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Home > さんさんバックナンバー > 2003.10.16 > 2面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【2面】

地域密着型オークションを開設
桑名市の「メールマガジンぴけ」が運営

 桑名市を中心に、北勢地域に密着した情報を配信している「メールマガジン PIKE(ぴけ)」は、8月から地域密着型のオークションサービス「フリフリ王」を開始した。これは登録者が無料で利用できるインターネットでのオークションシステム。地域発信の新しい試みに、リサイクルという観点からも注目が集まっている。
 代表の佐野康治さん(36)がメールマガジンの配信を始めたのは今から4年前。「インターネットで流通している情報は東京発信のものが中心で、自分が欲しい地元の情報がありませんでした。メールマガジンを発信することで、地域の情報が集まればという思いでサービスを始めました。毎週参加者から寄せられた情報を中心に、スタッフのお薦め本や映画情報などを発信しています」という。現在、メールマガジンの会員は約1000人。地元を離れた人や海外から利用する人もいる。

 8月から正式稼働した「フリフリ王」の正式名称は「フェア・リサイクル・フリーマーケット・アクション」。ヤフーなどの匿名性の強いオークションと違い、“地域に密着したオーション”を運営方針に掲げる。「地域での物品のやりとりを手助けできないかと考えたのがこのサービスのきっかけです。家庭にあるゴミでも、必要な人から見ると宝物です。物が無駄なくやりとりされることで、リサイクルの推進にもつながるのではないかと期待しています」と佐野さん。地元を中心とした、顔を合わせられる距離感で運営が行われることで、品物の手渡しが容易になるという利点が生まれた。一般のオークションでは出品しにくい冷蔵庫や車といった大きな物から、犬猫のような生き物も出品が可能。学校の制服など、地域指定の物品のやりとりにも力を発揮する。サービスの利用に料金は一切必要なく、携帯電話からの利用にも対応している。HPアドレス=http://www.pike.jp/f/



高齢者疑似体験を介護に活用
日本医療事務センター

 医療・福祉関連、教育事業などを全国展開する株式会社日本医療事務センター(NIC、本社・東京)は、先月、NIC・四日市教室で「インスタントシニア体験」を開催した。これは同センターが行うホームヘルパー養成講座の独自カリキュラムであり、高齢化社会に向かい介護需要の高まる三重県においても注目されている。
 当日受講生たちは、両足に重さの異なるウェイトやゴーグル、耳栓、ビニール手袋などを着用して、75〜80歳の高齢者の姿に“変身”し、「自動販売機でジュースを購入」「食品の製造年月日を確認」「コンセントの抜き差し」などが書かれたチャレンジリストに沿って行動。日常生活が高齢者にとっていかに労力を要し、危険に満ち溢れているかを体験した。
 受講後生徒たちは、口々に「階段の片側しか手すりが付いていないのが怖かった」「エレベーターのボタンや商品の製造年月日が見えなかった」「手の感覚が無いため、トイレットペーパーや小銭を上手く掴みとれない」などの感想を述べた。視界が極端に狭まり、重りやサポーターで通常の動きがとれないことから、歩行も普段の倍以上神経を擦り減らし、自転車や道路の段差など、高齢者への配慮が到らない個所も見受けられたという。
 「介護を受ける側の立場に立つことは介護を知る必要不可欠なプロセス。今後配慮すべき点を見出してもらい、『もし高齢者が使うのであれば』と考える第一歩につなげてもらえれば」と、NIC・三重支社の木場美佐代さんは話す。現在、同センターでは、四日市教室、松阪教室で随時講座を開講し、新規受講生を募集している。問い合わせはNIC・三重支社=電話059(227)6121=まで。



菰野町のコスモス畑 今からが見頃
菰野町のコスモス畑

 菰野町田光の休耕田のコスモス畑が見学者で賑わっている。同町が毎年行っている休耕田を利用したコスモス畑は、今年は田光のJA三重四日市農協朝上ライスセンター西側に用意された。畑面積約5ヘクタールは近隣で最大の規模。同町がJAに委託して、地域の生産者が作業を行ってきた。今年は長雨の影響で、種まきが2週間ほど遅い7月中旬にずれ込んだため、花の高さは膝丈程度となっている。
 同町農林課の服部英貴さんは、「今年まいたコスモスは『センセーション』と『イエローガーデン』の2品目です。イエローガーデンは既に満開ですが、センセーションは三分咲きといったところです。今年は長雨の影響で背丈が伸びませんでしたが、今月の中旬から下旬には、更に花が咲くことを期待しています」という。
 同町では、コスモス畑の開園に併せて「コスモス・フォト・コンテスト」を開催して作品を広く募っている。応募作品は同町のコスモス畑を題材にした未発表作品で、四つ切り部門・キャビネ部門とも、入賞者には賞品を用意。今月31日まで受付を行い、入賞作品は菰野町庁舎1階ロビーで展示される。
 問い合わせは同町農林課コスモスフォトコンテスト係=電話0593(91)1144=まで。



介護技術向上へ26日に公開講座
ホームヘルパーネットワーク

7月に開かれた介護技術研修会1

 三重県下のホームヘルパーが互いに介護技術を高め合う相互扶助組織「ホームヘルパーネットワーク」(萩生田恵利子会長)は26日午後1時から、四日市市総合福祉会館で公開講座「明日からのホームヘルプサービスwith you」を開く。広く組織をPRしながら会員を増やすことが狙いで、一般の人にも参加を呼び掛けている。入場無料。
 この組織は、介護保険制度がスタートして4年目を迎えた今年の5月に設立。仕事のことで相談する人もなく、介護の勉強の場も少ないことで悩んでいたホームヘルパーが集い、仲間同士で相談し合い一緒に勉強しながら、互いに高め合うためにつくった。ホームヘルパー同士のネットワークは県下で初めて。社会的地位の確立も目指している。

7月に開かれた介護技術研修会2

 現在、会員は四日市・鈴鹿・津・松阪を中心に約100人。互いに情報交換するための会報「ネットワーク通信」を6月に発行したほか、介護技術を養うための研修会を7月に2回、8月に1回開いて交流を深めている。
 今回の公開講座は会報、研修会に続く第3弾目の活動。講師に日本初の男性ヘルパー・森永伊紀氏(東京在住)を招き、「ヘルパーが生き生きと働き続けるための1000の方法?研究の取り組み」と題した講演を聴く。また現場の医師や障害者、その家族らがパネラーとなったディスカッション「ホームヘルパーに望むサービス」も開く。問い合わせは事務局=電話0593(82)8493=まで。



温故知新を感じるギャラリー
「惠庵」が関町にオープン

関町 「惠庵」 1

 先月18日、鈴鹿郡関町中町の旧東海道関宿の町並みに、地元作家の作品と食事が楽しめるギャラリー「惠庵(めぐみあん)」がオープンした。
 津新町駅近くにあったギャラリーを、オーナーの中村幸生さんが「古い関の町並みを生かした生活空間の中で作品と料理を楽しんでもらいたい」という思いで移転オープン。関宿旅籠資料館の隣にある旧家の造りを生かしてギャラリーに改装した。母屋とは別に、中庭には骨董品が展示された茶室、奥の蔵では、着物をリフォームした洋服などを展示販売する。
 料理は「うなぎ丼(1000円)」など、地場のものや関西、伊勢方面の旬の食材が味わえる。夜はゆっくりとお酒を楽しめるよう、日本全国の名酒を揃える予定。

関町 「惠庵」 ギャラリー

 手作り家具作家で、同ギャラリーの家具も手がけた廣木勝司さんは、「旧家の生活空間を生かして、訪れる人を癒せるようなギャラリーにしたい。人も作品も『温故知新』を感じ取ってくつろげる交流の場となれば」と語る。
 今後は染め織り体験もできる工房も計画。お土産として、関の地蔵菩薩に因んだキャラクター商品「関の小地蔵さん」の煎餅や団子、オリジナルグッズも販売する。
 営業時間は午前11時〜午後2時・午後5時〜午後9時30分。火曜定休。問い合わせは同ギャラリー=電話0595(96)0022=まで。



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