【ぶらりお家散歩】
伊勢市・前芝邸
自然にこだわった家づくり
ワンフロアで自然なコミュニケーション
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伊勢市一之木、レッドシダー材とアルミ壁を用いた赤と白のカラーが印象的な前芝邸は、自然素材を豊富に使って建てられたお宅。家主は前芝克彦さん、文路さん夫妻。宏亮(こうすけ)君(小2)、佑哉(ゆうや)君(4歳)、成紀(なるき)君(1歳半)の男3人兄弟の賑やかな5人家族です。
アメリカの大学院で知り合い結婚した前芝夫妻。克彦さんは銀行で外国為替取引担当、文路さんは英語教師としてお互い語学力を活かして生活してみえます。
「床には柔らかい北米のホワイトパイン材を使いました。傷は付きやすいですが、優しい肌触りで気に入っています」という1Fフロアは、リビングルームやキッチンが見渡せるワンフロアなつくり。全体にLの字形の配置でリビングやキッチンが1つ1つのゾーンとして認識できるようになっており、それぞれがしていることが煩わしく感じないように工夫されています。「以前住んでいたアパートでは、細かく部屋を仕切って、かえって使いづらかった反省を活かしました」と文路さん。パソコンが趣味の克彦さんは専用スペースを設けたいと要望。どうせ子供たちも一緒にするのだからと長いカウンター状のテーブルを設置しています。
もう一つ、この家の大きな特徴となっているのが母屋の横に佇む蔵の存在。元からあった大正時代の蔵を修復する形で残しました。トタンを外して土壁と漆喰を補修。瓦は痛みの少ないものをそのまま使用しています。修理の際に、塗り込められていた古い窓が出てくるハプニングもあったそうですが、真新しい外見と内部の古い佇まいが調和した素敵な離れになりました。文路さんは子育てでお休みしている英語教室をここで再開したい考え。書斎にしたいという克彦さんと綱引き中のようです。
リビングに置かれたの薪ストーブも家を建てる時から入れることを決めていたアイテム。ボーイスカウトをしていた克彦さんは火をおこすのはお手のもの。家中に自然な火の温かさが充満する設計です。
玄関前のモチの木とキンモクセイの木も、この家の自然のイメージを強調している大きな存在です。「切ることも考えましたが、話し合って残すことにしました。子供も家に大きな木があるとうれしいようです」。木の香りが迎えてくれる心安らぐお家です。
A:右手が母屋、左手に蔵。
B:古い梁を活かした蔵の内部。
C:1Fのワンフロア。キッチンからリビ ングや玄関が見通せる。
D:2Fの子供部屋は各面に窓が設けられ 明るい。将来は仕切を入れる予定。
E:カウンター状のパソコンスペース。
F:リビングに置かれた薪ストーブ。
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【Gardening】
来春用に球根の植え付けを
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寒い冬が来る前に、来年の春に花を咲かせる球根を植えましょう。キュートな形と色が人気のムスカリで、球根ならではのコンテナ植えをご紹介します。
最近では日本でもたくさんの種類の球根が手に入り、チューリップひとつとっても、原種のものやパーロット咲き、フリンジ咲き等の珍しい品種が出回っています。
タルダ、リトルビューティー、ターケスタニカ、ライラックワンダー等の原種のチューリップは、ロックガーデンの中に植えると雰囲気が出ます。石と石との間に球根を植えます。深さは球根の2倍、水はけの良い日の当たる場所へ。
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【銘木をめぐる】
亀山市野村町の椋の木
シーボルトも感心した一里塚
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亀山市野村町の一里塚のムクノキ。東海道の一里塚は県内に12カ所あったが、現存するのはここだけ。一里塚の成り立ちについては諸説があるが、徳川三代将軍徳川家光が「一里塚に余の木を植えよ」と指示したものを、耳の遠い家臣が「エノキ」と聞き違え、更にエノキによく似たムクノキが間違えて植えられたというユニークな説もある。
「大きな街道沿いに里程が非常に正確に示されている。すなわち道の真ん中に桜、エノキあるいは松を植え、里程を表している」。こう記したのは1823年から6年間、長崎に滞在していたフォン・シーボルト。江戸への旅に出た際、この付近で目にした一里塚に感心して記したといわれている。
昭和28年から木の下で和菓子屋を営んでいる「木平製菓舗」の2代目店主、木平悟さん(49)は、「小さい頃からこの木を見て育ってきました。10年程前に樹木医に見てもらってから葉が大きくなり、春先には白い小さな花が咲きます。毎年この季節は枯れ葉の掃除が大変ですよ」と語る。
趣ある亀山の町並みの一部として地域で親しまれている。
所在地:亀山市野村町
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【花式】
VOL.26 洋ランはエッチな花?
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毎年、冬のギフトシーズンが近づくと、園芸店の棚には華やかな洋ランが目立ち始めます。シンビジューム、カトレア、コチョウランなど、気品のある高貴なイメージの洋ランは、冬のギフトとしてイメージもぴったりです。英語ではオーキッド。この英語の響きもどこか高貴な雰囲気が漂います。しかし、この言葉の語源をたどっていくと、実は、洋ランってとってもHな花だったんです。オーキッドの語源はラテン語のオルキスで、実は男性器の意味。もともと、ヨーロッパに自生する小型のランに付けられた名前なのですが、丸い球根が二つ並んでできるところから、こんな名前が付けられたのです。ちょっとびっくりですね。
それだけではありません。あまりたくさんは作られていない種類ですが、白い花がアーチ状に下垂するセロジネというランがあります。この名前も英語に直すと、女性器を意味する言葉からできていることになるそうです。
昔は日本中いたるところの野山に生えていた春蘭(シュンラン)にも同じようなことがあります。地方によってはジジババと呼ぶのですが、その由来が花の形から来ています。花の中に、つまりは男性の部分と女性の部分があり、それをストレートに呼ぶのを避けて爺・婆と表現するとか。
こんな事を知ってしまうと、ランの花を見つめるのがちょっと恥ずかしくなってしまいそうですね。
文:(株)赤塚植物園 倉林雪夫氏
http://www.akatsuka.co.jp/
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