣裳12点はいずれも華やかな刺繍(ししゅう)が施され、そのモチーフは演じる役柄に合わせてすべて意味を持つ。展示品の一つ「淡赤地瀧に熊と鷹文様」=写真=は“強さ”の象徴である鷹と熊を配し、瀧からは宝物が流れ出るパラダイスを描いている。
 同展では衣裳の他に、当時の公演のチラシや、貸し付け品目の台帳なども併せて展示している。来年2月3日からは展示内容を入れ替える。一年後には男物の衣裳の企画展を予定している。
 問い合わせは同館=電話0596(22)6471=まで。開館は午前9時から午後4時まで。日曜・祭日・土曜の午後は休館。入場無料。



母子ともに楽しめるコンサート
21日に「ほっと夢」

ほっと夢

 幼稚園や老人ホーム、育児サークルなどで絵本朗読や紙芝居、童謡、ピアノ演奏の出張コンサートを行う鈴鹿市のボランティアグループ「ほっと夢(む)」は、21日の午後2時から同市羽所町の「Jo’s BAR」で、幼い子供と母親を対象とするクリスマスコンサートを開く。
 同グループは、ピアノ担当の片山恵さんと朗読担当の真境名(まじきな)むつ子さんが2年前に結成。主催するコンサートは、今年3月に次いで2回目。コンサートは3部構成で、第1部は童話「マッチ売りの少女」。真境名さんの朗読に、片山さんのピアノ演奏を絡めてメルヘンチックな世界をつくりだす。クラシック曲を中心にしたピアノの「ミニコンサート」や「クリスマスソング合唱」が続く。店には舞台や客席が設けられず、演奏や語りと観客の距離が極めて近いのが特徴。前回のコンサートは、「すぐそばで生演奏が聞け、話と演奏に引き込まれた」など、母子共に好評だった。
 「小さいお子さんがいるお母さんは、なかなか音楽会に行く機会がない。今回も母子共に楽しめるようなコンサートづくりをしました。子供さんが少々騒いでも一向に構いませんので、気兼ねなく来て頂きたいです」と片山さんは話す。料金は大人1000円、子供(4歳以上)500円で、ケーキや飲み物が付く。0歳児から入場可能。問い合わせは片山さん=電話059(224)1641=まで。



迫力の殺陣で魅了
劇団「G−IMPACT」旗揚げ

 県内のテーマパークで役者として活躍した男性4人が中心となって結成した劇団「G−IMPACT」の初舞台が6日、小俣町の図書館ホールで行われた。
 昨年の秋から自分たちの劇団を持つ夢に向けて準備を進めてきた4人。旗揚げ公演の題目「夜叉」は、戦国の世に鬼の血を引きながら忍者としての修行を積む主人公の成長物語。迫力の殺陣に見応えがあり、劇のオープニングには舞台のスクリーンに映像を流し、劇中では人形劇のシーンも見られるなどの演出があり、随所にユーモアも散りばめた内容に観客席の子供たちからは時折笑い声も上がった。出演者の一人、石田祥章さん(31)は「無事に公演が成功したという思いでいっぱいです。これからは他の劇団との交流も深め、地域の人たちに親しまれる劇団にしていきたい」と初演を終えた感想を語った。



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