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Home > さんさんバックナンバー > 2002.11.7 > 2面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

【ハタラクヒト】
日本棋院棋士  奥村 英夫さん
次代の棋士育成に尽力


日本棋院棋士  奥村 英夫さん

―奥村先生が囲碁を始められたのはいつ頃ですか
  歳の頃です。新聞で目にした少年囲碁大会の記事がきっかけでした。囲碁を始める年齢としては遅かったですね。

― 歳で始めても遅いものでしょうか
 そうですね。トップ棋士というのは4・5歳の頃から碁で遊んでいるような碁のエリートばかりです。遅れて始めた者が、そういった人たちと互角に競い合っていくのは、中々難しいものがあります。とはいえ、私の場合、好きで始めた囲碁ですから途中でやめたいと思ったことは一度もありません。

―棋士として重要な要素とはなんだと思われますか
 才能と環境、そして努力の3要素だとよくいわれます。一番重要なのは、やはり生まれ持った才能だと思いますが、後天的に得たもので補えるという人もいますし、確かなことがいえることではありません。
 ただ長年、院生の師範として多くの棋士を見てきた実感として、才能の差というものの大きさは確かに感じます。勝負に対する気力も大事です。

―現在、子どもたちの間で囲碁が大変な人気ですね
 ええ、碁を題材にした漫画の影響が大きいですね。私の囲碁教室も子どもの生徒で一杯です。お爺さんと子どものコミュニケーションが図れるなど、大変良い状況が生まれていると思います。

―三重県内の囲碁界の情勢はいかがですか
 県内でも若年層に期待できる棋士が育ちつつあります。今年8月に行われた全国少年少女囲碁大会の小学生の部では、県内の小学5年生の子が優勝して注目を集めました。私も彼の指導を見守っている1人ですが、将来が期待できる才能だと楽しみにしています。

―奥村先生の今後の目標などお教え下さい
 県内の子どもたちの育成に力を入れて、囲碁の更なる普及の一助になればと考えています。

profile
 名古屋市出身。桑名市大山田在住。53歳。日本棋院棋士7段。趣味は囲碁と読書。現在、桑名市の囲碁クラブで子ども囲碁教室を主宰し、後進の育成に力を注いでいる。

 【週末の囲碁クラブで囲碁に熱中する子供たち】

週末の囲碁クラブで囲碁に熱中する子供たち

 少年漫画「ヒカルの碁」(集英社刊)の影響で囲碁を楽しむ子どもたちが全国的に増えている。県内の囲碁クラブでも子どもを対象にした囲碁教室が設けられ、多くの子どもたちが碁盤を前に真剣な表情で考える姿が見られる。

週末の囲碁クラブで囲碁に熱中する子供たち

 プロの棋士になるには、まず試験に合格して院生になることが必要。その中から更に試験に合格した者がプロ棋士となる。プロ棋士になることができるのは毎年全国で6人程。才能と努力が要求される狭き門。



【TOPICS】
「与 勇輝展」古き良き郷愁を表現
近鉄四日市店で12日から開催

与 勇輝展」
与 勇輝展」

今月12日から18日まで、近鉄百貨店四日市店5階催場で、増床グランドオープン10周年記念「与勇輝展」が開催される。この展覧会は、古き良き日本の郷愁を表現する人形作家として知られる、与勇輝氏の代表作や最新作など約120点の作品を展示するもの。古い木綿布を素材に、ボタン、草履にいたるまで、丹念な手作業で仕上げられた表情豊かな人形たちは、「布の彫刻」とまで呼ばれ高い評価を受けている。12日・17日・18日には与勇輝氏によるサイン会も予定されている。
 入場料は一般・大学生800円、高校・中学生600円。小学生以下無料。問い合わせは近鉄四日市店=電話0593(53)5151=まで。



10日午後9時〜午後4時
津市「一身田寺内町まつり」

一身田寺内町まつり

 来る10日(日)午前9時〜午後4時(小雨決行)、津市一身田町の寺内町周辺を会場に「一身田寺内町まつり」〈主催:津地区広域行政事務組合〉が開催される。一身田といえば、真宗高田派本山・専修寺がある寺町で、毎年1月に行われる「お七夜」が有名だが、全国的にも珍しい環濠を有した町割りで造られた「寺内町」でもある。いまも残る古い濠や建物、路地など歴史・文化的価値が高い町並みをもっと知ってもらおうと、この祭りは平成10年にスタートした。
 当日は、子どもみこしやブラスバンドのパレード、各種展示、映画会、各種教室、フリマ、特産品販売、演奏会、高田本山宝物館開放など盛りだくさん。寺内町を訪れる人たちの散策拠点となる「一身田寺内町の館」も祭りに合わせて新たにオープンする。また、8〜10日〈午前10時〜午後5時。初日は午後1時〜。最終日は4時まで〉にかけて高田青少年会館2Fを会場に、同祭の協賛イベントとして「素顔の寺内町写真作品展」も開催する。町の風景、そこに暮らす人々を捉えた力作が40点揃う予定。祭りの問い合わせは、津市市長公室政策課=電話059(229)3101=まで。


女声合唱団「エコ・ソアーベ」10日にリサイタル

 亀山市内の主婦を中心にした女声合唱団「エコ・ソアーベ」(松尾道子団長、団員26人)は10日午後2時から、亀山市文化会館で結成25周年を記念したリサイタルを開く。今回は初めての試みとして、団員が浴衣姿で組曲「月と良寛」を、ミュージカル風に動きある歌として披露する。
 リサイタルは2年に1度の発表会。団員は全員張り切っており、組曲「みえないもの」や、「ある愛の詩」「グリーンスリーブス」「慕情」など思い出の映画音楽6曲を熱唱する。
 注目の組曲「月と良寛」は、指揮者を務める三重オペラ協会会長の碓井士郎氏が良寛となり、表現力豊かな舞台として発表する。
 入場料は800円。問い合わせは松尾団長=電話05958(2)1033=まで。
【写真は「月と良寛」の練習に励む団員=亀山市文化会館で】


白木造りの絶景露天風呂が完成
相差・老舗のくつろぎ「潮美館」

潮美館

 南鳥羽相差町の「老舗のくつろぎ潮美館」にこのほど、眼前の太平洋から的矢湾までぐるっと見渡せる絶景露天風呂が完成した。檜風呂を白木塀と庭園で囲み、夜は幻想イルミでムード満点。早くも宿泊客の大人気となっている。
 地元の海から捕れるタイ、ヒラメ、伊勢エビ、アワビ、ウニなど豊富な漁獲で知られる相差。同館はこの相差で昭和37年に創業。新鮮な魚が安く美味しく食べられる所として、大阪、神戸などから食通が押し寄せるブームをつくった。
平成6年に1階パブリック、同10年に全客室をリニューアル。そして今回、5階屋上の雄大なスペースに「伊勢志摩で3本の指に入る美しい露天風呂」(若女将上村菊香さん)を建設した。
海から昇る朝日や月を望むことができるこの露店風呂は、男女別の湯舟があり、宿泊客が自由に入れる。しかし、午後7時半からは貸し切り制になり、男女それぞれ30分2000円。
 同館では、露天風呂オープンを記念して「大満足プラン」を企画。伊勢エビ、豪華舟盛り、車エビ躍り食い、ウニ入り磯飯、タイのカブト煮などが付いた一泊2食で一人1万円(5名以上)からのサービス料金を設定している。 問い合わせ=電話0599(33)6017=まで。



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