今年もボランティア犬2頭が巣立つ
南勢志摩県民局「犬のしつけ方教室」修了式
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伊勢市の南勢志摩県民局で先月12日、「犬のしつけ方教室」の修了式が行われ、新たに2頭の「ボランティア犬」が誕生した。
県は平成10年、動物の持つ“癒し”効果に注目し、毎月1日と11日を「わんワンデー」として、県庁ロビーにしつけや訓練を受けた犬を登場させ、同職員や来庁者に好評を得た。これがきっかけとなり、広く県民へも飼い犬のしつけや動物愛護の精神を広めようと、県の獣医師協会とNPO団体「人と動物の共生をめざす会」の協働で昨年から始まった同教室。今年も県内各地から多数の応募があり、5月から100以上のカリキュラムに分け、犬のしつけ方や正しい接し方、飼い方の講習を行ってきた。先月の修了式では20組が卒業テストをクリアし、2頭が「ボランティア犬」として巣立った。今後は県内の保育園や学校、社会福祉施設などへ訪問活動を行う。
「欧米では動物の癒し効果は『アニマルセラピー』として実証されています。実際に訪問先でも多くの人に喜ばれ、効果もあるようです。受講者にも『きちんと飼えば犬はしつけられる』ことが理解していただき好評です」(同県民局保健福祉部主幹・西中隆道氏)
9月末には、同教室の受講者が参加する形で「人と動物の共生をめざす会伊勢支部」も発足した。
問い合わせは同県民局保健福祉部=電話0596(27)5150=まで。
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市場で親子見学会
北勢地方卸売市場
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四日市市の北勢公設地方卸売市場で先月25日、「北勢市場親子見学会」が開催された。市場の業務や仕組みを知ってもらおうと行われたこの催しは、県内では初めての試み。88人が参加し、市場は早朝6時から親子連れで賑わった。
参加者は、水産売り場で活気のあるセリの見学を行った後、仲卸店舗に移動してマグロの解体を見学。20kgものマグロが次々に解体される様子を見た子どもたちからは、驚きの声が漏れた。
「子どもに大きな魚を見せてやりたくて参加しました。なかなか実際に目にする機会がないので、子どもも楽しんだようです」と鈴鹿市から参加した市川博人さん。「子どもたちに切り身ではない生の魚を見てもらうことで、魚をもっと好きになってもらい、消費の拡大につながればと期待しています」(同市場事務局長・中山一氏)
参加者は青果市場でもセリを見学した後、子どもたちが参加しての「模擬セリ」や市場で感じた疑問を魚屋さんに聞く「お魚なんでも相談室」などの催しを楽しんだ。
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鈴鹿市にアトリエIshokuオープン
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羊毛を草木染めし、手紡ぎ・手編みした作品を展示販売する「草木染・手紡ぎ・手編み工房Atelier Ishoku」(アトリエイショク)が、先月24日、鈴鹿市上箕田の杉本さん宅にオープンした。
中に入ると、どんぐりや栗のいが、よもぎ、ウーロン茶などで染めた糸を使ったセーターやカーディガン、帽子など、独特な色合いを放つ作品が並べられている。「予想していた色とは全く異なる色に染まることも多く、一つとして同じ色が作れないところに魅力と面白みを感じています」と杉本さん。
先月27日まで作品展が開催され、展示販売や紡ぎ車を用いての手紡ぎやフェルト玉作りの実演体験会も行われた。桑名市から訪れた横地早苗さんは、「三重には草木染めした糸などの材料を扱う所がほとんど無く、このお店がオープンしたことを知り、喜んで来ました」と話した。
アトリエ名の“Ishoku”には、座って手仕事をするという意味の「居職」や草木から色をいただく「移色」、着飾る「衣飾」など様々な意味がこめられている。子供の頃から大好きだった編み物を30年以上続けてきた杉本さん。「長年の夢であったアトリエも完成し、これからは草木染を通して皆さんと楽しんで過ごせたら幸せです。草木染めは難しいと思われがち。一度体験して、面白さを知って頂けたら」と話している。
今後は草木染と手紡ぎの教室開催や、子供対象の一日講習会へのボランティア参加などを行っていく予定。
問い合わせは同アトリエ=電話0593(83)0039=まで。 |
絵本の配布で子育てを支援
「子育て支援ブックスタート」が好評
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伊勢市立図書館では今年7月から、同市の保健センターに1歳6カ月検診に訪れる乳幼児とその保護者を対象に絵本の配布を行っており、市民から好評を得ている。
「子育て支援」の一環として始まった同制度は全国ではすでに400市町村以上(8月末現在)が実施しており、県内でも藤原町や三雲町、二見町など数個所の市町村で行われている。伊勢市でも市民の要望が強く、実施されることとなった。この制度は同市図書館が主体となり、東京に本部を持つNPO「ブックスタート支援センター」と同市保健課(保健センター)の協力のもと実施されている。図書館が選んだ人気のある絵本2冊と、同市内での子育て支援情報を記載した冊子を布製のバックに入れ、セットで配布される。
同市図書館館長の西本正さん(58)は「小さい頃から絵本に慣れ親しんでもらうことは、図書館利用の拡大にもつながると思います。絵本を通して、親子で楽しいひとときを持っていただき、子育てを応援していきたいと思っています」と語る。
同図書館では毎週土曜日に子どもに絵本を読み聞かせる「お話し会」も実施しており、同会のボランティアも募集している。問い合わせは同図書館=電話0596(21)0077=まで。
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衣類などをインドへ発送
NGO「ミコノの会」
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毎年インドやアフリカ諸国などの貧しい人たちに、衣類などを送り届けている久居市井戸山町のNGO「ミコノの会」(国島司代表)は、このほど同会事務所裏の空地で今年の春から募集していた古着などの物資を、名古屋港に向かうトラックに積み込んだ。
当日は久居農林高校JRC部の生徒や三重大学留学生など16人の若者が参加し、衣料や文房具などの詰まったダンボール箱運びに汗を流した。トラックに積み込まれた物資は、名古屋港から船便で約1カ月かけてインドのコルコタへ輸送する。その後、現地のマザーテレサの施設と協力し合いながら、クリスマスに間に合うように国内各地へと物資を送り届ける予定。最後まで現地の人たちに物資を手渡しするために、一部の会員は同行する。
「大量生産・大量消費を繰り返す我々の日常生活を見直してもらうきっかけになれば。今後も世界中の困っている人たちに手を差しのべていきたい」と、国島さんは語る。問い合わせは、同会=電話059(256)6301=まで。
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