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Home > さんさんバックナンバー > 2002.2.7 > 4面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【4,5面】

いろいろ仕事や家事に追われて、慌ただしく毎日を続けている人が多い昨今。
たまには家族連れやカップルで、ちょっとリッチな食事をして息抜きといきたいものです。
その代表格といえば、やはりフランス料理。多様なソースを使った清楚な料理は、見るだけでも心が洗われます。
口にすれば複雑な味わいがいっぱいに充満して、幸せ気分に浸ることができます。
三重県下のフランス料理店を4店紹介します。


「懐かし、新らし」の演出
津の「レストラン東洋軒」


レストラン東洋軒

 津市丸の内レストラン東洋軒は昭和3年開店。当時からの伝統の味とスタイルを守りながら、「懐かし、新らし」をテーマに現在のフレンチの潮流を東洋軒流に、地元三重県の人に合うようにアレンジして提供しています。「季節のコース」はそれらをひとつの形にしたものです。
 2月末までは「冬コース(3,800円)」。前菜の“贅沢な魚介のオープンラビオリ”は、新鮮な魚貝類とパスタがぴったりの相性。“赤ピーマンのソルベ”はオレンジの風味がマッチ。どちらも冷たくさっぱりとしたおいしさが魅力です。その後“牡蠣のチャウダ−”のコクのあるスープとぷりっとした牡蠣が優しく温めてくれます。

レストラン東洋軒


 メーンの“フランス産マグレ鴨のロティ”は、フォンドヴォライユとオレンジをあわせたソースと添えられているヘーゼルナッツを一緒に口にすると、なんともいえない香ばしい肉の風味が、皿に少し添えられている塩と胡椒では、肉のうまみを味わえます。またメーンは、東洋軒伝統の伊勢海老だしソースの“伊勢海老と魚介のブイヤベース”を選ぶことも。

デザートはかわいいアレンジで、ココア風味のサバランはフレッシュベリーソースとの相性ぴったり、練乳のアイスクリームもコクのある味わいが口の中でさっと溶けます。
 この他にも、伝統のスタイルを大切にした通常のコースメニュー(6,500円)や洋食コース(3,000円)、ランチ(1,600円)、ブラックカレーなど各種単品料理も味わうことができます。また、レストランウェディングも好評です。
 営業時間は11:00~14:00(オーダーストップ)、17:00~20:30(オーダーストップ)。津市丸の内29‐17。予約と問い合わせ、電話059(225)2882。


箸で気軽に食べる仏料理
鈴鹿の「伊万里」


鈴鹿の「伊万里」

懐石風フランス料理店「伊万里」は鈴鹿市立図書館のすぐ西側。白色を基調にした店内は、伊万里焼の大皿や絵画を飾ってシックな雰囲気。料理を彩る食器は全て伊万里焼で統一、華やかさも演出しています。料理は何といっても素材のよさが自慢。メーンのコース料理を引き立たせるため、メニューは四季感あふれる月替わり。常連客の舌も堪能させてくれます。
 コース料理は3000、4000、6000円の3コース。前菜から始まりスープ、魚料理、肉料理、デザート、サラダ、パンかライス、コーヒーか紅茶。1時間ほど掛けて出てきます。会話を楽しみながらじっくり味わえます。
 昼の限定メニューは2000円から。前菜、スープ、サラダ、パン、デザートと好きな一品を選べます。また今年から夜だけのミニコースも用意。2000〜3000円で食べられます。

鈴鹿の「伊万里」


当初からフランス料理を気軽に箸で食べられる店としてオープン。食器をあえて伊万里焼にしたのは、その和洋のミスマッチを調和させるため。料理が伊万里焼の鮮やかな色柄に負けてしまいそうでためらったが、立体的な盛りつけで解消しています。出される一品一品の『造形』も楽しみの一つとなっています。
営業時間は午前11時〜午後2時(オーダーストップ)、午後6時〜9時(同)。水曜定休。30台駐車可能。団体客は40人までOK(要予約)。鈴鹿市西条6丁目105・サノオフィスビル1F。電話0593(83)7560。
 【写真は「オマール海老のスズキ包み白ワイン煮」(手前)と「子羊のロースト・ホアグラのパイ包みキノコのソース」】


新鮮な食材と豊富なワイン
松阪の「ビストロレジョン」


松阪の「ビストロレジョン」

松阪市大黒田町のフランス料理店「ビストロレジョン」(高野敏克さん経営)は、一昨年の四月オープン。志摩地方で捕れた魚、松阪近郊で無農薬栽培された野菜など、新鮮で安全な材料を使った日替わりのランチやコース料理で早くも人気店になっています。オーナーシェフの高野さん(33)は、熱海、津、松阪市など料理店で十四年間修行。その間、十八歳と二十一歳の時、ヨーロッパに二カ月滞在、フランス料理やイタリア料理を食べ歩き、その味を自分の舌で覚えてきたベテラン。
 家庭的な温かい雰囲気を演出したという店内は、白木のテーブルに籐いす、少し赤みがかった白壁で、明るい落ち着いた内装。リピーターには声をかけて、気楽なムードづくりにも心がけています。

松阪の「ビストロレジョン」


 メニューはAランチ(千円)、Bランチ(千二百円)、ビストロランチ(千八百円)、レジョンランチ(三千円)など、ディナーーは洋食コース(千四百円)、ビストロコースA(千八百円)、おすすめコースA(三千円)、ステーキコース(三千五百円)、シェフおまかせコース(五千八百円)などがあります。
 このほか鮮魚料理(千円から)、和牛ロースサラダ(千三百円)などの単品メニューもあり、特に志摩の漁港直送の魚を使ったカルパチョ(千円から)が人気。ワインセラーもあり、豊富なワインの品揃えも特徴になっています。営業時間は午前十一時から午後二時。午後五時から十時。定休は水曜日。問い合わせは同店=電話0598(21)2232=まで。
写真はエビとヒラメのポアレ



ハーブ・野菜にこだわったヘルシー料理も
津の「ラ・パルム・ドール」


津の「ラ・パルム・ドール」

九十七年に人気テレビ番組「料理の鉄人」に出演し、「塩の魔術師」と呼ばれた後藤雅司さん(39)が、地元津市でフランス料理レストラン「ラ・パルム・ドール」の営業を開始した。フランス留学、ホテルの総料理長と、妥協を許さない厳しい姿勢で、料理人としての目標をクリアしてきた後藤さんだけに、出される料理も折り紙付きだ。店のスタッフもそんな後藤さんの姿勢に惹かれ、ついてきた者ばかり。安心して洗練された料理とサービスを味わうことができる。
四月のオープンを前に、周囲の意見は「絶対に失敗する」がほとんど。自分についてきてくれたスタッフのことを考えるとどうしても不安になる時もあったという。しかし、ふたを開けてみれば、五月末までは予約で一杯の状況。昼は主婦層、夜はカップル達と連日満席の賑わいを見せている。「色々な逆境にかえって反骨心に火がついたんです。自分の意志を通して前向きに踏み出したので、どんな結果になっても納得できます」と後藤さん。
 用意されたメニューの内容は、その日仕入れた素材の優劣によって変わる。定番料理に甘えない「常に変化のある店」だ。ハーブ、有機野菜、無農薬野菜を使い、ボリュームと満足感を保ったままカロリーを抑えたヘルシーなフランス料理に仕上げる。こってりとカロリーの高いフランス料理のイメージが一新され好評だ。五十席の店内は、九月からレストランウエディングにも対応予定。
 「最後のデザートまでお客様に満足していただける料理を提供していきます」と後藤さん。今県内で最も注目を集める店といえるだろう。
 津市一身田大古曽一三二五−一。
営業時間 ランチタイム午前11:30〜午後2:00、カフェタイム午後2:00〜5:00
午後5:00〜6:00は中休み、ディナータイム午後6:00〜9:30(ラストイン)(日祝日午後8:30)。
月曜定休日。電話059(232)8500。



【花あるき 】
樹花工房
オリジナルアレンジのブーケ


オリジナルアレンジのブーケ

 「未晒し蜜ロウワックス」は、100%天然素材でできた木製品用のワックス。材料は、ミツバチが巣を作るとき体内から分泌する無漂白の蜜ロウと、昔から木製品の艶出しや耐水目的に使われた荏ゴマ油。身体にも環境にも優しく仕上がっている。

オリジナルアレンジのブーケ


 製品は、蜜ロウと油の濃度の違いでA・B・Fの3つに分かれ、施工に関しては一度塗りで良いため、木製品の保護に手軽に取り組むことができる。塗った後は、木の風合いそのままに落ちついた感じに仕上がる。そのため無垢材で仕上げている住宅などにおすすめ。1リットルで約70uが目安。1リットル7,800円、4リットル27,800円、18リットル108,000円。
 問い合わせ、〒519-3921尾鷲市賀田町105番地、小川耕太郎∞百合子=電話05972(7)3361、ファクス05972(7)3390、Eメールmiturou@basil.oc n.ne.jp=まで。



【酒Style】
多気町・河合英彦さん
鉾杉しぼりたて生原酒をロックで楽しむ


鉾杉しぼりたて生原酒をロックで楽しむ

多気町の河井英彦さんのおすすめの酒スタイルは、鉾杉の「しぼりたて生原酒」をロックで飲むこと。
《レシピ》
鉾杉しぼりたて生原酒、氷、塩
《作り方》
@グラスのふちにお酒を塗り、塩を少量つける。Aグラスに氷を入れ、酒をそそぐ。
 「季節を問わず楽しめるスタイルです。フレッシュで甘口の濃厚なお酒を、さっぱりとしてすっきりとした飲み口にできます。もともとのお酒を楽しんでから、試すと趣が違って良いですよ。でも、飲み過ぎには注意が必要です」と河合さんでした。



【雑貨サークル】
こだわりの雑貨を
東京や神戸からも
亀山の「ヴァニーユ」


ヴァニーユ

 亀山市東町の雑貨屋「ヴァニーユ」は、お洒落で可愛い小物や、体に優しい焼き菓子などが並ぶOL・主婦に人気のお店。
 平成八年のオープンから今年で五年目。PRなどをせずとも口コミで広がる人気の秘密は、東京や神戸まで足を運び仕入れるこだわりの商品の数々。店名の「ヴァニーユ」はフランス語で「バニラ色」の意。その名の通りの優しい色使いの店内には、東京や神戸の有名店の無添加のお菓子、一点物の作家のアクセサリー、鞄、食器、フェアトレードグッズなどが所狭しと並び、見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれる。
 最近の人気はアランジアロンゾのキャラクター商品。県内ではここだけでしか扱っていないこともあり遠方から訪れる人も多い。
  「雑貨屋巡りが大好きなので神戸などに何度も足を運んで、他の店では扱っていないものを仕入れています」とオーナーの坂倉照朗さん。奥様のともこさんも「オリジナルのラッピングを研究中です」とこだわりの店作りに妥協は無い様子。
二人のこだわり商品が並ぶ店内を訪れれば、自分のお気に入りにもきっと出会えるはず。
また、「ヴァニーユ」では個人の手作り品の販売、メールでの新商品紹介なども行っている。
詳しくはホームページwww.zakkaya-vanille.com
営業時間午前十時半〜午後七時半。木曜定休。問い合わせは電話05958(2)0851。



【おでかけSPOT】
桑名の六華苑
鹿鳴館を彷彿させる明治・大正期の洋館


桑名の六華苑

 まだまだ寒い日が続きますが、よく晴れた日にゆったり憩える近場のお出かけスポットを紹介します。
 桑名市桑名鷹場の揖斐川右岸沿いにある六華苑がそれです。桑名の山林王・諸戸清六邸として大正2年に完成。諸戸家から寄贈された洋館・和館の建物群と、日本庭園で構成され、桑名市が整備して平成5年から一般公開しています。特に洋館は、明治期の鹿鳴館を設計した日本近代建築の父、ジョサイア・コンドルが手がけ、地方に唯一残る建造物。全体にシンプルなデザインですが、4階建ての塔屋は存在感があり、曲面ガラスは見事な造るです。国の重要文化財に指定されおり、ゆっくり見学したい施設です。

桑名の六華苑

洋館に併設された大規模な和館には、畳廊下と板廊下に挟まれた和室5室が続きます。この和館も国の重文に指定されています。 そして広大な敷地に配置された「池泉回遊式」の日本庭園も見所です。洋館・和館の南側に広がり渓流、滝、池、出島、築山などが配置されており、のんびりと散歩するのに最適です。国の名勝に指定されています。入苑料は一般300円、中学生100円、小学生以下は無料。開苑時間は午前9時〜午後5時。2月の休苑日は12、13、18、25日。3月は月曜日と22日が休苑。なお4月には、北西隅にレストハウスが完成予定。電話は0594(24)4466。



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