|
■映写技師という仕事に就いた経緯を教えて下さい。
元々映画が好きで、足を運んでいるうちに自分も映画館で働きたいと思うようになりました。入社した当初は、お客様を案内するフロアとして働いていましたが、昨年から現在の業務に就きました。映写技師という仕事がどういう仕事か知らなかったので、この1年間かけて実地で仕事を覚えてきました。
 |
↑映写技師になるには、特に資格などは必要ない。全ての業務を現場で体験しながら習得していく職人的な職種といえる。
【映写が終わったフィルムを片付ける渡部さん】 |
■仕事の内容を教えて下さい。
配給元から送られてきたフィルムを1つにつなぐ編集の仕事や、上映が問題なく進行しているかを確認したり、フィルムの入れ替えなどを行う映写の仕事です。フィルムが損傷した場合は修復作業も行います。
■やりがい、大変な点などは?
映画を見られる仕事と思われるかもしれませんが、上映中はフィルムの傷や進行状況などをチェックしているので、映画の内容は頭に入りません。8つある劇場を1人で管理する時もあり、1分1秒に追われるので秒針付きの時計が手放せません。トラブルが起こらないように常に気を張っているので、胃が痛くなることもあります。
仕事の醍醐味は、お客様に映画を問題なく提供できた時の嬉しさです。これは最初の頃から変わらない気持ちですね。
■どんな人が向いている仕事だと思いますか?
まず責任感がないとできない仕事です。やる気と根気も大事ですね。映画が好きなだけでなくて、映画を提供するまでの課程を好きになることが必要だと思います。
ワーナーマイカルシネマズ桑名では、現在7人の映写技師が交代制で勤務に就いている(内女性は2名)。上映中の映写室は、8機の映写機が立てる機械音でかなりの喧しさとなる。→
|
 |
■映写技師1年目を迎えて思うことは?
思いもかけず、自分に合った仕事に就けて本当に幸運でした。今後も技術を向上させて映写技師を続けていきたいと思っています。一番大きな4番劇場には、全国のワーナーでも茨木と桑名の2館だけにしかないWMSS(ワーナーマイカルサウンドシステム)が導入されています。是非、迫力のサウンドを体験してみて下さい。
■プロフィール
員弁郡在住。25歳。2000年にワーナーマイカルシネマズ桑名に入社。フロアスタッフを経て映写技師に転属。1日9時間を光の入らない映写室で過ごす。趣味は映画鑑賞とビーズアクセサリー作り。
|