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−自動車検査官とはどういうお仕事でしょうか
皆さんの車の検査をする仕事と考えていただけば大筋で間違いありません。ただ検査業務が終わってからも、法令や機械の情報収集や残務整理などを行い、仕事が夜半まで及ぶこともしばしばです。5時になったら終了という一般の公務員のイメージとは少し違う仕事です。また時折、事故車の検証などを行うこともあります。
−仕事で沢山の車を見てきて、昔と今で変わったことなどはありますか
昔の車は今よりも機械的に分かりやすかったと思います。現代は様々な技術が盛り込まれた車が出てきていますから、それぞれが情報を収集することが必要になりました。また、テールランプを透明なものに違法改造している車など、ユーザーが違法だと認識していないケースも目に付くようになりました。
−仕事の楽しい点・苦労する点など教えてください
強いて言えば、普段街中では見ることができない珍しい車を見ることができることでしょうか。今日はベンツのトラクターなどというものもありました。最初の頃は、こんな高級車を叩いて検査して良いものかと思ったこともありました。車が好きな人には理想的な環境だと思います。
苦労するのは、たえず進化し変化するメカニズムや法令などの知識が求められる点です。特に最近は、違法なのか合法なのか判断の難しいグレーゾーンの改造と出くわす頻度が増えたので、『スピード』と『正確な判断』という難しい両立を要求されることも多いです。
−今後の目標・豊富などお聞かせ下さい
自動車検査官は、車検の合否を最終決定する責任の大きい仕事です。更に知識を深めて、後輩や訪れる方々から頼りにされるような検査官になっていきたいと思っています。
−県内のドライバーに一言
車の運転・整備は常に自己責任です。車のタイヤの摩耗具合やオイルの状態など、簡単な点検は自分でも行う意識を育てていただきたいと思います。車の整備も道路交通法と同じくらいに知っていただきたいですね。
profile
自動車検査独立行政法人・中部検査部・三重事務所所属。愛知県豊田市出身。西三河の陸運支局から昨年4月に三重に転属。現在久居市在住。31歳。趣味は映画鑑賞と読書。学生時代から機械を専攻。自動車検査業務に携わって今年で8年目。
【自動車検査官という仕事】
津陸運支局は行政改革により昨年7月に一部、行政法人化され、自動車検査独立行政法人・中部検査部・三重事務所となった。現在9名の人員で1日平均300台の車の検査にあたっている。多いときには500台近くの車が訪れる検査場で、次々にブレーキやライト、ガス、下回り等の検査を行っていく。妥協のない厳しい視点が車社会の安全を支えている。
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