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Home > さんさんバックナンバー > 2003.1.3 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

さんさん【3面】

【ぶらりお家散歩道】
亀山市みずがき丘・村垣
低アレルギーを目指した木の家


亀山市みずがき丘・村垣

 今回訪れた村垣邸は、昨年11月に完成したお宅。ログハウスでありながら、在来工法を採用した珍しいつくりが特徴となっている。
 「30歳までに家を建てたかった」と言う家主の村垣直幸さん(29)は、奥さんの奈津代さん(28)と友哉君(2歳)の3人家族。2年前にマイホームの建築を思い立ってから、大手の住宅展示場巡りを繰り返してきたという。「初めはログハウスなんて全く考えていなかったのですが、知り合いの紹介で見に行った木の住宅が印象的だったんです。それ以来、どうせなら人と違う家にしたいと思い、木にこだわった家を建てることに決めました」。
 直幸さんのアレルギーも木の家を選んだ大きな理由だったという。「主人がハウスダストや接着剤が駄目だったので、設計をお願いした新木家さんの『健康住宅』という考え方に惹かれたんです」と奈津代さん。化学製品を使用しない糊などを使用し、シックハウスの原因となる要素を極力抑えた。
 また、以前住んでいた家が日当たりが悪かったので、今回は日当たりの良い家をという思いも強かった。1階・2階共に大きく窓が取られ、家全体が明るく暖かい印象となった。家の特徴ともなっているのがふんだんに使われたカナダ産の太い木材。設計士も「注文したものより太いのではないか」と驚いたという。在来工法で建てられているので、あまりログハウスという印象はないのだが、この太い柱や梁の迫力で、やはりこれはログハウスなのだと気付かされる。1Fはワンフロアで段差のないバリアフリーなつくり。キッチン・リビング・和室に視線が通る。元気で目が離せない友哉君への配慮だ。天井も高いのでフロアの開放感も高くなっている。
 「建築中は週に2・3回は足を運びましたが、間取り・建て方などの基本的な指示だけをして、あとは全てお任せしました。でもそれが大正解で、周りの皆さんのおかげで自分が思う以上の家になりました」と直幸さん。粘り強く足を運んだ、建設会社選びが理想的な形で結実したといえる。



【銘木をめぐる】
尾鷲市北浦町・尾鷲神社の夫婦楠
道路へ身を乗り出すように伸びた巨木

尾鷲市北浦町・尾鷲神社の夫婦楠

尾鷲市北浦町・尾鷲神社の夫婦楠。神社の境内から道路へ身を乗り出すように伸びた巨木。1636年(寛永13年)、紀州藩が山林の保護を目的に公布した『奥熊野山林御定書』では、当時すでに幹周囲5m70pであったことが記録されている。大正2年発行の『大日本老樹銘木誌』では8m40p。そして現在は9mを超えるまでに成長した。尾鷲の自然が育んだという表現がふさわしいこの銘木は、昭和12年に県の天然記念物に指定されている。
 1707年(宝永4年)に大津波、昭和41年の3日間に及ぶ火災、多くの大枝が折れた平成2年の台風19号など、数々の災害を受けながら、その枝振りは少しも疲れを感じさせない。熊野古道馬越峠下に位置し、巡拝者をその威容で迎えている。



【花式】
VOL.28 BONSAIの人気

BONSAI

 11月の下旬に1週間ほど、ニュージーランドへフラワーショーとガーデンセンターの視察に行ってきました。色々面白いものが見られたのですが、ガーデンセンターでは様々な花木や宿根草の苗に混じって盆栽がたくさん並んでいました。今回のニュージーランドでもそうでしたが、海外の国でガーデンセンターに行くと、必ずと言ってよいほど、盆栽が目に付きます。もちろん、それほど本格的なものは並んでいませんが、ひとつのコーナーとして陳列されているのを見ると、安定した人気の高さがわかります。「BONSAI」という名前も、ジュウドウやカラオケと並んで、世界共通語となっています。アメリカに行っても、ヨーロッパに行っても、果てはタイのようなアジアの国でも「BONSAI」が並んでいるのを見ると、日本人としてちょっと誇らしげな気がしてくるものです。イングリッシュガーデンなど、海外の園芸を取り込むのに一生懸命になっている日本の園芸界ですが、世界で認められている日本発の園芸文化として、盆栽にももっと注目すべきかも知れませんね。



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